アルトゥロ・ウイ、東京豊洲征服始動
豊洲PIT?
東京公演がそこであるって情報に、
どこ?聞いたことない。
豊洲にそんな劇場あったんだ。て思いました。
検索したら
なんと、大型のライブハウス。
スタンディングのライブハウスとしては国内最大級なんだって。
ライブハウスで
舞台を観劇する
って、なんて画期的なんでしょ。
全く想像が出来ない
だけど、白井さんが意味もなくそんな場所を選ぶわけがない。
どうやら、この作品にピッタリくるんじゃないかとの直感で決めた劇場らしいの。
舞台特有の空気とか、一種独特の雰囲気とか、閉塞感とか、演者と客席の一体感とかは、どう変わっていくんだろうか。
きっと
予測もできないほどの化学反応が起こって
今までに感じたこともない高揚感と
臨場感が味わえるにちがいない。
そして、私はそんな現場に立ち会え、体感出来たという喜びに震え、興奮に酔いしれてるはずだ。
そんな思いを胸に抱き、開演を迎えた。
ポスターの掲示が一切ない。
出迎えてくれたのは
ステージは小さく奥行きもない。
通路も狭い。
ソーシャルディスタンスが取りづらいからか、客席降りも無くなった。
演者の動きが小さく纏まってしまうのではないか、そんな危惧は一切不要。
コンパクトだからこそ、の考え抜いた演出で、
のびのび、しなやか、妖艶に、切れ味鋭い動きで今まで以上に魅せてくる。
ただ、
演者と観客の濃い一体感が
心なしか薄れていったように感じてしまったのだけど
でも、そんな思いをあっさりと打ち消したのが
3回目のカーテンコールのとき。
総立ちの観客の熱い手拍子のなか
オーサカ・モノレールのみなさんが
バンドステージに上がり、演奏の準備を始めたの。
何が始まるの?と
ワクワクしてたら、We Rise!の音楽が場内を貫く。
私、思わず キャーと声が出そうになって慌てて飲み込んだよ。
あっという間に場内がライブ会場化。
みんな、ノリノリで
体をうねり、腕を突き上げ、思い思いにリズムを取ってる。
初演のときの千秋楽も
こんな感じだったのよ。
https://twitter.com/OsakaMonaurail/status/1225019789136916480?s=19
あのときの感動と興奮がまさか今日の初日に味わえるなんて。
しかも、ここは、ライブハウス。
あっ、そうか!
白井さんが豊洲PITに決めたときから
この演出は必然だったのね。
初日からこんなに盛り上がって
明日からいったいどうなっていくんでしょうか。
サイズが違うとセットも変わる。
やってみないとわからない。
やってみて、
白井さんからノートがあり、明日も変化しそうだとの剛くんのツイートを読みながら
豊洲。無事幕開けしました!
— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) 2022年1月9日
劇場に来てくださった皆様、ありがとうございました!
白井さんから、ノートありました!
明日も変化しそうです!㊗️🎊㊗️
16日の大千秋楽まで日々進化し続けるであろう草彅剛に思いを馳せた。
ただね、紗幕がなくなって、後ろのLEDに文字が映し出されるから
席によっては見辛い感じなの。
だから、
"熱狂する大衆のみが操縦可能である。
政策実現の道具とするために、私は大衆を熱狂させるのだ"
アドルフヒトラー
このインパクトが薄れてしまうのが、実に勿体ない