yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

見つめる微笑み、交わす微笑み

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いいお顔なされてるでしょ。
春の光に包まれてるかのように
とっても、穏やかで、
優しく見つめてる目元には温もりもあって。
慈愛に満ちて
気品もあって
気高く美しい。

この視線の先には、
乳ガンを患い東京で治療することになった奥方の美賀子様がいらっしゃるの。


何も語らず見つめあうお二人。

お互いを慈しみ、大切に思ってる気持ちが
この穏やかなお顔から溢れてるんだよね。


暫しのお別れになるけれど
ふたりの強い絆に、なんの変わりはない。


将軍と御台所として江戸で過ごした頃よりも
静岡で静かに余生を送ったこの時に
お二人はほんとうの意味でお心を通わせあったんだと思うの。


美賀子様の主治医に
慶喜公が
「よろしく頼む」と頭を下げてる姿を見て
目頭が熱くなってくる。

先の将軍様ですよ。
そんなお方がかつての家臣にひれ伏してる。

愛しい人のことを思う一心から出た行動に、

愛とか恋とかそんなものとは無縁な、形だけの夫婦から始まって
いろんな感情を乗り越えてようやく得た幸せを感じずにはいられない。



でも、その幸せも長くは続かず。


必死の治療もむなしく、美賀子様はこの世を去ってしまいます。



その美賀子様が慶喜公に送った辞世の句。




"かくはかり、
うたて別をするか路に
つきぬ名残は ふちのしらゆき"




この一枚の家族写真をみてたら

美賀子様の名残惜しさが余計に切なく思えて仕方ない。



それにしても
草彅慶喜の見事なほどの歳の重ね方。

哀愁漂う枯れ具合で
残酷な時の流れをひしひしと感じさせる。


そういえば
スマスマで
ゲッターズ飯田さんが剛くんを占ったことがあって、
「心は60歳と小5を持ち合わせている」と言ってたのよ。
その60歳の草彅剛がいま、慶喜としてそこに居るというわけね。



NHKの、守本奈実アナ&林田理沙アナ&小田切千アナが「青天を衝け」を熱く語ってて、

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=32042


林田アナの、
「私は、草彅さんが慶喜にしか見えないです!」
に、

そうなの、そうなの
と何度も何度も大きく頷き、

守本アナの
「変化でいうと、草彅さんも、最近変わってきましたよね。たたずまいから表情から、将軍のころと全然違いますもんね。」

には、 うんうんわかる、わかる。
剛くんも、枯れ感を出したかったと言ってたよ。



田切アナが
慶喜って、何を考えていたのかよくわからない人物だといわれている中で、どうやって役を作っていくのかなあと思っていたのよ。その点、青天は、説明的なセリフをあまり入れず、その分、草彅さんの表情と間だけで見せていく。台本もすばらしいけど、セリフのない間をちゃんと埋めて、見せられる草彅さんって本当にいい役者さんだよね。」


と言うと


林田アナも
「円四郎の死を知ったときの表情なんか、忘れられないですもんね。しゃべらないけど、思いのすべてが伝わってくるというか。」

と言葉を重ねてくださって

役者草彅剛大絶賛の言葉が嬉しくて嬉しくて仕方ない。


我が推し、草彅剛。

つかさんは
剛くんを大天才と言ったけど、
最近の彼をみてると、大天才をも軽く超えてきてて、
そんな括りで縛ることがそもそも間違ってるんじゃないか、とさえ思うようになってきたのよね。