しんつよ愛の劇場 4月11日
慎吾:4月11日27年目に突入したパワスプでございます|
剛:27年おめでとうだね。
慎吾:そして、こんなにおめでたいニュースをお祝いするのが遅いラジオでございます。
剛:さすがですね。だから27年もできるのかな
慎吾:ミッドナイトスワン最優秀主演男優賞&最優秀作品賞おめでとうございます
剛:ありがとうございます。なんかね、すごくね、栄誉ある映画賞を、これ。あそこの場所に行けるだけでもよかったんですけどほんとにこんな最優秀作品賞そして最優秀主演男優賞いただきまして、これはもうね、焼き鳥食べるしかないね
慎吾:ズコッ
今日フリートークありますかね、あとでまたちょっと聞こうかな、この話はね。
剛くん
そこは焼き鳥じゃなくて
ハニージンジャーソテーでしょ😊
慎吾:あらためまして、ミッドナイトスワンのこと。
日本アカデミー賞の、ミッドナイトスワンが最優秀主演男優賞そして最優秀作品賞受賞したということで。どうでしたか。
観てましたよ。あれ、放送と時間ちょっと違うんだよね。
なんかYouTubeでもやったんですか?
剛:それはね、オンタイムみたいだったね。歩いていくところ。レッドカーペット歩いてるところは
慎吾:YouTubeでも配信されて
剛:そう。いや、ほんとね、貴重な経験でしたね。緊張感もあるんですけど、映画作ってる人たちってユーモラスがあったりするからお祭りみたいな雰囲気も少しあるんですよね。昔のVTR流したりして。なんかすごい昔の人、みんな飲みながらやってたりするのよ、会場で。結構お酒とかも出てたらしいんだよね。そんな昔のVTR見たりした。今年テレビに映ってなくて活躍してる人もこんだけいるんだよ。みたいな紹介だとか。追悼をこめて亡くなられた方、関係者、映画とかの名カメラマンさんとか、俳優さんもそうだけど、そういうのを丁寧に紹介してるんだよね。緊張はするね。したね。周りどこみても有名人ばかりで。まじかよ、みたいな。すごいよね。映画で見たことある人全員、あれ、あの人みたことある、みたいな人がそこらへんにいっぱいいるわけ。なんかさ、映画の世界に入っちゃったよ、みたいな。空気がすごいよかったね。左見ても右見てもやべぇ。と思って。あっ、渡辺謙さんだ、とかさ。
いや、ほんとね、はじめての空気だったね。どうしたらいいのかなぁ、みたいな。普通にしてていいんだよなぁ、と思うけど、やっぱ緊張しちゃうしさ。でもすごくみなさんあたたかくて。浩市さんもこの間ななにー来てくれたりだとか。他の主演の俳優さんもそんなに頻繁に会ったことはないんだけど面識ある方だったからすごく祝福してくれて。
慎吾:つよポンが受賞してからレッドカーペット歩いてるときのみんなの笑顔がすごく素敵だったね。
あそこ、浩市さんがなんか言ってるの、何を言ってたの?
剛:あそこね、あれ、はじめてなんだって。今回受賞した人とかみんなで帰っていくのがはじめてだから。僕もはじめてだから、獲ったらどっちにはけるんだっけ?でもこれ、前に歩いていくんだなと思って。浩市さんとかも待ってようと思って。ほんとは多分僕が少し前にいってそのあとについていくような感じだったんだけどみんなと一緒に帰ろうかな、、みたいに思ったら、浩市さんが微笑ましく
なにやってんだよ、みたいな感じで、もうちょっとお前はやく行かないといけねぇんじゃないの
みたいな感じだったから
浩市さん一緒にいきましょう。なんなら、僕のトロフィー持ちますか?って言ったら
いいよ、いいよ、みたいな感じで。そしたらみんなも笑ってくれて。
慎吾:そうなんだ。きっと、その段取りとしては受賞した人が先頭を歩き、ほかにノミネートされた方々がうしろを歩いていく、みたいな。なんだけどなんとなくみんなを待ったんだね。そしたら浩市さんがはやく行けよみたいな。温かくね、言ってくれての会話だったんだ。あそこ、よかったなぁ。
剛:いや、みんなほんとね、感動したな、ほんとに
たくさん賞あって、ほんとに、はえある賞が。だけどやっぱりね、一番いい賞いただいたというか。作品としてね。ほんと嬉しかったよ。だってさ、みんなうれしいわけだから、作品賞は。このミッドナイトスワンに携わった方
ひとしおというか。みんな嬉しいってこういうことなんだな。衣装さんもキャメマンさんも音声さんもスチールさんも。こんな幸せなことないね。
ほんとはコロナでさ打ち上げもできないし、お祝いできないだけど、気持ち的にはみんな乾杯だよって気持ちだったよね。だからタイミングよくなったら、ここでひとつ約束ができたから、寂しくもないし、次にまた頑張れるかな、と思うし。
慎吾:内田監督はどうでしたか?
