yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

とったぞー!

第47回放送文化基金賞

テレビドラマ番組部門
「最優秀賞」
宮城初地域ドラマ ペペロンチーノ
 
<選考理由>
震災10年の節目に、被災者復興という眼鏡をはずして、現地の人たちの視点から今を生きるとはどういうことかを描くドラマとして高く評価された。
シンプルだからこそ旨い味を出すのが難しいペペロンチーノに託しながら、失われたものの、あまりにも大きなつらさを胸に、それでも強くシンプルな日常を送っていくことの大切さを描いたドラマ性が、高く評価された。
草彅剛のひたむきさや、吉田羊の不思議な存在感が強いインパクトを残すドラマとなった。
 
「演技賞」 草彅剛
<選考理由>
深い葛藤を抱えながらもストイックに、スタイリッシュに前を向く姿勢を示し得るその演技の深さが評価された。シンプルに、しかし奥深くという作品のテーマを絶妙に表現した。
 
 
<選考理由>ペペロンチーノは地元の人の視線に沿って震災10年の節目を描き、復興という枠から離れて、失ったものと今の両方を見事に掬い取った点が高く評価された。
 
 
『ペペロンチーノ』で賞をもらった!
 
受賞でその作品の価値が決まる訳じゃない、
それはそうだけど
でも、やはり、受賞した、ということは世間に認めてもらえた。ということでしょ。素晴らしい作品だと太鼓判押されたことになるでしょ。
 
それがほんとに嬉しいの。
 
だって、それだけの価値ある作品だもん。
 
よかったよね!
草彅剛最高だね!
と、仲間内で誉めちぎっても仕方ない。
 
広く一般的に、作品の力、役者の力、演出の妙、を知ってもらわなきゃ意味ないのよ。
受賞の影響は計り知れないものがあるんたから。
受賞した、というだけで
箔がつくのも事実。
受賞記念に今こそまた再放送するべきだよ。
もっともっとひとりでも多くの方に観てもらいたい。
それほどの作品です。
今観るべき作品だと自信を持っておすすめします。
 
この作品はもともとはBSプレミアム、BS4Kでの放送だったんだよね。
放送終了後の反響があまりにも大きく、たくさんの絶賛と再放送のお願いが番組にも届いて、総合テレビでの全国放送が決まったという経緯がある。
私達の微力な声も集まれば大きなパワーとなってそびえ立つ壁をうち壊すことができるんだ!
『ミッドナイトスワン』もそうだけど
ひとりひとりの声の力は
そこに心からの気持ちが加わればとてつもない奇跡をおこすんですよね。
 
 
でも、私は草彅剛主演作品なら何でもいいという訳じゃない。
 
私の剛愛は盲目だけど
つまらないものはつまらない。笑えないものは笑えない。泣けないものは泣けない。
感情移入出来ないものは出来ない。
納得いかないものだってあるのです。
好きな人が出てるものは全てが愛おしいのだけど、だからといって、その作品を無理やり良しとするのは、それに携わってる大勢の人々に申し訳ないし、なにより、主役をはってる、我が推しに顔向けできないよ。
 
 
 それにしても
 放送文化基金賞って耳慣れないけど
どんな賞なんだろ?
 
 放送文化基金賞は、【視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組】【放送文化、放送技術の分野での顕著な業績】を対象に表彰します。
表彰対象は、
①4月1日から翌年の3月31日までに初めて放送された番組
②放送文化、放送技術の分野で成果をあげた個人・グループ

