人と人との絆
Twitterで知ったとっても心温まる話。
ジャニーズwebに有料会員だけが読めるジャニーズ事務所所属アーティストのオリジナルコーナーがあるのね。
私はSMAPが解散したときに
さっさと退会しちゃったからもう読めないんだけど
ありがたいことに
会員の方々がさらっと呟いてくれてるの。
それを拾い集めて自分の記録用にざっくり纏めてみた。
V6井ノ原さんの連載
"イノなき"で
タイトルは「Gパン」
『SMAPの草彅くん』
車で原宿を通るといつもあのときのことを思い出す。
冬の寒い日で、剛くんはロングコートを着ていたなぁ。
変に気を使っちゃって、わざと電車1本遅らせて帰ったなぁ。
剛く~ん、また一緒に買い物しよう。
と。
そして、三宅健くんに、
「健、一緒に行く?」
と呼びかけてるの。
それを受けて
三宅健くんが、
やはり、ジャニーズwebの
😄にこにこ健😄で
タイトルは
「君色想い」
「行く行くぅ。
おじさん3人で原宿で買い物しましょう」
って返事をしてる。
そして、
原宿の自動販売機で缶コーヒー買ってる草彅くんに遭遇。
(ここで遭遇する人多いんだよ)
勇気振り絞って、
「剛くん、こんばんは。三宅です。」
って声かけたら、
「おおー、三宅くん、元気~」
って、ちょっと喋ってハーレーで走り去って行った。
とか、
マネージャー経由で電話くれたとか。
そんな思い出話をしてくれて
そのうえ、
健くんもイノッチもバイクの免許持ってるから
「ツーリングしたい」
最後に
p.s.草なぎ剛くんは本当に優しい人だ
だって。
ジャニーズwebに
"アルトゥロ・ウイの興隆を観た。ウイみたいな役をやりたい"
と書いてくれてると聞いたときも
涙が出るほど嬉しかったけど
V6のふたりは
SMAPの草彅剛くん
と名前をはっきり出してくれてる。
あそこの事務所も
少しは風通しがよくなってきてるのかな。
本音をさらけ出せるようになってきてるのかな。
時代はどんどん流れていく。
その流れに、身を任せてゆらゆら漂うのも悪くない。
とはいえ、いろいろとされた仕打ちは忘れたことは一度だってないよ。
2015年のFNS歌謡祭。
ジャニーズのタレントが総出演して
近藤真彦さんを最前列で総立ちになって盛り上げてた。
そのあと、SMAPがトリで歌い始めたらKis-My-Ft2しか残っていかなかった。
その光景に
私は目を疑ったわよ。
そして
凍りついた。
悲しかった。悔しかった。
そのあまりの露骨な行為を哀れにも感じた。
翌日にビストロSMAPの収録があってね、
そこでね、
中居くんが
"え、帰っちゃうの?見ていかないの?"
って思ったとかね、
ゲストの方から後輩の話をふられ、
"派閥がねー
KinKiは⚪でTOKIOは✕"と茶化しながら手でアクションしてたとか、
あくまでも、
人伝に聞いた話だからどこまで信憑性があるかわからないけど..
この年から剛くんは司会から外され、ファンの間で
いろんな思いが駆け巡ってたのも事実。
そんなこともあって、
今さらそんな仲よしこよしの思い出話を語られても...
とは不思議と思わなくて
その時受けた傷はあまりにも深くてそんなに容易くは癒えないけど
でもね、上からの指示は絶対でそれに逆らうことはよほどの強い思いがないと出来ないでしょ...と、
従わざるをえなかった彼らの追い込まれた気持ちもわかるのよ。
なんて、今だから思うことであって
当時はね、裏切られた気持ちが強かった。
そんな彼らのなかにはたくさんの思い出が詰まってるんだね。
それを、今でも心の引き出しに大事に保管してくれてる。
アイドルとしての人気もまだまだで自由に行動できた頃の関係性はその後お互いの置かれてる立場が変わっても根本的なものは、なにひとつ変わってないのかと思うと
熱いものが込み上げてくる。
そして、
このツイート。
つよぽんがジーンズのビンテージものにハマった仕掛け人はイノッチなんですよ‧⁺◟( ᵒ̴̶̷̥́ ·̫ ᵒ̴̶̷̣̥̀ ) pic.twitter.com/5wdFJLKSS3
— 紫舞輝📎中居正広応援強化中💙 (@shibuki0418) 2020年4月8日
そうなんだ。
イノッチなの?
知らなかったよ、私。
イノッチとの共演といえば
1995年新宿紀伊国屋ホールでの、舞台『フォーティンブラス』
剛くんの役は役者だけでは食べていけない売れない役者
"羽沢武年。"
脇役でスターになれない役。
「お前は何だ?お前は役者じゃない。ただのアルバイトだ。」と
罵倒される台詞もあって
あまりにも
当時の剛くんとダブってこれはキツイと正直思った記憶がある。
SMAPのメンバーひとりひとりが個人での活動の場を広げていくなか、剛くんだけ行き詰まってて
もちろん、
『姫ちゃんのリボン』
で声優をやったり
その舞台にも出たりはしてたよ。
だけど、これからどう進んでいくのよ..
道が見えてこないし、
たぶん本人も悩んでた時期だと思うの。
「SMAPは、『ドラマ班』『バラエティー班』と分かれて、自分はバラエティー班と言われながらも、僕はどっちつかずなんです。」
と、言っていた頃だから。
この舞台の終わりのほうで
陛下が
「今はまだ何もやり遂げてはおらぬが必ずなにかを成す男じゃ」
と言うのだけど
この言葉をずっと信じてひたすら応援してきた人も多いの。
この経験があって
つかさんと出会う。
そして、役者草彅剛の誕生に繋がっていく。
人生のなかで
無駄な時間は1分1秒もないとうこと。
空白の時間はあっても
時を経て
その間いろんな経験を積んで
今ならもっと深いところでお互いわかりあえる人達がいるって
なんて素晴らしいんだろう。