yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

酒と仲間とそして今

なんだか嫌だな。モヤモヤする。駆け引きで世間の注目をあびて、この先有利にすすめようとしてるのか?社長に彼らの親代わりとの自負があるのならば、それこそとんでもない親だと世間は言うよ。
怒りの感情はマイナスしか生まない。どんな感情がそこにあり、どんな現実があったのか、真実は当事者にしかわからない。だが、公の媒体の使い方を熟知してる者となにも知らない一般人とではあまりにも結果が目に見えてる。
推測でどうこう言ってもなにも始まらないし終わらない。
言いたいことはわかる。どすぐろい闇が渦巻いてるのも知ってる。
自分の思いを吐き出すことも大事。
そのことの背後の景色をどう読むかもその人の自由ではあるけれど、勘ぐればきりがない。自分の目にうつる姿を信じてればいいんじゃないかと思う。
剛くんは育ててもらって感謝してると常々口にしてるが、
元居た場所のことは正直な話私にはもうどうでもいい。


TOKIO山口達也さんの強制ワイセツのこと。その第一報を聞いたとき、まじかっ?と耳と目を疑った。
そして、脳裏に浮かんだのが 剛くんのこと。


その日私は仕事だった。
子供からメールが来た。
“剛が逮捕されたってよ。公然わいせつ”
嘘でしょ。たちの悪い冗談はやめてよ。頭の中が真っ白になった。
でも、事実だった。公然わいせつ・・

勤務時間なのでこれ以上の情報を得られず、心ここにあらずでなんとか仕事終わらせた。
剛くん、いったいなにをしたの?とにかく不安だった。どうしてどうして、、
そんなおもいだけが頭の中をぐるぐる駆け巡った。
勤務が終わり、事実を知ることがこわかったのだけど情報を必死で集めた。
何があったのか知る必要がある。じゃないと自分が崩壊寸前だった。なにも知らない不安ほど恐怖だ。果てし無い暗闇に落とされて喘ぐ怖さに押し潰されそうだった。

事実は“わいせつ”というワードから私が想像してたものとは全く違ってた。
単なる酔っぱらいが気が大きくなってたのか、大声をだして、裸になった だけのこと。脱いだ服はきちんとたたまれてあったというから自宅と間違えたのであろうか。でも、そこが公共の場である公園で、深夜に大声で騒いだことで周囲の住人に迷惑かけ、駆けつけた警官ともちょっと揉め、現行犯逮捕に至ったという、世の中の男性ならなんとなく身に覚えがある人も少なくないのではなかろうかと思える失態であった。確かに、国民に夢を売る職業SMAPなんだけど、そこまで過剰になる必要があるの?と思えるくらいの報道だった。
特定の誰かに被害が及んだわけでもない。
なのに、家宅捜索までされるなんて、それが適正な捜索なの?
彼の様子が奇行にみえて薬をやってるのではないか?と思われたようだけどただ単に警察の勇み足でしょ。
当時の民主党鳩山幹事長だって、都知事だった石原さんだって、騒ぎすぎ、捜索までやる話なのか?て疑問を呈してた。
大阪府知事だった橋下さんだって、可哀相、こんなことぐらいで騒がれて。と言ってくださった。
あー、思い出しただけでも腹立たしい。
ただそのことで完全潔白とお墨付きをいただいたわけだからそれはそれでよかった、と思うしかあの時は気持ちの持って行き場がなかった。


スーパーアイドルです。
いい人清潔な人そんなイメージが草彅剛にはあります。
だからといって、最低の人間だ とまで言われなきゃいけなかった?


でもね、実は逮捕されてホッとしたところもあるんだ。
だって4月とはいえ深夜はまだまだ冷え込む日もある。その日だって花冷えだった記憶。
正体不明になるまで泥酔してその上真っ裸で寝入ってしまってどうにかなってからじゃ遅いんだもん。



釈放された夜に会見を開きました。
弁護士同席ではあったけど、草彅剛は自分の口で心のうちをすべてさらけ出したと私は思ってる。事実を質問者のほうをしっかりみて、自分の心と向き合いながら一言一言丁寧に言葉にしてた。
慎吾と飲んだときのエピソードまで話した。パンツ1枚になったことはあると。そこまで言う必要もないのに。正直すぎるほどの彼だった。
しかも、お酒は今後一切飲みません!とは言わなかった。『もう少し成長したら楽しいお酒を飲みたいと思います』と言ったのよ。
ここも彼草彅剛らしくて、私はグシャグシャな気持ちのなかで苦笑いしてしまった。
嘘も方便。ここは、この場は、酒は断ちますと普通ならいうところでしょ。
なんてばか正直。

私、テレビの前で正座してしっかりとこの会見の彼をみた。辛かったけど苦しかったけど悲しかったけど、最後まで見届けなきゃと思った。そうしなきゃ、先にすすめなかった。

そして、この日が私の本当の意味での、草彅剛と歩む道の第一歩になった。


そばで寄り添ってくれた慎吾と吾郎さん。
毎日のように慎吾から電話がきた。
映画のロケ地で採った山菜を空港から直行で剛宅に持ち寄り天ぷらにして食べた。
吾郎さんは2度ほど鰻を手土産に訪ねてきてくれた。
突き放すことで剛を支えてくれた中居さんと木村くん。
それでも、中居さんは、どん底の精神状態の剛の支えになるような本を3冊差し入れてくれたんだよね。
阪本監督からも本をいただいたんだった。

待ってるからとユースケさんに番組スタッフ。
長瀬くんからも励ましの手紙もらったね。
高倉健さんは、事務所宛に「そういうことはみんなあるんです。彼も悪い子ではないと思うので許してあげてください」と。そして剛本人にも手紙を書いてくださった。
星監督からも、映画撮りますよ~と。
ファンからの手紙も45,000通。
ヤマサ醤油さんからは、
『商品を育ててもらった思いがある。代わりのタレントさんはかんがえられませんでした』とのありがたいコメントいただいた。


そして、なによりも、草彅剛さん本人の強い意思。自分をしっかりと見つめ直し反省し、見事にお酒を断った。


SMAP×SMAPタモリさんの一言で解禁するまで5年。あれほど飲んでたお酒をきっぱりと断ち、早寝早起き健康つよポンに大変身。そしていま、家族が増え、愛娘愛犬クルミちゃんのお世話をすることでますます背筋がきりっとまっすぐになってる。

山口達也さんの一連の流れを横目で見ながら
封印してきた記憶が呼び起こされた。


ビビットでの国分太一さんの涙ながらのコメントをみたとき、SmaSTATIONの慎吾の姿と重なってどうにも涙が止まらなかった。

“みなさんに許していただけるのであればSMAPに1日でも早くつよポンが戻ってくることを願ってます”

このときの慎吾の姿が今でも脳裏に焼き付いてる。
もうあんな慎吾の涙は見たくない。


TOKIOとしての4人での謝罪。
茶番劇だという声があちこちから聞こえてくる。被害者の気持ちをなによりも大事にしたいと何度もいいつつも、やってることは保身にすぎないじゃないか。
それでも、あの4人の沈痛な面持ちと涙と言葉に嘘はないはず。



こらえきれず涙を流し声を震わせながら

 『そばにいる人の力で人は幸せになれる。』


との剛の声が思い出される。

剛の傍らにはそんな人がいてくれた。今も寄り添ってくれる人がいる。求め続けてる人がいる。
だから今ますます輝いてる草彅剛がいるんだ。

この一連の出来事で再確認した。