審査方法は

応募・推薦された全ての放送番組と業績について

専門委員会で審査選考し

さらに審査委員会を経て、理事会で決定します。

今回は全国の民放、NHK、ケーブルテレビなとから全部で277件の応募、推薦がありました。

5月末から約2か月にわたる厳正な審査の結果、受賞が決まりました

 
一年間で放送されるドラマってそれもケーブルテレビなども含めるとどれだけの数あるんだか検討もつかないけど、
 
そのなかの1等賞をペペロンチーノが取った。
演技賞に脚本賞まで。
地方のテレビ局が丁寧に丁寧に作り上げた作品のこの快挙。
 
演技賞 草彅剛
嬉しいな、ほんとに嬉しいよ。
選考理由の "演技の深さ"
ふれ幅がほんとに広くて、衣装を身につけたとたん、その役の人がそこにいる。
そこに無理がないのよね。
天才肌に努力も加わって草なぎ剛の世界に一瞬にして引き込まれてしまう。
剛くん自身はいつも、
なにも考えてない。現場でのそのときの気持ちのままに、
って言うけど
歳を重ね、経験を積み、あらゆるものを吸収しながら磨きあげられた、
魅せる力、引き寄せる力。楽しませる力、落とし込む力。
余白もたっぷりあるから、その余韻にいつまでもひたれる。
だけど、それも束の間。また見たことない顔で別の世界へ誘うの。
彼は天使なのか悪魔なのか。
その魅惑の魔力、引きずり込まれたら最後、逆らえない力が時々怖くなる。
 
 ペペロンチーノの、
クランクアップの2020年12月20日は雪で
「東北の洗練を受けた。ただでは帰してくれない。甘えてんじゃねぇよ、と背筋をただしてくれる。
2020年の12月ここ、石巻市にいたんだ。何年経っても一生忘れない作品になると思う。」
と、涙を浮かべながら、インタビューにこたえてたよね。
 
その言葉が私忘れられない。
 
吉田羊さんが
「草なぎさん演じる潔さんの温かい眼差しがすごく素敵で夫婦になれてよかったと思いました」
と、語ったときの涙も忘れない。
 
地元の方々の心からのおもてなしに感謝しながら、カイロを貼って湯タンポ抱きしめて、震災を風化させないと、真心こめて作り上げた作品。
大事な人の存在が明日への希望になるし生きる力になる、
いなくてもいる
いるものはいる。
 
ペペロンチーノ、心を満腹にしてくれる、そんな温かい童話のような物語。
 
受賞
ほんとにおめでとうございます。
是非今また総合テレビでの再再放送をお願いします。
 
 
 

円四郎の存在

何をしても
どこにいても
円四郎を思わずにはいられない慶喜を見てるのが辛いのです。

髪を結ってもらいながら
円四郎を思いだし、心が痛んでるね、慶喜様。
鏡に映るお顔がとてつもなく暗く厳しい...

いまだに、円四郎の死を引きずってるのが手に取るように伝わってくる。
そして、いつもそばにいて的確な助言をしてくれた円四郎の存在の大きさを感じずにはいられない。


あれほど
戦争はならぬ。と、反対してた慶喜なのに、
長州との戦が避けられない事態となり
天子さまをお守りするため、自ら長州征伐の陣をひきいることになってしまったときも

「戦となれば薩摩が手を叩き喜ぶだけ」

との円四郎の言葉に逆らう形になったこと、
江戸幕府開府以来はじめて
京を舞台にした大きな内戦となったこと。

に、忸怩たる思いにかられてたと思う。
だから、慶喜も必死。
恐れをなして逃げようとする兵士には
「逃げるな!そたなも武士であろ、戦え!」
と怒号を飛ばしながら皆の士気を鼓舞する。
鉄砲の弾が当たっても
「大事ない!」
と、鬼の形相で指揮を執る。

そのときのこの凛々しいお姿。
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力強い眼差しには
慶喜の、円四郎と共に生きてく強い決意を感じてしまい
思わず涙してしまうのです。

タイミングを見計らって薩摩が参戦。
長州は壊滅。
幕府の大勝利で終わります。

薩摩の西郷隆盛から
「一橋さまに比べればなにもしてない」
との言葉をかけられたときには
草彅慶喜は、無表情な仮面の下にある、薩摩への不信感をありありと見せつけてくる。

「ご苦労であった」と一言だけ、変わらぬ表情それだけ。

見事だった。鳥肌たちました。

それに対する西郷の
図々しさに私呆れながらも
これがこの人の強みだね、と思ったし。


やっと、やすが円四郎の手紙を掛け軸の裏側から見つけてくれて悲しみと同時に嬉しかったのよ。
やすにも幸せになってもらいたいから
平岡円四郎に縛られないこれからの人生を送って欲しいんだ。


やすへ
この文を見つけたってことは今おめえは俺がいなくて、つまらねぇで寂しくて仕方ないってことなんだろうな。
しかし悪いが勘弁してもらいたい。殿には俺が入りようなんだ。これほど御使いしたい方に御使いできる俺は幸せ者だい。殿との出会いで俺の生きざまはまるでもやがはれたように変わっちまった。苦労も多いがやりがいがある。人の人との縁はまことに不思議なもんだ。 何度も何度も女で失敗してようやくおめぇに出会えたのもこれしかり。
我が殿はきっとこの先新しい日本を作ってくれる。

