yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

草彅慶喜公と堤円四郎

やっぱりいいな、このふたり。堤真一さんと草彅剛さん。

ほんとに久しぶりの共演になるね。しかも今回の役は、剛くんのほうが立場が上なんだよ。
なにせ、徳川最後の征夷大将軍徳川慶喜公なんだもん。
堤さんはその側近の平岡円四郎。


第4話で
円四郎が慶喜のお給仕の支度をするシーンがあってね、
作法を知らない円四郎は、ご飯をぎゅうぎゅう詰めにしたてんこ盛りのお椀を慶喜にさしだすの。
それをみた草彅慶喜公は、自らお椀の持ち方からご飯のよそい方まで丁寧に教えるのね。
円四郎が
「実にふわりと美しく盛られております」と感服してると

「そうかそうか」と笑顔になるの。
あんなふうに笑った慶喜ははじめて見た。
無邪気な笑顔よ。
微笑ましくて、素顔が見れたような気がして
張りつめてたものが緩んだ感じ。
なんだかホッとしたし、嬉しくなった。


堤さんと剛くんの演技力もさることながら、ふたりの醸し出す雰囲気がいいのよね。つくづくそう思う。
会ってなかった長い空白の時間もこの二人を遠ざけることは出来なかったみたい。


ほら、この2ショット。


剛くんの笑顔が優しい。
堤さんの表情も柔らかいでしょ。




先日「ななにー」で津田寛治さんが、
草彅さんの映画の打ち上げに
なぜか出演してない香取さんがいて
ふたりっきりで3丁目の夕日ごっこしてた、という萌話をしてくれたけど、
堤さんだって似たようなことしてるんだよ。
出演してない剛くんの舞台のパンフレットのなかで
ふたりきりで対談してるの。

そこで
この名言が飛び出す。

「なんて無防備な人なんだろ。
よく生きてこれたな、って思った。」

と。

この堤さんの言葉
まさに言い得て妙。

ファンの間で語り継がれてるメッセージだけど

私は

「喋ってるセリフそのものより台本の文字にはないところを見たくなる。誰か他の人が喋ってる時の草彅くんの表情が見たくなる。」

の言葉の持つ意味が年々ジワジワきております。
今から15年ほど前の舞台。
その当時草彅剛32歳くらいかな。舞台もまだ2作目。大天才は隠れた牙を磨いでるまっ最中。その頃からすでに堤さんは草彅剛という未完の役者の今が見えてたのかな、と思うと鳥肌たつの。




舞台「K2」で念願の共演が実現したとき、
演出の千葉さんが
剛くんに

「堤さんにさらけだして向かえ」

って言ったんだよね。


小西真奈美さんは
蒲田行進曲」で
つかさんから

.「あいつは天才だから。あいつの目を見て草彅に気持ちを伝えろ。そうすれば芝居は出来上がるから」


って言われてるし


そんなことをふと思いながら

このタイミングで
久しぶりの共演、しかも主従関係。
その上、堤さん演じる円四郎は
慶喜渋沢栄一を繋いだ人でもある。
そんな運命のふたりを
今こうして演じてる意味。


堤さんがね、剛くんについて
「常人離れした雰囲気があるので慶喜にも品格とオーラを感じます」
とインタビューで答えてるの。


菓子Pは
「物語を引っ張りつつカリスマ性があり、複雑な機微をうまく演じられる人は、草彅さんしか考えられなかった」
と説明してる。



主演の吉沢亮さんも
「草彅さんの持ってるオーラがすごくて、慶喜の存在感に負けないようにと熱量上がりました」

竹中直人さんまで
「草彅さんはスッと現れただけで圧倒的なパワーがあるのでそれが自分のエネルギーになる。」



船越英一郎さんだって
「あのオーラですよ。
佇まいだけで、あれだけ多くを語れる。たいしたものです」


草彅剛のオーラ。
存在感。佇まい。痺れるよね。


そして、共演者との化学反応でとんでもない輝きを増していく。
作品に深み重みがさらに加わりどんどんどんどん面白くなっていく。

一瞬にして
私をその物語の世界に巻き込んでいくの。


円四郎の支えのもと、荒波を乗り越え
新しい時代を築いていくその様をしかと見届けさせてもらいますよ。