yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

いなくてもいる~ペペロンチーノ

だめだー。
まだドラマ始まったばかりだよ。
なのに、もうすでに
お布団で戯れてるふたりをみてるだけで
胸がいっぱいになる。
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3月6日BSプレミアムで放送された宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』
放送後の反響があまりにも大きくて
地上波で見たい、見せてくださいのたくさんの要望に答えた形での総合テレビでの再放送。
だから、ストーリーの展開も結末もすべてわかってるのに
それでも、
朝の柔らかな光が射し込む部屋で
お互いを包み込むような甘い時の流れがあまりにも幸せにみちてて
でも、だからこそ残酷で泣けてくる。

復興住宅に移り
広い台所で潔が腕によりをかけて新作を作る。灯里がそれを試食する。
美味しいー。
明るい声が響き渡る
灯里の
満足そうな笑みに潔も満面の笑顔で返す。
そんな日々が過ぎてく。


灯里をみつめる潔さんの優しさ溢れる瞳。
そんな潔さんを心から愛しげに、背中をそっと押すように見つめ返す灯里の瞳。

ふたりの醸し出す空気が
これでもか、というくらいあったかくて
ほんとに素敵なご夫婦なの。


クランクアップのときに吉田羊さんが

「草彅さん演じる潔さんの温かいまなざしがすごく素敵で、あの(と感極まって涙ぐまれて言葉に詰まって)
夫婦になれてよかったと思いました。」

っておっしゃってた言葉を思い出してはまた涙。

剛くんは剛くんで、
「お互いの夫婦間がもうすごいできあがったんだなと思って、感無量というか。 これが本当に視聴者の方にきちんと伝わればいいなと思います」

と別のインタビューで話してて。


剛くん

潔さんと灯里さんご夫婦の仲睦まじさは
繋がった糸の太さは
私たち視聴者一人一人に間違いなく伝わったからね。
大事な人の存在が明日への希望になるし生きる力になるね。


でも・・・・
私が見てた、寄り添いあう二人は実は幻。
現実には灯里さんはいない。

だけど

灯里は潔さんの隣にいつもいるんだよね。
あいつはここにいる。
俺の隣にいつもいる。

いなくてもいる。
いるものはいる。
灯里はここにいる。



この言葉の持つ深さとその余韻にひたりながら

このふたりを見て。

https://www.instagram.com/p/CMbr5pOr-jc/?igshid=1xyevcaxtf695




いとおしくて、胸がキュッとなって幸せな気持ちになりました。

そんな灯里さん。

その灯里さんの温もりを感じながら
しっかりと大地を踏みしめてる潔さんの後ろ姿は柔らかのなかに剛さを感じる。

愛し愛され、そんなふたり。

目頭が熱くなってきたよ。


人は一人一人
みんなすごくかけがえのない命。

震災には人の数だけ悲しみもある。
誰もが前に進めるわけじゃない。
進みたくても進めない人だっている。

無理して踏み出さなくてもいいんじゃないかな。
自分のなかにあるその悲しみがいつか溶けていったとき
あなたにとっての灯里さんがそっと肩を押してくれるよ。
自然と一歩が踏み出せるよ。

人生って
ほんと、シンプルであるがゆえに難しい。

だからこそ、
泣きたいときは声をあげて泣いていい。
嬉しいときは嬉しいと
辛いときはつらいと素直に言おうよ。
一度繋いだ手は放しちゃダメだよ。



國村隼さん演じる佐々木医師とお酒に呑まれた、惨めで情けない顔した潔さんの
医師と患者の関係をこえた、
人間としてのぶつかりあいも凄かった。


俺は被災者じゃない。俺は料理人です!

そう言い切って涙する小野寺潔のプロ意識に感動した。



『ペペロンチーノ』
心を満腹にしてくれる、そんな人と人とのお話です。

朝は必ずやってきます。
今日一日を大切に生きたいですね。