(鳥の泣き声がしてきた。やっぱり、円四郎は鳥になったんだよ。)

やす、おれはお前とその新しい日の本をみる日が今から楽しみでならねぇんだ。
そんときがきたらまた二人で江戸の町をぶらぶら歩こうじゃねぇか。さあて、どんなふうにかわっちまうのか検討もつかねぇな。
きっとめっぽうおかしれぇに違いねぇ。




私ね、
大きな勘違いしてた。
円四郎は、水戸の藩士から狙われてることで万が一の時のことを考えてやすへの遺書を掛け軸の裏に隠したんだろうとひそかに思ってた。

だけど、円四郎は自分が死ぬなんてこれっぽっちも思ってなかった。
慶喜が作るにちがいない新しい日本をワクワクしながら心待ちしてた。
そして、その日の本で、やすと共に楽しんで生きてく希望を持ってた。

恋女房にしたためた愛情たっぷりの文を、笑いながら泣きながら読み進めるやすの美しいこと。

円四郎さま、あなたはどこまでも前向き。
そのときその時を精一杯楽しみながら生きてる。
だからこんなふうに優しく笑うことが出来るんですね。
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そんな円四郎から命じられた任務を終え
渋沢篤太夫と成一郎が京の一橋家に戻ってきます。
そこで慶喜と対面。
慶喜は二人にこう問いかけます。
「そなたらは、父の尊攘の教えを学んだと申しておったな。
円四郎は父が私につかわせたのだ。それがなぜ水戸のものに殺されねばならぬのか、そなたたちにわかるか?私にはわかる。円四郎は私の身代わりとなったのだ」

重苦しい哀しみがその場を支配していく。

川村恵十郎もそこに居た。
主君を守れず、こうして生きながらえてる自分を責め、
泣き声を出すまいとしてるかのように口をギュッと固く閉じた、
その瞳からは涙が溢れ落ちてる。
顔の刀傷が生々しく痛々しい。
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波岡さん、さすがの存在感。
この台詞無しのワンシーンのみの出番なのに、
私の気持ちあっというまに持っていっちゃった。

尊皇攘夷か。誠呪いの言葉に成り果てた」

尊敬する父の教えを全否定せねばならぬ、慶喜の苦しみと
その攘夷に我が忠臣を殺された無念な思い
瞳が潤んでいく。
涙をごくっと飲み込んで弱々しく立ち上がり去っていく姿にはいつもの颯爽とした清々しさはない。
その場に居たたまれず逃げ出すかのような空気を纏ってた..


もう演技じゃないんだよね。

そこにいるのは、平岡円四郎を失って
川村同様、自分を責め、無能を嘆き、迷子になってる、慶喜というひとりの武士。


そんな慶喜に追い討ちをかけるかのように、苦渋の日々はまだまだ続く。


藤田東湖の息子に懇願され、天狗党を率いることになった武田耕運斉が

「烈公の尊皇攘夷のお心を朝廷にお見せするための上洛じゃ。京にはそのお心を一番よく知る一橋様がいらっしゃる。われらのことを見殺しにはなさるまい。」

と、京をめざして軍を進めてきたのだ。


「京を守るのが私の役目だ。
天狗党を討伐する。」

そう決断せざるをえない、慶喜の胸の内を思うと辛すぎるよ。

武田耕運斉の本心はどこにあったんだろう。
慶喜に討ち取らせるための
上洛だったのか。
慶喜なら我らを悪いようには扱わないだろう、そんな甘い期待があったのか。


円四郎が側にいたら、
ここまで無駄な血を流すこともなかったんじゃないか。

いろんな思いが脳裏を駆け巡る。

おかしれぇ日の本は
ほんとにたくさんの大切な命が犠牲となって誕生していったんですよ、円四郎様。


烈公は
どんな思いで、日の本の、この一連の成り行きを見てたのでしょうね....