剛:すごい握手した。プロデューサーさんと。自分が脚本して監督撮って
ゼロからはじめてるから、それをプロデューサーの方に持っていって打ち合わせして。まだ俳優さんも決まってない時だから。だから、そうだね、ほんとに嬉しがってたよね。心底つくってよかった。って。ほんとね、良かったぁ。
なんか、ほんとに幸せだったね。幸せって急にじゃないけどなんかやっぱり訪れるもんだなって。
慎吾:たくさんの方が観てくれた、劇場に足を運んでくれたみなさんの賞でもあるね、これはね。
剛:そうだね。ほんとに皆さんのおかげだし、それしかないかな。皆さんがいたからあんな大きな舞台に立てたかな。立てたな。
慎吾:すげぇなぁ。これからも楽しみですよね。
剛:クソ野郎じゃ、やりましょ。映画と言えば。忘れちゃいけませんよね。クソ野郎でアカデミー賞いきましょう。
裏話たっくさんしてくれた。
レッドカーペット歩いてくとこ
YouTubeで配信されてたのは剛くんも知ってたんだね。
じゃあ、有村崑さんが
「個人的にはミッドナイトスワン。胸打たれました。最後は嗚咽でした。それくらい引き寄せられる素晴らしい演技でした。」
と大絶賛してたことは知ってる?
私、レッドカーペット歩いてく剛くんの姿見てたら胸が締め付けられちゃった。
和やかな雰囲気のなか、颯爽と歩く姿がほこらしかったよ。
生配信してくださって、嬉しかったー。
受賞式は夜
日本テレビで放送されたね。
そのMCをなさってた坂上忍さんが
「本気で草彅くんのお芝居で泣かせていただきました。すごかったです。」
て話されてたんだよ。
剛くん、知ってる?
そして発表のとき。
「最優秀主演男優賞はミッドナイトスワンの草彅剛さんです!」
シム・ウンギョンさんの声が高らかに響き渡る。
それと同時に、
坂上さんが
「嬉しい。ほんとに素晴らしかったですよ。」
って。まるで私たちの声を代弁してくれたみたいだった。
なにより、周りの皆さんがほんとに温かかった。
浩市さんなんか
剛くんの名前が呼ばれた瞬間、顔をくしゃくしゃにして満面笑顔。
剛くんの言葉を借りれば
見たことある、有名人たちが心からの笑顔と拍手で
壇上に向かう剛くんを見送ってた。
誰もが納得のいく草彅剛最優秀主演男優賞だったんだよ。
トロフィーを持ってみんなの先頭に立ちながらもうしろを振り向きながら遠慮がちに歩く剛さん。
浩市さんが
肩を叩きながら笑顔で
話しかけて、
すだっちも小栗旬さんもにのもみんなほんとにいい笑顔。
そのときの会話を、
受賞式に参加してた方が
"剛くんが浩市さんにトロフィーいります?持ちますか?な仕草をして、浩市さんがいらねぇよ、
と言ってたんですよ"
的なことを呟いてくださってたんだけど
ほんとにそうだったんだね。
すだっちが
ラジオで
そのときのことを
「皆でレッドカーペット去ってくときの空気がめっちゃよくて皆笑顔で草彅さんに拍手送る雰囲気ですごく素敵な時間やなぁ。
草彅さんはずっとすみませんと謝りながらありがとうと言う。腰が低くて」
って話してたこと、剛くん知らないでしょ。
いろんなことが思い出されて目頭が熱くなってきた。
そうそう、坂上忍さんが
草彅くんは最優秀作品賞の受賞が一番嬉しかったんじゃないかな
と言われてたけど
やっぱりそうだった。
"こんな幸せなことはない。"
何回も繰り返すその言葉の重みに私感無量。
ミッドナイトスワンチームの再結成がいつかまたあると信じていいでしょ。
素晴らしい作品は素晴らしい現場から生まれるんだものね。
ほんとにほんとにおめでとう。
あっ、剛くん、
内田監督に、
「有名人多くてすげぇ緊張する」
ってアカデミー賞の会場で言ったんだってね。
監督がね、
その言葉すごく重く受け止めてらして
「あれだけ才能があるんだから有名人がたくさんいるところにまた戻っていただきたい。」と話されてた。
有難いお言葉です。
さあ、次はクソ野郎で
有名人がたくさんいるところに戻ってきてね。
慎吾ちゃんと吾郎ちゃんと剛くんの3人で
アカデミー賞のレッドカーペット歩く姿楽しみにしてる。