yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

3、11の日に大役を終えて

草彅剛

存在そのものに癒されるのよね。
そこにいるだけで空気が和む。
醸し出す雰囲気が柔らかで優しくて温かい。

周りに変な圧をかけないでしょ。
思わず口元綻ぶような風を吹かせるの。


新人俳優賞の発表で
｢プレゼンターは昨年『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞された草なぎ剛さんです。｣
と、紹介されて出てきたときの歩き方が、手の振りといい、足の運びといい、まるで小学生の行進みたいなんだもん。
かわいすぎだよ。

だからほら、
本来ならばど緊張してるはずの、これからの日本映画界を担っていくであろう若手俳優の方々が皆、会場独特の厳かな雰囲気に呑み込まれずに自然体ないい顔してるもの。
キラキラした瞳でまっすぐにプレゼンターの剛くんを見つめ、頷きながらスッと立ってるその姿の凛々しいこと、美しいこと。


そんな彼らに向けた草彅剛からのメッセージは

｢みなさま、このたびは受賞おめでとうございます。
みなさんが出演されて作品を通して、ひとりでも多くの方の心に元気がわくことを願っております。
僕も皆さんとお芝居する日が来るといいなと思います。
本日は誠におめでとうございます。｣


テレビの前で
ちゃんと言えるかな、とヒヤヒヤしながら見守ってたよ、私は。

よし、いい調子。そのままなんとかがんばって！

と、肩に力がめちゃくちゃ入ったんだけど
剛くんは剛くんで
昨年とはまた違う緊張からか、顔がちょっとこわばってたように見えて、最後の締めの言葉で案の定噛んだけど、それもまた剛くんで
いつもと変わらない彼に逆に安心しました。

と、同時に突っ込みをいれたくなったの。

もうすでにお芝居してる人いるじゃん。

ほら、『青天を衝け』での将軍徳川家茂に孝明天皇。

若いながらも見事な演技力で爪痕を残していった役者魂には感服しました。

特に家茂役の磯村さんは、今回は徳川慶喜として生きてた剛くんの放つ独特のオーラに圧倒されて
挨拶程度の会話しか出来なかったようなので
剛くんから渡された盾を手にして、また共演する機会がありますように、と強く願うのです。

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この日は3月11日。
11年前の今日、あの東日本大震災が発生した、忘れることが出来ない日

テレビでは
カットされてたけど

｢晴々しい舞台なんですが
3、11ということで、日本中の皆さん思うところがあると思います。｣

と、東日本大震災に思いを馳せた剛くん。

剛くんにとってもこの日は
決して記憶から消えることがない１日のはず。

2011年3月11日(金)
剛くんは『笑っていいとも』生出演のあと
ドラマ『冬のサクラ』のロケで
岩手県雫石にある
小岩井農場に向かう予定だったんだよね。

その直前に想像を絶した災害が東北地方を襲った。

こんななかで
撮影を続けるべきか
こんなときに撮影なんかしててもいいのか、
随分苦悩されたと思います。

だけど、今自分達が出来ること、
それは被災された方々の為に
悲しいニュースに不安を募らせてる方々の為に
なにより
東北地方の皆様に少しでも恩返しをする為に
より良いドラマを作ること。

大切な人への想いと命の重さを伝えることで少しでも力になれたら。

そんな決意でスタッフキャスト一丸となって
撮影を終えることが出来た。

あの一本桜の下での撮影は叶わなかったけれど

明日への希望を持って、生きていきたい、生きていこう、
前に進む勇気をくれた、
ほんとにいいドラマだったの。

だからね、このドラマで弟役を演じた佐藤健くんに、
3、11 のこの日に、
昨年最優秀主演男優賞を受賞した剛くんの手から、健くんにトロフィーが渡れぱいいな、
なんて、心のどこかで願ってたんだけど

西島秀俊さん主演の
『ドライブ・マイ・カー』

強すぎました。

潤んだ瞳で、一言一言絞り出すように感謝の言葉を述べる西島さんを見ながら
昨年の剛くんのスピーチを思い出さずにはいられなかったよ｡




そして、剛くんのナレーション。
穏やかで優しい声。人の温もりを感じる声。

その声での淡々と訥々とした語りが
すーと心に染み入って身体中をやんわりとかけめぐる。

ふわっと包み込まれてふわふわいい気分。


なんともいえない安心感。

それでいて、その作品の邪魔は決してしない。

そっと寄り添い支える声。


不思議でしょ、ご本人は誰もが認める国民的スーパースター。
昨年は日本映画界の頂点にも立った方ですよ。

それなのに、この謙虚さ、初々しさ。そして、
誰よりも可愛いじゃないですか。
チャーミングすぎるよ。
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尚且つ

この貫禄にこの余裕よ。
立ち姿も歩く姿も上品で気品ある美しさ。


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草彅剛
まだまだ余白たっぷりで
つっこみどころもあちこちと愛嬌もたっぷり。
その隙間が愛される
痺れるほどのカッコよさ
47歳、まだまだここからです。
天真爛漫、純白の天使は大空を自由に飛び回りますよ。