まだまだ円四郎の影を私も引きずりそうです。

公式さんの愛

青天を衝け
の公式Instagram

https://instagram.com/nhk_seiten?utm_medium=copy_link


1枚1枚に愛があるのよね。
なにより、視聴者の気持ちをわかってくださってる。
常に視聴者目線でいてくださってるのが
アップされる写真であったり、動画であったり、そこに添えられてるコメントから伝わってきて
さらに感動するの。



このときも


https://www.instagram.com/p/CMJFHl0K48P/?utm_medium=copy_link

このときも


https://www.instagram.com/p/CO7sE72hANT/?utm_medium=copy_link

この写真のときもそうだったけど


これね。


それでなくても
円四郎の最期にいまだに直面できないでいるのに

このふふふと笑う二人のメイキング動画...
この幸せがあっという間に崩れ去るんだよ。
なんて残酷な現実。

そして
https://www.instagram.com/p/CPuP3H-NEgm/?utm_medium=copy_link

どしゃ降りの雨。

いつもそばにいて
自分を支えてきた円四郎がいきなり自分一人残してこの世から消えた。
尽未来際共にと約束したばかりではないか。
あまりにも急な受け入れがたい現実に茫然自失。

見て。背中が泣いてるよ。
震える背中から悲しみが伝わるよ。


一発でOKの文章に
そうだった、これはお芝居で今現実に起こってることじゃないんだ。

ふと、錯覚してしまうほど
私は草彅剛と堤真一、このふたりの役者が作り出す世界に心を全て持っていかれてる。


その円四郎はもういない。

彼のあのおおらかでニヤリと笑う笑顔に会えない寂しさもあり、

その大事な腹心を無くした慶喜の喪失感を
草彅剛さんが今後どう表現していくのか
ワクワクもするんですよね。



この勇ましいお姿に、
円四郎と共に生きようと決めた慶喜公を感じて涙してます。

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なぎスケのアイドルダンス!



わーい、わーい、アイドルダンス部再始動!



あっ、これだと、『ぷっすま』 になっちゃうね。

なぎスケ2で、
“アイドルダンス、踊ってみた!”企画を2週にわたって配信だって!

なぎスケとゲストでアイドルダンスの完コピを目指すって。
それってやっぱり
ぷっすまだよ。ぷっのアイドルダンス部じゃん。”

と言いたいとこだけど

私も大人ですから、そんな野暮なことは言いません😅


『なぎスケ!シーズン2』
での、
“アイドルダンス、踊ってみた!”

楽しみだなぁ。ほんとに楽しみだよ。

いーやまさんが先月
気になること呟いてたんだよね。

もしかして、もしかする?
微かに期待はしてたんだ。

やっぱりこの日に
アイドルダンスを踊ったんだわ。
絶対そうよ。


剛くんは、曲を数回聴いただけで「1回やってみようか」と初見のダンスをすぐにマスター。
その早さにぺこぱのふたりは「やっぱスターはすごいな」
「朝飯前くらいの勢いで終わっていたよね」

剛くんから発せられる
スーパーアイドルオーラをまともに浴びてクラクラしてるようだけど

でも、私たちは騙されません。

我らの絶対的エース剛くんは、練習は完璧でも
本番になると、なかなかうまくいかないの。
絶不調で、もっと練習しろよーって言われる始末。
それがまためちゃくちゃ可愛くて、面白くて、つい笑っちゃう。
だけど、そのあとは、ビシッと見事に決めてくるからたまんない。
最高のエンターテイナーだな、と思う瞬間。
笑いの神様にも愛されてるのよ、草彅剛さんは。

だけど
あくまでも、なぎスケだから。
多趣味で素敵な大人になることを目指したシーズン1。
大人の趣味や、全く知らない分野など夢中になれるなにかを求めてチャレンジしていくシーズン2。


