しんつよ愛の劇場 12月23日
慎吾:みなさんこんばんは、香取慎吾です
剛:草なぎ剛です。
慎吾:ふたりとも絶賛舞台中です
先週と違って声が抜群に復帰してるじゃないですか、つよポン
剛:そうですかぁ
しんつよ:(笑)
剛:そうですかねぇ、舞台中ですからねぇ。美味しいもの食べて回復しないといけませんからね
慎吾:なんかさ、想像してたのと違ってさ、つよポンの舞台がさ。
写真しか見てないけどさ、まだ。なんか、もっと静か~な、寂しい~みたいな、道ってタイトルだけでね。写真見たらさ、筋肉ムキムキの、うしろに、僕の大好きなピエロとかが置いてあって、俺絶対これ好きじゃんと思って
剛:道化とかさ、すごいよ、ほんとに。是非是非
確かにね、
道 La Stsada
のタイトルから想像するものは、慎吾のイメージに近いかもしれない。
でも、大事なものを失ったことにようやく気付いて、その道の選択を後悔してる男の弱さ、哀しみ、行き場を失った心まではさすがの慎吾にもまだみえてきてないはず。
慎吾も舞台真っ最中で時間にゆとりがないのは知ってる。
それでも、なんとかして
つよポン渾身のザンパノを観てもらいたいのよ。
剛:いきものですから、車っていうのは
慎吾:あのー、車に僕がサインしてあげたやつは残ってますか、まだ。
剛:残ってます
慎吾:わあ、ありがとうございます
剛:油性ペンだからちょっと薄くなってきたかな。
慎吾:また上から書きたさないと
剛:いい味になってきてるから丁度いい具合でよかったです。
剛:1年に何度かメンテナンスしたほうがいいですね。
慎吾:そうだね。バイクのメンテナンスもするんですか?
剛:オイル交換も定期的におこなって。ま、一番はのることだね、車も。回さないとね
あの落書きにはさすがの剛くんも内心はイラッとしたようだけど
落書きをいい味が出てきたと思うその懐の深さに、慎吾は感謝しつつもつい甘えちゃうんだろうね。
今は舞台真っ最中でバイクも車も乗り回したりしてないだろうけど、
克兄とカメラが入らないツーリングを楽しむ時間が近いうちにとれるといいな。
剛:買って読まない本てあるよね。
慎吾:僕は殆ど読まないし、つよポンもあんまり読まないんですよね
剛:読まない。買って読んでない本あるわ、何冊か。結局読まないんだろうな、あれな。1年の大掃除するからさ、今年は全部捨てよう
慎吾:へーー
なんか、僕全く読まないじゃないですか。つよポンでも、読んでる感じもあるし、今の買ってっていうのは、買ったんですか?
剛:3年くらい前に。テレビでさ、たまに本の特集みたいのやってるじゃん。それ見てさ、なんか面白そうだなって思ってそんときは買ったのよ。買ったけど読まなかったみたいな。今年は舞台28日に終わるから大掃除だね、本棚まで。
読まなかった本
『僕の生きる道』で、中村先生が1冊の本の話をしました。
ここに一冊の本があります。
ずっと読もうと思っていて、結局読まれずに今日になりました。
この本の持ち主はこれを読む時間がなかったのでしょうか。
たぶん違います。
読もうとしなかった、ただそれだけです。
そのことに気付かない限り、5年経っても10年経っても持ち主がこの本を読むことはないでしょう。
だから、1年しかないなんて言ってないで、やってみましょう。
この1年、やれるだけのことをやってみましょう。
中村先生からの、今を全力で生きるんだという強いメッセージ。
この話を聞きながら、この瞬間を懸命に生きなきゃ!と思った。
明日にしよう
と、明日があるのが当たり前に思ってきたけど、今がなければ明日はないんだよね。
今を生きようと思った。
剛くんの本もそう
読めなかったのではなく読まなかった。
そのことに、3年は経ったけど気付けたことに意味があるんだと思うよ。
しんつよミュージックセレクション
今週はしんごちゃん
アマゾンミュージックの中で僕らセレクトのプレイリストみたいなのがあるんだよね。あれさ、時期的にもクリスマスだからみたいな感じでさ、俺クリスマスの曲2曲選んでんだよ。そしたらさ、つよポンとかさ、
剛:あーー、あれね
慎吾:そしたら林檎さんの曲とか選んでない?あと斉藤和義さん
剛:選んだ
慎吾:あれ、クリスマスって言われた?
