yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

痛快な、快なり!

剛くんが
ひとつの役に全力集中するたびに、私がいつも思うこと。

役に生きてるときの草彅剛って一体何者なのか。


ずっと彼を追い続けてきて
それなりに知ってるつもりではいるんだけど
新しい作品では
いつだって、私の知らない顔をこれでもかと見せつけてくる。
そのたびに、私は戸惑いながらもさらにさらに沼に堕ちていく。

それだけ、草彅剛は凄いのよ。
一筋縄ではいかないの。

そんな自慢の推しなんだけど
時々無性に怖くなる。
私の知らない草彅剛がそこにいて、そのあまりの大きな存在に思わず後退りしそうになる。

だけど、どの役も結局は自分なんだという剛くんの言葉を思い出しては
そうだった、剛くんは剛くん。剛くん以外の何者でもないと安堵し、やがて
感嘆のため息に変わる。

なぎスケ!の剛くん。
ユーチューバーの草彅さん。
いつもニコニコ、気負いなく
少年のようなキラキラ目をして
自由に楽しく面白く
ほんわか優しい空気を醸し出す。
それが、役に入ると
想像できない顔で
私の心を惑わしていく。


立ち止まることをしない男。
しないというより
したくないんだろうな。
そんなことしてる暇があったら前に進んだほうがいい。
前に進めば自ずと道は開かれる。
足踏みばかりして後ろを振り向いては過去にすがってたら
なにも見いだせないし
なにも変わらない。



草彅剛に台詞はいらぬ。


幾度となくそう思ってきた。

その目が物を言うからね。
声のトーンや響きをちょっと変えるだけで
口角を微妙に動かすだけで、
心の揺らぎが伝わってくる。
恐いのは、それが計算じゃないこと。
その場にいて感じるがままの動作であること。

草彅剛のお芝居を見ては
繊細な心の動きを無言で語るこの人の、役者としての素晴らしさにひれ伏してきた。


そして、この天才が、今、徳川慶喜として
私を虜にしてる。

無表情な仮面の下にある慶喜の魂の叫びが
外に解き放たれたその瞬間、
私は思わず武者震いする。

冷静沈着のように見えて
沸々と燃えたぎる思いが怒りとして爆発したときのあの凄み。
淡々と澄ました顔の下にあるのは日の本、徳川への熱い思い。

でも、どんなときでも
品格があり気品を備え
徳川三卿のひとつである一橋家としての
誇りがあり、そこに居るだけで
圧倒される存在感。

そんな慶喜も、円四郎を見つめる眼差しは温かい。
慶喜が心をゆるした存在、それが平岡円四郎だと、その穏やかな表情から
優しい微笑みから伝わるのよ。




父斉昭から受け継いだ剛毅さで、
参与会議のメンバーでもある、島津久光松平春嶽伊達宗城の3人を
「天下の大愚物、天下の大悪党」とバッサリ斬り捨て
"やっちまった"自分に、腹の底から笑い、清々しい気分になった慶喜は、
ついに自分の進むべき道を確信する。

そして
家臣皆に酒を振る舞い、
声高らかに
「快なり!」
と叫ぶ慶喜に、父斉昭公の姿が重なってく。
水戸藩士のくすぶってた思いが一瞬にして消え去り、人心を掌握。
一致団結していく。

上に立つものはこうでなくっちゃ。

慶喜のなかに
水戸烈公は確かに生きてるよ。


快なり!快なり!

私も拳を突き上げたわよ。
青天をガツンと衝いたわよ。

ほんとにほんとにスカッとした。

この慶喜の覚悟を決めて、スッキリした顔

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かっこよすぎる。

そして、こんなときでも草彅慶喜は気高く美しい。

公式さんがリハーサル風景まで見せてくれてます。
胸熱


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