ユースケさんと成熟した大人の男を目指して
頑張ってきた成果が
ぷっすま』の時のふたりとはまた違った
ダンスになってるはず。

ほら、集合写真の剛くん、かっこいい。
余裕の貫禄よ。

そして、キレキレダンスも健在。

https://youtu.be/ew39gtOhBAY

エガちゃんがぷっすまのアイドルダンス部で伝説を作ったね。

https://twitter.com/tomotty_tty/status/884799437083525120?s=19

ハンバーグ師匠が、
出来ないって号泣したことも忘れられないし、
ロンブー亮さんと抱き合って号泣した姿も記憶に刻み込まれてる。

なぎスケ2ではどんな名シーンが誕生するんだろうか。
ドキドキワクワク胸が踊る。




「剛はダンスやってるから」

ユースケさんの名言なんだけど

そんな剛くんのダンス講座も楽しいよ。

https://youtu.be/MODpqBqeuck

素晴らしい戦略とこれからの展望

飯島さん、攻めてくるな。
しかも、発表のタイミングや順番が絶妙。
こんな戦略練ってただなんて、やはりこの方すごいわ。




『ミッドナイトスワン』
受注販売でざわつかせ、
アマゾンプライムで先行配信で喜ばせ
そして、


8月にWOWOWで初放送決定。
さらに、
初放送を記念して草彅剛主演映画特集も決定!

と、さらにBIGなお知らせがきた。


しかも、内田監督と
伊藤麻樹カメラマンとのトークセッションまである。


贅沢すぎて
ふわふわしちゃうね。



最初に、
DVD・Blu-rayを受注販売しますとのお知らせがきたとき、
なぜ受注販売なんだろ。
しかも、世間に一般的なアマゾンや楽天などでの取扱いはない。
新しい地図のサイトからじゃないと購入出来ない。
これじゃあたくさんの人の手元に届きにくいよ。


文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭(11月22日から29日オンラインにて開催)、カイロ国際映画祭パノラマ部門での上映(12月2日から10日開催)と世界での上映も続いた。
報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞にて新人賞受賞、日本で唯一の撮影賞となる三浦賞受賞、第75回毎日映画コンクールTSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020 日本映画部門」「音楽賞」受賞、第63回ブルーリボン賞 主演男優賞受賞、第44回 日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀主演男優賞はじめ 8部門優秀賞/新人俳優賞受賞、と数々の賞を受賞した。

「追いスワン」といった現象も起き
動員も55万人を超え、興行収入も8億を突破し、今なお上映中の劇場もあるほどの素晴らしい作品なのに
受注?



そんな不満を抱えてたけど

こうしてみると、ファンって目先のことしかみえてなくて愚かだよね。
だけど
それも草彅剛を思う故、ということでご理解いただきたい。
相手を思うあまり
自分の気持ちを押し付けてしまうほど哀れなんです。


そんなファン心理をわかったうえで水面下では
粛々と計画が細かく練られすすめられ、正式発表にいたる。

そこで、悶々としてたファンの気持ちが一気に晴れ上がる。

この一連の流れに
私はスタンディングオベーションを送るわ。


WOWOW
草彅剛の特集まで組ませる。

それって凄いことよ。


WOWOWは有料放送。
配信が主体となってきてる今、しかも、世の中コロナで自粛自粛の毎日。
レンタル業界は厳しく閉店が相次いでる。
自宅にいながら、手軽にいろんな番組が見れる
NetflixにHuhu、アマゾンプライム、等々動画配信サービスの勢いが止まらない。

WOWOWも新規加入者が喉から手が出るほど欲しいはず。

そこで
草彅剛の特集を組むということは、それを目玉に新規加入を増やそうとの企みがチラチラしてくる。
今、草彅剛にそれだけの需要がある、
それだけの価値がある、と認めさせたってことになるじゃない。


そこがたまらなく嬉しいの。
誇らしいわ。



『劇場版任侠ヘルパー』はWOWOWも製作に携わってたから

公開当時、WOWOW
特別番組
草彅剛の任侠道『映画任侠ヘルパー』の全て
男気編
人情編
が放送されて
それを視聴したくてWOWOWに加入した。
加入するとき、オペレーターの方から加入理由を聞かれて
「草彅剛さんの特集がみたいから」
と、力強く答えた。

退会するときは

「観たい番組がないので」

とハッキリと告げてやめた。

そんなことを思い出しながら


今私が一番望んでることは・・・


WOWOWは、舞台中継もしてるんだよね。
骨太なWOWOWドラマもある。


映画の特集も嬉しいよ。

任侠ヘルパー』は勿論
僕と妻の1778の物語』とか日『本沈没』とか
WOWOWで時折放送されてるし
DVDにもBlu-rayにもなってるから
いくらでも観れるチャンスはあるの。

