yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

とったぞー!

第47回放送文化基金賞

テレビドラマ番組部門
「最優秀賞」
宮城初地域ドラマ ペペロンチーノ
 
<選考理由>
震災10年の節目に、被災者復興という眼鏡をはずして、現地の人たちの視点から今を生きるとはどういうことかを描くドラマとして高く評価された。
シンプルだからこそ旨い味を出すのが難しいペペロンチーノに託しながら、失われたものの、あまりにも大きなつらさを胸に、それでも強くシンプルな日常を送っていくことの大切さを描いたドラマ性が、高く評価された。
草彅剛のひたむきさや、吉田羊の不思議な存在感が強いインパクトを残すドラマとなった。
 
「演技賞」 草彅剛
<選考理由>
深い葛藤を抱えながらもストイックに、スタイリッシュに前を向く姿勢を示し得るその演技の深さが評価された。シンプルに、しかし奥深くという作品のテーマを絶妙に表現した。
 
 
<選考理由>ペペロンチーノは地元の人の視線に沿って震災10年の節目を描き、復興という枠から離れて、失ったものと今の両方を見事に掬い取った点が高く評価された。
 
 
『ペペロンチーノ』で賞をもらった!
 
受賞でその作品の価値が決まる訳じゃない、
それはそうだけど
でも、やはり、受賞した、ということは世間に認めてもらえた。ということでしょ。素晴らしい作品だと太鼓判押されたことになるでしょ。
 
それがほんとに嬉しいの。
 
だって、それだけの価値ある作品だもん。
 
よかったよね!
草彅剛最高だね!
と、仲間内で誉めちぎっても仕方ない。
 
広く一般的に、作品の力、役者の力、演出の妙、を知ってもらわなきゃ意味ないのよ。
受賞の影響は計り知れないものがあるんたから。
受賞した、というだけで
箔がつくのも事実。
受賞記念に今こそまた再放送するべきだよ。
もっともっとひとりでも多くの方に観てもらいたい。
それほどの作品です。
今観るべき作品だと自信を持っておすすめします。
 
この作品はもともとはBSプレミアム、BS4Kでの放送だったんだよね。
放送終了後の反響があまりにも大きく、たくさんの絶賛と再放送のお願いが番組にも届いて、総合テレビでの全国放送が決まったという経緯がある。
私達の微力な声も集まれば大きなパワーとなってそびえ立つ壁をうち壊すことができるんだ!
『ミッドナイトスワン』もそうだけど
ひとりひとりの声の力は
そこに心からの気持ちが加わればとてつもない奇跡をおこすんですよね。
 
 
でも、私は草彅剛主演作品なら何でもいいという訳じゃない。
 
私の剛愛は盲目だけど
つまらないものはつまらない。笑えないものは笑えない。泣けないものは泣けない。
感情移入出来ないものは出来ない。
納得いかないものだってあるのです。
好きな人が出てるものは全てが愛おしいのだけど、だからといって、その作品を無理やり良しとするのは、それに携わってる大勢の人々に申し訳ないし、なにより、主役をはってる、我が推しに顔向けできないよ。
 
 
 それにしても
 放送文化基金賞って耳慣れないけど
どんな賞なんだろ?
 
 放送文化基金賞は、【視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組】【放送文化、放送技術の分野での顕著な業績】を対象に表彰します。
表彰対象は、
①4月1日から翌年の3月31日までに初めて放送された番組
②放送文化、放送技術の分野で成果をあげた個人・グループ

審査方法は

応募・推薦された全ての放送番組と業績について

専門委員会で審査選考し

さらに審査委員会を経て、理事会で決定します。

今回は全国の民放、NHK、ケーブルテレビなとから全部で277件の応募、推薦がありました。

5月末から約2か月にわたる厳正な審査の結果、受賞が決まりました

 
一年間で放送されるドラマってそれもケーブルテレビなども含めるとどれだけの数あるんだか検討もつかないけど、
 
そのなかの1等賞をペペロンチーノが取った。
演技賞に脚本賞まで。
地方のテレビ局が丁寧に丁寧に作り上げた作品のこの快挙。
 
演技賞 草彅剛
嬉しいな、ほんとに嬉しいよ。
選考理由の "演技の深さ"
ふれ幅がほんとに広くて、衣装を身につけたとたん、その役の人がそこにいる。
そこに無理がないのよね。
天才肌に努力も加わって草なぎ剛の世界に一瞬にして引き込まれてしまう。
剛くん自身はいつも、
なにも考えてない。現場でのそのときの気持ちのままに、
って言うけど
歳を重ね、経験を積み、あらゆるものを吸収しながら磨きあげられた、
魅せる力、引き寄せる力。楽しませる力、落とし込む力。
余白もたっぷりあるから、その余韻にいつまでもひたれる。
だけど、それも束の間。また見たことない顔で別の世界へ誘うの。
彼は天使なのか悪魔なのか。
その魅惑の魔力、引きずり込まれたら最後、逆らえない力が時々怖くなる。
 
 ペペロンチーノの、
クランクアップの2020年12月20日は雪で
「東北の洗練を受けた。ただでは帰してくれない。甘えてんじゃねぇよ、と背筋をただしてくれる。
2020年の12月ここ、石巻市にいたんだ。何年経っても一生忘れない作品になると思う。」
と、涙を浮かべながら、インタビューにこたえてたよね。
 
その言葉が私忘れられない。
 
吉田羊さんが
「草なぎさん演じる潔さんの温かい眼差しがすごく素敵で夫婦になれてよかったと思いました」
と、語ったときの涙も忘れない。
 
地元の方々の心からのおもてなしに感謝しながら、カイロを貼って湯タンポ抱きしめて、震災を風化させないと、真心こめて作り上げた作品。
大事な人の存在が明日への希望になるし生きる力になる、
いなくてもいる
いるものはいる。
 
ペペロンチーノ、心を満腹にしてくれる、そんな温かい童話のような物語。
 
受賞
ほんとにおめでとうございます。
是非今また総合テレビでの再再放送をお願いします。