私の推しはヴィンテージ
6月30日
東京會舘にて
第47回放送文化基金賞贈呈式が行われました。
草彅剛「第47回放送文化基金賞」演技賞受賞 被災地の撮影で感謝も「たくさんの炊き出しをしていただいて」@ksngtysofficial #第47回放送文化基金賞
— モデルプレス (@modelpress) 2021年6月30日
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草彅剛が第47回「放送文化基金賞」授賞式に登壇『宮城発地域ドラマ ペペロンチーノ』<テレビドラマ番組>最優秀賞、脚本賞、演技賞受賞https://t.co/ymgMAwHs3w#新しい地図#atarashiichizu#草彅剛#TsuyoshiKusanagi#ペペロンチーノ pic.twitter.com/tAX8msKmDR
— 新しい地図 (@atarashiichizu) 2021年6月30日
その様子を各メディアがアップした動画で見ることができて
もうとってもハッピーなの。
【動画】草なぎ剛、主演ドラマ『ペペロンチーノ』放送文化基金賞 演技賞も獲得「寄り添えるドラマにしたいと」https://t.co/revuPABjUd#新しい地図#atarashiichizu#草彅剛#TsuyoshiKusanagi#ペペロンチーノ@ksngtysofficial@atarashiichizu pic.twitter.com/IcZtyT8c2b
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2021年6月30日
司会者の
"個人賞として演技賞が草彅剛さんに贈られます。
草彅さん、ステージへどうぞ。"
のアナウンスで
ステージにむかって剛くんが歩いてきます。
客席にむかって頭を深く下げて壇上へ、そして、トロフィーを受け取ると
さらにまた深々と一礼をし、
副賞を受け取り
マスクを外して、感謝の言葉を述べる剛くん
放送文化基金賞って、一年間の放送の中から選ばれた、優れたテレビ、ラジオ番組や、個人、グループに毎年贈られる賞のこと。
いわば、日本アカデミー賞のテレビラジオ版と思っていいんだよね。
そのテレビドラマ番組の部門で
最優秀賞に
『ペペロンチーノ』
演技賞に草彅剛
脚本賞に一色伸幸
これって
日本アカデミー賞でいえば
最優秀賞作品賞と最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞の3冠を達成したようなものじゃない。
なんという名誉
素晴らしい快挙
剛くんは
『ミッドナイトスワン』で映画界の最高峰に立ち、
そして、
『ペペロンチーノ』で、テレビドラマの世界においても偉業を成し遂げたということになる。
なのに、
この人って傲りが微塵もないの。
コメントも
照れ隠しなのか、サービス精神が旺盛すぎるのか、
「僕はほんとになにもしてない。
プロデューサーの青木さんと監督の丸山さんと脚本の一色さんが厳しい目でずっと現場にいたので
早くホテルに帰りたいなと、思ってやっただけなんですけど」
と、どこまで本気なんだか、と、思わず私は苦笑いしちゃったんだけど、
そこがまた草彅剛らしくてね。
笑いを交えて、
気持ちをリラックスさせて
緊張感溢れる場を和やかにしながら
真剣にメッセージを発してくれる。
「実際に被災地での撮影だったので、去年の暮れで寒い中でした。地元の方に、たくさん炊き出ししていただいて、栄養をつけて
スタッフ、キャスト寒い撮影を乗りきれたと思います。被災された方は今も心の傷が癒えていない方もたくさんいらっしゃると思うんですが、そういう方に少しでも寄り添えるドラマにしたいと、私たち一同、力を注ぎました。
東北の方、これからも一緒に一歩一歩と前に進んでいきましょう。
ほんとに今日はありがとうございました。」
と、地元の方にまずは感謝。
そして、人と人との繋がりをとても大事にするんだなぁ、草なぎ剛って人は。
人はひとりでは生きられない。
寄り添いあって助け合って共に前に前に一歩ずつ確実に。
そう言ってくれる。
剛くんはいつだって
一言一言を噛み締めながら
思いを込めながらしっかりと前を見て話をするよね。
語りかけてくれるから
その静かで落ち着いた声が
言葉に重みと深さを増して
聞き手の心にすーと染み込んでゆっくり溶けていく。
それだけじゃないのよ。
トロフィーを受け取るとき
副賞を受け取るとき、
必ず両手を合わしてるの。
あれは
感謝の気持ちからくる無意識の行動でしょ。
そんなとこにも人柄が溢れてて
知らず知らずに役に反映されていくんだよね。
日本アカデミー賞授賞式のときの剛くんがまた見たくなった。
このコメント何度見ても聞いても感動するのよ。
そして、
放送文化基金賞演技賞の剛くん
発せられるメッセージに嘘がないってわかるから
胸を打つ。
明日への活力にもなる。
ほんとうに、
いい役者になったね。
積み重ねてきた年月が
経験が糧となって趣ある味となって色となって新生草彅剛の誕生を促す。
剛くんの愛するヴィンテージって
まるで草彅剛そのものじゃないの。
誰よりいちばん近くにいて、
誰よりいちばんいつも一緒で、
誰よりいちばん長く過ごして、
自分の人生に最後まで寄り添ってくれる存在って、
何だと思います?
もっといいパンツになる。
と
語るでしょ。
この作品で
電通の細川美和子氏がTCC賞を受賞しました。
私にとってのパンツは毎日の生活に必要不可欠な消耗品程度でしかなかったから、自分の人生に最後まで寄り添ってくれる存在だなんて言われて目から鱗。細川氏のコピー一字一句に感動。
その感動をさらに生かすのが
剛くんの声なんだよね。
幅広い世代の方に知られて愛され、振る舞いやまなざしから、飾らない優しさ、誠実さを持ち、自分の言葉で、自分の考えを語ることが出きるのが草なぎ剛。ですから。
どんな人にも老いはやがて訪れる。
それは恥ずかしいことじゃないんだよ。
共に生きていけばいいんだよ。
剛くんが教えてくれるの。彼の語りを聞いてると自然にそう思えるから不思議よね。
昨日より今日、今日より明日と
剛くんの輝きは増すばかり。
彼を好きでよかった。
彼を誇りに思います。