だけど舞台はさ
舞台はなまもの。
一期一会。
映像化していつでも好きな時に観るものとは違うんじゃないか
それもわかるけど
人にはそれぞれの事情がある。
観たくても観たくてもどうしても観れない人も大勢いる。
幸せなことに劇場に足を運んで舞台特有の空気を吸い、同じ時間を共有できた人だって
また観たい、何度でも観たい、
あの時の感動をもう一度って思うんだよ。
だからね、
WOWOWで草彅剛の舞台の特集を組んでもらえないかな。
11月に
『アルトゥロ・ウイの興隆』の再演が決まってます。
その中継をしてくれないかな。

そして、
草彅剛主演で
社会派ドラマを作ってくれないかな。


水面下で
そんな企画が着々と進行してることを密かに願ってます。


まずは、
8月の『ミッドナイトスワン』の放送と
草彅剛主演映画の特集

これをWOWOWさん側が
にんまりするほど
大成功させなきゃ、ね。

私たちは私たちが出来ることをやるだけ。

新規加入するとき、
再加入するとき、

『ミッドナイトスワン』と
草なぎ剛さんの特集が観たいから

ここを強調することがとっても大事になってくる。

おかしれぇ関係性

 

 

すべてが順風満帆

この穏やかに流れる時間が

永遠に続くと思っていたかった...

 

あまりにも突然襲ってきた悲劇に

いまだ気持ちの整理がつかず

 

そんなときに、

 

https://www.instagram.com/p/CPkLPv6plbf/?utm_medium=copy_link

 

 

我が魂は円四郎様と共に

我が心は円四郎様と共に

 

と平岡円四郎という人間に惚れ込み身を挺して尽くしてきた川村恵十郎を演じた浪岡一喜さんが

いてもたってもいられずに、京都におもむき、二条にある西町奉行所跡で

円四郎を感じてるのを見て、涙がとめどめもなく流れるのを押さえることができない。

 

目の前で死んでいく平岡に何一つ出来ず、のうのうと生きながらえた自分を生涯恥ながら

己を責め続けた人生だったのかなとどうしても思ってしまう。

 

でも、平岡円四郎というお人は

そんな川村をきっと

「なにバカなことおもってるんだよ。お前はお前のまま生き抜け。」

 

と、厳しい眼差しで叱りつけるんだろうな。

 そして、ニヤッと笑うの。

ほんとに懐深いんだよね、平岡円四郎。

 

あの笑顔がまた見たいよ。

あのおちゃめさに

能面を被って、自分の心の奥底を覗かせない慶喜の気持ちが揺らぐんだろうね。

円四郎にだけは、弱音が自然と出ちゃうのは

人を自然に惹き付ける魅力と

彼の包容力の凄さにあると思う。

 

 

そして、そんな二人の絆をごく自然にみせられたのも

草なぎ剛堤真一のこれまで培ってきた絶妙な関係性があるから。

 

 つかず離れず。

 

撮影中も

コロナ渦というのもあるだろうけど

お互い余計な話しもせず、ただそこに居るだけで

わかりあえてくるものがあるんだから。

 

"堤さんの演じ方はずるいですよ。"

 

とお気楽大好きで語ってるんだけど

 

それと、高倉健さんのお別れ会で

剛くんが健さんにかけた言葉

「いなくてずるいですよ、本当に。」が重なって仕方ないのよ。

ずるいって、草なぎ剛にとっては、最高のほめ言葉なんじゃないか、っていう気持ちが強くなって

感無量になる。

 

 

 剛くんは堤真一さんの

そのときの現場とか役に対してのアプローチの仕方が大好きで

人としても尊敬してて

いつもそばにいて

背中で語る、教えてくれると心から慕ってる。

それは堤さんからいただいた舞台暖簾をいまだに大事に使っていることからもわかるのよね。

堤さんも草なぎ剛というあまりにも無防備すぎる役者の、

開放された無垢な感性と

役によって顔がちがう。役として生きることが自然にできる在り方に天賦の才を感じてくださって

今回の慶喜についても、静かに内側の燃えている力を品よく見せてくる。

久しぶりに一緒のシーンを演じてその演技に心を打たれる瞬間が何度もあった、と。インタビューで答えてるんだけど

慶喜の飄々としたつかみどころのなさを、

変化球じゃなくて、ゆるいボールを優しくなげてくるから、いつのまにかスッと入り込んでくる。

きっと、そんな感じで受け取ってくださっていたのかな。

 

