志らくさんとのホンネトーク
立川志らくさんとのホンネトーク聞き応えあったね。
ホンネトークというだけあって
志らくさんは勿論のこと、吾郎さん、剛くん、慎吾の三人も真摯に答えくれてるのが
伝わってくる。
志らくさんが談志師匠から教わった
"人間は必ず何かに帰属してるんだ。
だから生きていられる。"
という帰属論。
帰属とは
つき従うこと。その所有となること。
志らくさんには、
"談志は談志に帰属している。だから苦しいんだ。"
と悩んでいた師匠の言葉が頭にずっとあって、
そこで
SMAPって何に帰属してるんだろうか?と考えた結果、SMAPはSMAPそのものに帰属してるんだ。だから苦しむ。ファンはSMAPに帰属しちゃってるんだ。だからファンはものすごく悲しんでるんだ。
に辿り着くのよね。
この論理すごく納得。
少なくとも私は草彅剛につき従ってる。
所有されたいといくら望んでもそれは無理だけど
所有されてると夢見ることくらい、みんなの草彅剛である以上、きっと許してくれてるはず。
SMAPはSMAPに
ファンはSMAPに帰属してる。
ここに辿り着いた志らくさんから問いかけられた
「みなさんは今何に帰属して生きてますか?」
この問いに剛くんは迷うことなくこう言うの。
「僕は二人いてくれて安心しているところあるんで自分はふたりに帰属しているところもあるのかな。
ふたりに挟まれてて。正直ふたりがいてくれて安心というか」
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— ABEMA(アベマ) (@ABEMA) 2021年5月4日
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これは、ふたりに甘えてるということじゃないんだよね。
自分を委ねられるほどの信頼を寄せてるということなんでしょ。
それにしても草彅剛という人は自分に正直すぎるよ。
自分を飾り立てることを決してしないの。
見栄をはることもないしカッコつけようともしない。
ありのままの自分をむきだしにしてそれを決して恥じることがない。
あたりまえのようにさらけ出す。
でもね、どんな人にも大なり小なりプライドがある。
これだけのトップスターであればなおさらそれは強いはず。
なのに、草彅剛という人は、そんなつまらないものに縛られてないのよ。
ましてや、ふたりは仲間であり、同士であり、と同時にライバルでもあるんだけどね。
だから、人気度だったり世の中の評価だったり、視聴率動員数などの表に出る数字だったり、と、比較されてしまう場合も往々にしてある。だから余計にケチなプライドが邪魔してもおかしくないのに、自分はふたりに帰属してるかも、って、しかもそのうちの一人は年下だよ、、さらっと言えるのってすごいよ。
いずれは、自分に帰属できたら。
大スターというかカリスマ性ある人って自分に帰属していくわけで
表現する僕らにとって苦しいことではあるけど憧れでもある。
と、さらに高みをめざしていく草彅剛を心から尊敬します。
そして、トークは俳優論へと続いていく
志らく:『ミッドナイトスワン』を最初CMでみたときにどこかで見たことがある、会ったことがある、でも強烈にこわいという印象を受けた。ものすごくこわい。記憶をたどってもあの顔に会ったことはないんですよ。
あれは自分のなかにあるものなのか?
剛:監督がひき出してくれたんでしょうね。自分とは程遠い感情とか役の気がしたけど。自分のなかに。基本的にそう考えると全部自身なのかな。自分のなかにないものは演じきれないというか。自分でも気付かないけどそういう感情とか気持ちとかあるんだな。みなさんが引き出してくれる。
志らく:なんであんな芝居ができるんですか?
剛:自信なんかない。大丈夫かな、っていつも思ってる。長くやってればいいというものじゃない‥芸とかお芝居とかって。経験じゃないな。前にできても今回できる保証なんてない。そう思う。
"芸事は自信と怯えのバランスがものすごく大事だ。"
志らくさんの持論と剛くんの
自信なんかない。の、言葉が重なって
経験値だけじゃどうにもならないゴールまでの怖さを知ってるからこそ生まれる強さが絶対的魅力となって、役者草彅剛が今ここにいるんだな、としみじみ思う。
そして、
志らくさんが
私の長年の思いを言葉にして3人に伝えてくれた。
"救いどころのない悪いやつをやってほしい。
好感度高い人は自分をよくみせる術を、それは計算だとは思わない、どこか本能でもっている。そんな人が悪いやつをやったらどう見えるか。
感情移入すらできない悪いやつをやってほしい。"
私もどうしようもないクズ人間を草彅剛で見たいのよ。
極悪非道
人を人とも思わないから
平気で人を虫けらのように扱う。
いたぶり、もてあそび、傷つけ、ボロボロになればゴミのように捨て、冷淡に笑い楽しむ。
薄汚い欲望だらけの濁りきった目をギトギトさせながら
地獄の底を這いずり回り、のたうち回って呻き声をあげ続け
闇の中で生きていくしかない腐れ野郎。
その最期はひとりぼっちの野垂れ死。
悲しむ者は誰もいない。孤独で哀れな生涯。
想像が果てしなく広がってく。
志らくさんが3人の配役でみたいと言ったフランシス・コッポラ監督『ゴッドファーザー』
実は私も『ゴッドファーザー』大好き。
ニーノ・ロータ作曲の『愛のテーマ』
この曲が『ゴッドファーザー』の世界観をさらにひろげてくれる。
ニューヨーク最大マフィアの
コルネオーレファミリーには3人の息子がいるんだけど、
アルパチーノが演じた三男は知性に優れ冷静な判断もできる有望な青年だけどその内には冷酷極まりない極悪非道な心を秘めてるの。
長男ソニーは短気でカッとなりやすい。人情にも熱く、感情のままに動くがために、冷静な判断が出来ず、全身に銃弾を撃ち込まれてズタズタに殺される。
次男フレドは気弱で、人をそれも身内を平気で裏切るどうしようもないほんとのクズ。
誰がどの役を演じたら最高に面白くなる?
