yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

素晴らしきかな、草彅剛のいる人生

お芝居って天才一人がいれば成立するものではないのよね。
いくら天才だって、
一人じゃ宝の持ち腐れ。
周りによって、その才能は無限に広がっていくんだわ。



大河ドラマ『青天を衝け』で
吉沢栄一を演じる吉沢亮さんと
徳川慶喜を演じる草彅剛さん。
このふたりのコメントを読んでしみじみとそう感じてます。




草彅剛って人は、周りによって自分が生かされると本気で思ってる人。
自分一人じゃなにも出来ない。
衣装を着て
環境が整った場所に立ってはじめてその役になれる。
監督をはじめとする、スタッフさんや共演者の方のおかげで、その役としてそこにいられる、って。




インタビューを抜粋します。

楽しかったことは、吉沢亮くんという素晴らしい役者さんも長くお芝居できたこと。
渋沢栄一という大変な役を、最後まで妥協することなく命を懸けて演じていた。
その近くにいられたことで元気になったし、活力をもらった。自分を次のステップに持っていってくれた。
まっすぐな亮くんの眼差しを素晴らしいと思いながら、余計なことを考えず、栄一のおかげでピュアな芝居ができた。
主演として膨大な台詞に向き合い続ける姿や、本番での瞬発力に刺激を受けて、お芝居ってもっともっと可能性があるんだな、俺どこか諦めてた、亮くんのおかげでもうちょっと頑張ろうと。
1年間、俺は慶喜、亮くんは栄一を楽しんできた。
同志として
役を超えたもので亮くんと仕事が出来たと思う。


 
ね、
長丁場の大河ドラマ慶喜として最後までいられたのは
亮くんのおかげだって。
吉沢亮という役者の存在に刺激されて徳川慶喜をやりきれたと、言い切ってるでしょ。


吉沢亮くんは、亮くんで、



草彅さんとのお芝居は何がでてくるか想像もつかない。お互いから出るものをその場で拾ってキャッチボールする感覚。
慶喜としてその場にいるとき
草彅さんの存在がゼロになる。
草彅さんとしか生まれない瞬間があって。
同じ仕事をしているのにすごいと思うことばかりでたくさん刺激をいただきました。

と、答えてる。


お互いがお互いによって、生かし生かされ、
刺激され
それが自分のエネルギーとなり、
さらなる高みを目指した。
この素晴らしい相乗効果で、
作品がより深く、より厚く、より輝きを増して、
視聴者の心を突き動かし
物語の世界へどんどん誘ってくれたの。




でもね、でもね、なんだかんだいっても
やっぱり草彅剛って天才なのよ。
本人にその自覚は全くなくて
自分の中にある感情が
周りの人によって引き出されてるだけ、との、あまりにひくい自己評価。

すごい、と、ほめられ、無邪気に喜び、その気になる可愛い人。

常に持ち続ける、敬いと感謝の心。

そのあまりに純粋無垢な精神に
神様から与えられた天賦の才能。
そして、積み重ねられたたゆまぬ努力。




「うまくなりたいとはずっと思っているんですけれど、
やっぱり芝居って相手あってのキャッチボールじゃないですか。
一人で頑張りすぎても仕方ない。あの人とまたやりたいと思われる役者になりたい。
それで仕事が繋がっていく。」



草彅剛って決して芝居がうまい役者じゃない。
なんでもこなせる器用な役者でもない。
技術で魅せてるんじゃない。

気付くとそこにその人として存在するの。

その佇まいも
ちょっとした動きも、言葉の言い回しも。
感情の些細な変化、
そのすべてが自然なの。

よくぞ、ここまで作り込んできた、と唸らせる役者じゃないの。


本物の天才だからこその言葉なんです。


「僕は引きが強いんです」
って以前何かのインタビューで言ってたのよね。

引きだけじゃここまでやってこれないでしょうに


剛くんの口から出ると
不思議とイヤらしさがない。


この謙虚さに嫌味を全く感じないのも
草彅剛の人間力



人として、役者としての、草彅剛に惚れ続けてる
私の人生。



『アルトゥロ・ウイの興隆』を観劇して
ウイに魂を持っていかれ、脱け殻のように毎日を過ごしてる私ですが。