 

「堤さんが

慶喜の何を考えているのかわからないところがいいとほめてくれた」と嬉しそうに話してる剛くんが微笑ましくて

ほんとに憧れの存在なんだな、って思うんです。

堤さんって、自分にとっての

"おとにい"

お父さんとお兄ちゃんの間ぐらいの人かな、て言ってるくらい、それぐらい、剛くんのなかで親しみある人であるんだわ。

 

以前共演した

テレビドラマ『恋におちたら~僕の成功のひみつ~』

(剛くん演じる鈴木島男は堤さん演じる高柳社長に仕えてる設定だったんだけど)

 

から

実は島男の先祖は慶喜

高柳社長の先祖が円四郎で

時空を超えて繋がってるというサブストーリーを思い描きながら

徳川慶喜を演じてたぐらい、堤真一さんへの思い入れは強いんだね、と思うと、

 

 

円四郎は亡くなったわけだから

堤さんが

撮影所に来ることはもうないでしょ。

寂しくなったね、剛くん。

ずっと一緒に生きたかったね・・・

 

 2010年

堤真一草彅剛ふたり舞台『K2』

さすがの堤真一、圧倒的な存在感。

それに挑む草彅剛 だった。

剛くんの、強靭な集中力・精神力、そして身体能力の高さは相変わらず素晴らしかったけど

人物の内面をもう少しほりさげて表現して欲しい、まだまだ深みが足りない

と思う場面もちらちらあったのも事実。

 

あれから11年の月日が流れ

草彅剛も数々の舞台を経験して

舞台役者としてそれはそれは著しい成長を遂げてる。

それを堤さんに肌で感じてもらいたい。

またこのときのように

 

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拳と拳を固く握りあって

お互いを見つめあって

高めあって欲しい。

 

 

 

ふたりが同じ板の上に立つ日がまた来ることを願ってます。

 

 

チーム家族のはなし、また会いましょう

5月30日
『家族のはなしPART12021』
無事に千秋楽を迎え
幕を下ろすことかできました。

およそ1ヶ月
万全のコロナ対策をしながらの稽古からの本公演
大変なご苦労があったと思います。

小西真奈美さんのInstagram

マスクをしての稽古は想像以上に呼吸が
出来なくて、5人だけで芝居を廻すのでみんな分量が多く、途中からみんなで携帯酸素を吸いながら稽古してました



https://www.instagram.com/p/COsB6nOD3Gz/?utm_medium=copy_link


を読んだとき、すごく衝撃を受けたの。

そんな思いをしながら幕をあけようとしてるんだ。ほんとに命がけの舞台になる。

剛くんも、

舞台の端まで動くし大声も出すし、罰ゲームか?って感じで僕は既に稽古場で追い込まれてる。前回より運動量がハンパじゃない。しかも稽古中はマスクしてやるから酸欠状態で倒れそう。コメディーは本当に難しくて、何が正解なのか分からない。カロリーめちゃめちゃ使いながら、フルスロットルでギアを上げてやってます。


と、練習に励んでた。
そんな過酷な日々に耐えていけるのは
お客さんの前に立つのがめちゃくちゃ楽しみで嬉しい。
早く板に立ちたい。との思いがあるからなんだよね。


幕が無事にあき、
こんな世の中であるにもかかわらず、連日ほぼほぼ満員の客席、たくさんの温かい拍手と眼差しと笑顔笑顔に満ちた空間。
大好評のなか、
最後までひとりの感染者も出さずに走りきれてほんとうによかった。




剛くんが
“舞台をやってると、希望が沸いてくる。芝居のことを考えられるのがすごい幸せ。
僕は舞台に助けられてる。”

と言うんです。

そして
今一番の快なり!は
“真奈美ちゃんと会えていること。”

その言葉に胸がつまって仕方ない。

つかこうへいさんの口立てで毎日10時間くらい一緒に稽古した、20年ほど前の舞台
蒲田行進曲』が役者草彅剛の原点だから
真奈美ちゃんは剛くんにとって特別な同志になるんだよね。

