凪沙
私の映画『ミッドナイトスワン』が発表されました。リスクも多く、日本では着地がなかなか難しいオリジナル脚本を、草彅さんが勇気をもって演ってくれているわけですが、その芝居は言葉にできないくらい素晴らしい。心うたれる毎日です。https://t.co/SUn3efzBra
— 内田英治 (@EijiUchidaFilm) October 31, 2019
草彅剛さん
あなたはどこまでもチャレンジャーなのね。
自分の限界を突き詰めようと飽くなき探求心でいっぱいなのよ。
覚悟がないと
その領域にまで入っていけない。
ほんとに驚いた。
トランスジェンダーの「凪沙（なぎさ）」と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果（いちか）の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。
凪沙（草なぎ剛）は今夜もメイクをほどこし、ステージ衣装に腕を通す。今にも崩れ落ち壊れてしまいそうな自己を支えられるのは自身のみ。一人で生きていくしかない仲間たちと共にステージに立つ。そんな凪沙が、育児放棄にあっていた親戚の娘、一果（いちか）を預かることになる。理解しあえるはずもない二人だったが、凪沙が一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中に今まで感じたことのなかった感情が生まれる。そして、一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断をくだす……。
心と身体の性が一致しない人。
育児放棄された娘
とてもデリケートで幾重にも絡まった心の襞。
そこに草彅剛が命を吹き込む。
大きなスクリーンに全身全霊の鼓動を映し出す。
新宿の大都会にひとり佇む凪沙
死んだ瞳。
虚しさと寂しさと
人を寄せ付けない空気を纏う。
その姿に
背負ってきた苦悩が見えてくる。
誰からも理解されない
それどころか、穢れてると
汚いものを見るような目で見られることもあったであろう。
それでもメイクとステージ衣装で己を
覆い、生きてきた。
幾多の人種が行き交う街新宿。
眠らない街新宿
なのに、ほら、彼女の周りには誰もいない。
誰も見えない。
孤独だ。
知り合いが
｢草彅さん、トランスジェンダーやるんだね。
ちょっと観てみたい｣
と、わざわざ連絡してきた。
ただ単にトランスジェンダーというある種特別な匂いのするものへの好奇心なのか
それを草彅剛がどう演じるのか、純粋にそれを観たいのか
そのどちらかは本人もよくわかっていないようだが
おそらくその両方なのよ。
優しくて穏やかで温かくて
とにかくいい人のイメージが強いなかで
気は短いし
本人いわくいつも苛ついてるし
実はああ見えて
SMAPのなかで一番男気あると言われてる彼が、
身体と心のアンバランスな葛藤をどう表現し、私に魅せてくれるのか
さすがにこればかりは想像もつかないだけに
余計に気持ちが高ぶる。
そこに、育児放棄された娘との生活が始まり
母性が芽生えてくるんだよ。
そんな疑似親子のいく末は...
いままでとはまた全然違う世界が私を待っている予感に心震える。
観たいような
観るのが怖いような
おずおずとその扉に手をふれてみた。
開けるのにはまだ早い。
公開日はまだ未定とのこと。
撮影も始まったばかり。
仕上がりが楽しみでもあるし
まだ見ぬ草彅剛の
恐るべき魔物の暴れ具合が怖くもある。
友達がエキストラ参加してきた。
そこで、共演者も見えてきました。
正式発表を待ちながら
この高揚感をどう沈めていけばいいのか。
しかし、
草彅剛という役者さん
掘っても掘っても水が出てくるのよ。
枯れることがないの。
しかも、味も微妙に違ってくるんだから
また掘りたくなるでしょ。
そして、その絶妙な味を堪能したら
また掘りたくなる。
ツヨ子ちゃんキュートで可愛かった
そして、この美貌。気高く美しい