どの役も三者三様に魅力的だから誰がどの役をやっても新境地が開けるはず。
日本版『ゴッドファーザー』見たいな、私も。
そうして、テレビの世界に話題は移ってく。
テレビの世界は残酷。
急に終わりになった番組もある。
でも、それもいっぱい経験してると少しずつ慣れてくる。
じわじわそんな雰囲気のパターンもあれば
ほんとにいきなりバッサリのもある。
ドラマは3か月とか大河なら一年とか、そこに向かって目標がたてられるけどバラエティーはゴールが見えない。
そんな話をこの3人が普通にしてるのよ。
なんとも言えない衝撃を受け
そこに私は時間の流れを感じたの。
時の経過がこんな冷静な時間を作り出す。
吾郎さんなら
『ゴロウデラックス』
慎吾なら
『スマステーション』
そして、剛くん。
『僕らの音楽』もそう、『ぷっすま』だっていまだに何故終わらなきゃならなかったのか。
誰もほんとのこと話してくれない。
「20年をひとつの区切りとして3月をもって卒業とさせていただきました。」
とテレ朝の編成部長の説明に納得なんか出来るわけないじゃない。
なにが卒業だよ。笑わせるんじゃないよ。
「鶴瓶さんとの番組が2ヶ月くらいでおわって、それがあまりにショックでそれがいちばん最初の
はじめての単独のMCだったので
それ以上ショックなことがないので逆にそのあと楽。なにがあっても。」
この最後に剛くんが言う
”“なにがあっても””
いろんなことが走馬灯のように流れていって万感の思いで聞いてました、私。
確か剛くんが23歳くらいだったとおもうんだけど、はじめてのMC、SMAP草彅剛の看板を背負って始まった新番組
鶴瓶・草彅の夢中宣言『がんばります。』
だけど、期待された数字は伸びず、あまりにもあっけなく番組は終了した。
でもね、この番組が終わったから、ユースケ・サンタマリアとの奇跡のコンビが誕生し、『ぷっすま』が始まるんだから
人生なにが起こるかほんとにわからないね。
そして、自分の不甲斐なさで番組が終わることへの悔しさと情けなさが
今の、
"なにがあっても"受け入れていく強さに変わっていったのだと思うと
無駄な経験はほんとにひとつもないのです。
最後に
夢について語ってます。
「自分の体の中に師匠が入り込んでともに芸について語り合いながら二人三脚で生きていく。それが伝統芸能だと。
談志は私の体にはいりました。
志らく、
そんなんじゃだめだぞ。もっとこうやれよ。と。
70になったら談志を追い出して
どごまで師匠に近づく芸人になれるかな、それを楽しみに生きていきたい。」
こんな、志らくさんと談志師匠の関係性を聞いてたら
以前、雑誌の取材で語ってた剛くんの言葉を思い出しちゃった。
~頭のどこかにつかさんがいつもいて
剛、なにやってんだ。
て声が聞こえてくる。~
つかさんは今も剛くんの中に生きてるんですよ。
そうそう、
微笑ましくなる絶対拒否のお仕事の話も。
慎吾:帯は絶対やりません。アイドルなんで。
吾郎さんは
無くはない。
そして、剛くん。
ぼくもぜったいやらない。わんちゃんの散歩あるし。コミュニケーション大事なんですよ。そこを奪われたくない。
昼間はカフェでランチタイムとかしたいんで。自分の。
夜はトレーニングしたいんで。運動もしないと。汗かきたいしそんな時間を大事にしたい。
慎吾はさすがのパーフェクトビジネスアイドルだし、吾郎さんはなんだかんだで
やらないと言いきったけど、オファーがあれば、受けそうだよね。
剛くんは仕事は勿論大事。だけど愛犬クルミちゃんとレオンくんとの時間もとっても大事にしてる。
愛されてるね、ほんとに羨ましいくらい。