真奈美ちゃんのなかにもそんな思いは強くあって、
20年前に思った気持ち、
そして、今、日々考えながら過ごした気持ちを
忘れないように精進したいと。


https://www.instagram.com/p/CPfVmURjNKi/?utm_medium=copy_link


草彅剛と小西真奈美
この二人を結びつけてるつかさんの存在の大きさをあらためて感じてます。
長い空白もその絆は切れることはなく、
いつも心のどこかで繋がってて
2年前、運命の再会をした。
そして、今再びタッグを組み、
コロナという未知のウイルスが蔓延して
奪われ失われた日常のなかで、同じ空気を吸い、時間を共有し、苦労を分かち合いながら過ごした時が終わろうとしてる。



迎えた千秋楽、
剛くんは
満員の客席を見渡し深々のお辞儀をしながら


「このような状況下の中、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで無事に千秋楽を迎えられました。
後にも先にも忘れられない経験となりました。
またこのメンバーでいつか家族のはなしPART2でお会いしましょう。
1日一日を大切に。」

と挨拶をしたようです。
そして、その顔は
やりきった達成感、充実感、
無事に幕を下ろせた安堵感、そして、終わりがきた寂寥感で
いつも以上にキラキラ輝いてたと。


剛くんあなたは、
観てもらったお客さんには、何かあったかいものを持って帰ってもらいたいといつも言うよね。

私、抱えきれないほどの思いを受け取ったからね。

たくさん笑ってホロリと泣いて
穏やかで温かで楽しい空気をたくさん吸って
ほんとうの優しさを教えてもらったよ。
忘れかけてた互いをおもいやる気持ちを
私の中に取り戻すことができたよ、剛くん。
本当に素敵な舞台をありがとう。




草なぎ剛さんの、
いつだって今この瞬間に全力投球の姿勢がほんとに好き。
いままで培ったもの全部出し惜しみせず注ぎ込んで
作り出す世界観に、否応もなく引きずり込まれて、
今が一番最高の作品をみんなで生み出す、その瞬間に立ち会える喜びに震える自分も好き。



さあ、次は、どんな家族に会えるんだろ。
人間味あふれた、優しさいっぱいのエッセンス詰め込んだ素敵な作品待ってます。



5月30日のパワスプで
舞台について話してくれました。



『しんつよ愛の劇場』
フリートーク




剛:5月はね今日まで舞台か。
今日千秋楽だったんだ、そういえば。無事終えてるのであれば。このラジオは収録なんでね、どうなってるかわかりませんけど。でもね、半分まではいったんですよ。いや、ほんとに幸せなことですよね、この時期にさ、横浜KAATなので。東京は公演中止なのでさ、舞台出来ない方多い中、公演普通に出来るっていうのがね。お客さんもたくさん来ていただいて、この時期なのに。本当に有難い限りでございます、ほんとに。
2年前の、慎吾と吾郎さんも観に来てくれた、京都の舞台を再演してるんですけど、すごいいいですね、なんか。パワーアップしてというか。前の初演のときに作り込んだことがよく出てて、いいところはいいところをまた受け継いで、新しくなっているところはさらに新しくなって、すごいいいと思うな。
お客さんの前に立つというのがすごい新鮮だね。
カーテンコールとかも結構ジーンとくるというか、観ていただくお客さんもみなさん思うことがあって、観劇する楽しさとかあらためて感じてくれてる感じがしてね、で、家族のはなしって感じで、温かい話なのがまたよいなと思ってて、11月にアルトゥロ・ウイっていう、めちゃくちゃすごいガガガという感じのをやるんだけど、今の時期にすごいあってるな、優しい感じがね、やってて気持ちいいですね。
再演、そんなにないね。その前に1回だけ。蒲田行進曲っていう、20年くらい前のやつ。つかさんのやつ。そのくらいかな。あれ、2000年くらいだから、それ以来だから。
まあ、好評につきね。
先のことはわからないからね。とりあえず準備はして、公演できるようにね。
慎吾:稽古も大変みたいだね。
剛:マスクして差しいれとかもできないしさ、ほんとにちゃんとした個別の物しか。
なんとかやっていくしかない。




ほんとにそう。

観劇出来るって当たり前じゃなかったんだね。
当たり前が当たり前じゃなくなって、はじめて、その有り難みを噛みしめた。
いそいそとちょっぴりお洒落して
観劇に向かう気持ちよさに
生きててよかった。
としみじみ、思ったよ。


今日も明日も明後日も
笑って忘れてまた笑って
穏やかにすごしていこっと。