yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

なんでそうなるの

f:id:yumipon0524:20200219230323j:plain
幸せそうでしょ。嬉しそうでしょ。
照れもあるかな。
優しさと温もりしかないこのふたりの笑顔、
刻まれた皺に人柄が溢れてる。
同じ匂いがしてきます。


出会いは
剛くん13歳 欽ちゃん47歳

この巡り合わせが草彅剛の人生のターニングポイントになる。
SMAP誕生の鍵を欽ちゃんが握ることになってくるのよね。

でも、このきっかけをつくったのがジャニー喜多川さんだってことはあまり語られていないように思うのよ。

1988年4月新番組のためのオーディションを開催したとき、

「大将、うちにも笑いのセンスがありそうな気がする奴がいるんだ。ちょっと見てくれる?」
そうしてジャニーさんに連れてこられたのがのちにSMAPとなるメンバー。
そのオーディションで
"好きな色は?"
と聞かれて
"澄んだ空の色"

と答えた剛くんの話は有名でしょ。

その答えにスター性を見いだした欽ちゃんは
草彅剛を合格とし、

好きな食べ物はなに?
好きな乗り物はなに?

リハーサル室に毎週末通ってそんな練習ばかりしながら

『欽きらりん530』にレギュラー出演せるものの
2回ほどでSMAPに戻れと番組を降板させて、
結果、CHA-CHAとしてのデビューの話も帳消しとなる。



それから実に32年ほどの
月日がながれ、欽ちゃんとの共演が今回実現したんだよね。

そのときの欽ちゃんの対応が素晴らしいの。
ガチガチに緊張してるであろう剛くんの手をとり、腕を組んで
一緒にお客さんの前に立つ。
そして、自分がこれからいろんな質問をするけどすべて草彅剛と答えよ、と、最初にそう決めたうえでかなりこっぱずかしい質問をする。

誰を見に来たんだろう?
日本の二枚目ナンバーワンは?
3大二枚目俳優の一番は?



剛くんは、照れ笑いしながら、躊躇いながらもすべてに草彅剛と答える。
その時のふたりが

f:id:yumipon0524:20200220050147j:plain

ね、ほんとにいい顔してるでしょ。

剛くんがこの世界にはいって、初めてテレビ出演した当時より確かに歳はとりました。

f:id:yumipon0524:20200220230646j:plain
子供から大人になりました。
大人から高齢者の域に入りました。
でも、ふたりの間に流れる空気は当時のまま。
長い空白を感じさせません。


そして、台本がないアドリブの応酬が始まります。


と、剛くんはコメントしてるけど

台本がないことに実はそこまでビビってないでしょ?
だってぷっすまは、台本あってもないのと同じだったじゃない。
台本なんか見ず現場に来てたじゃない。
あの年末の番組だって
アドリブだって言ってたもん。
最高のツッコミに爆笑しながらも涙したもん。
それ聞いちゃう?いいの?
いろんな感情が瞬時に押し寄せてきて私困りました。

スマスマでも
たくさんコントしてきた。いろんなキャラクターで
笑わせてくれた。

https://youtu.be/FYv1sk23v5o

https://youtu.be/Ae_KuvNRGQ8

などなど。

新入りの巨人も忘れられない。

そして今YouTubeでそのままの草彅剛を見せてくれる。

そうして積み重ねてきたものを欽ちゃんに直接ぶつけることが出来たね。



13歳のときと45歳の今では
同じようにみえるコントでも
その密度は全然違う。




慎吾みたいに機転はきかないかもしれないけど
だから、慎吾みたいに欽ちゃんの狙い通りの笑いにはなっていないかもしれないけど

草彅剛は
萩本欽一の想像をはるかにこえたの。

あんた自由に生きてるね。ヒラヒラヒラヒラしてるのがいい。
剛の頭が分かんない。ヒラヒラしてるんだもん。

お笑いのレジェンドにこう言わせたんだよ。
"頭が分かんない。"
最高のほめ言葉じゃないの。

欽ちゃんにも理解不能な草彅剛の天才性。
突拍子もない閃きと瞬時の動きと
そして
深みのある抑揚の効いた穏やかな声で語る言葉の彩。

なによりも楽しんでた。

劇団ひとりさんが
合わせる気ありますか?
と剛くんに突っ込みいれてたけど

ひとりさん、ごめんなさい。合わせようなんて思ってないと思うのよね。
とにかく自分でやってて楽しくて仕方ないんだもん。
今この時に夢中なの。


そんな剛くんに
きちんと合わせてくれたのが
劇団ひとりさんに澤部佑さん。
このふたりのお笑いへの姿勢も素晴らしかった。
そして、笑えた。
やっぱりただ者じゃなかった。


ひとりひとりの個性がぶつかり合ってとけあって

なんでそうなるの?

がまた楽しくて
一緒に作り上げていく醍醐味がそこにありました。