剛:言われた
慎吾:で、クリスマスだからその2曲なの?なんで?
剛:すごいクリスマスっぽくなくてもいいかな、と思ったの。そういうことでしょ、クリスマスぽくないじゃんて。なんか別にすごいクリスマスっぽくなくてもいいですよって感じだったのよ。いい感じだなとおもったの。だからあえて。しかも、そんなにかけ離れてる感じもしないし。たとえば、歩いて帰ろうとか、クリスマスに聴いてもいいじゃんと思って
慎吾:さすが、斬新
剛:またクリスマスっぽいの選んだんでしょ、慎吾は
慎吾:おれ、めちゃくちゃ、もう
剛:それがいいんじゃない、バランスとれてんじゃん
慎吾も言ってるとおり、草なぎ剛の考えることって、斬新。
普通の人が普通に思うことのはるか上を行くんだよね。
考えて考えて考えての行動ではなく、ひらめきかな。
インスプレーション、直感なんだろうね。
それだけ感性が研ぎ澄まされてるってこと。馴らされてないんだわ。
たしかにね、みんながみんな、クリスマスだ、イヴだ、と、浮かれ楽しんでるわけでもないものね。
忘れてはいけないのは、
世界は途方もなく広い。そこにはいろんな人が思い思いの時間を過ごしているんだ。てこと。
しんつよ即興ソング
慎吾:声出てましたね
剛:いいね!ミュージカルて感じするね。今見てないけど日本の歴史で歌ってる姿が思い浮かんだよ。
慎吾:見えた?
剛:見えたね。いい声してるね~やっぱ違うね、ミュージカル俳優じゃないの?あなた。なかなかだね。すごいね。
慎吾:もうちょっと今ミュージカルやってるんでね、あの、なんだろ、いろいろ仕事の整理というか、なんか、いろんな他の仕事も、
絵を描いたりとか、そんなの全部やめて、ミュージカル1本でいこうかな
しんつよ(笑)
剛:はい、はい
慎吾:はいはいってさ(笑)だからその声で言うと、なんでも何て言うの
剛:笑笑、ね
この二人のやりとりが微笑ましくて
ただただ幸せ~て感じです。
“言葉でじゃれあう”
て、まさにこの二人の会話がそう。
仲睦まじくて世界平和はここにある。
慎吾:舞台中なんですけど、はじまってちょっとした時に、夕方公演の時間が、ごろーちゃんもNo9と、
つよポンもはじまってみんなその時間舞台ってときがあったよね。
剛:あったね。ごろーさんの誕生日のときだったね。12月8日だったよ
慎吾:そのときか。すごいよね。同じ時間帯に舞台の上にいたんだなーとおもって。
剛:すごいね。まぁ、なんかいいね、やっぱ舞台ってね。それぞれ違う舞台だけどさ、物語でみんな3人その日を生きてるみたいな感じがして
慎吾:つよポンの道はどれくらいのキャストの方がいるんですか?
剛:えっとね、結構いるよ
慎吾:僕は7人しかいないんで
剛:もっと全然いると思う。20、30人くらい。バンドさんもいるんでしょ?
生バンドっていいよね。
慎吾:ずっと7人のキャストで生活を共にしてる感じだよね。中井貴一さんが優しい。とっても優しくて。いろんな方が観に来てくれるじゃない。久々にお会いできる方もいて、すごく嬉しく。堀内敬子さんが観に来てくれた時に、ニューヨークでやった、TALK LIKE SINGING が僕と新納さんと堀内さんだったの。みんな集まって久しぶりですね~とか。
剛:大阪まで行くしね。1回1回違うでしょ。休憩あんの?
慎吾:あります。
剛:2幕構成なんだ。うちは休憩なし。
慎吾:23日、今日。クリスマスですよ。
剛:明日クリスマスイブですか
慎吾:クリスマスもお互いあるんだよね。
剛:休演日だよ、25日慎吾は?
慎吾:わかんない。
剛:ないんじゃないの?
慎吾:じゃあ、どっかで飯でも食おうか。あっ、24が休演日だって
剛:まあでもね、クリスマスイヴとかにさ、クリスマスもそうだけどさ、お客さん観に来てくれるって幸せなことですよね。クリスマスの一大イベントの日にさ僕らの舞台優先してくれてんだよ。
慎吾:なんかあらためて、今ミュージカルやってて、観に来てくれるお客さまが嬉しいね。足を運ぶわけじゃん、劇場って。雨の日とかも。どんなに完璧な舞台でもお客様がいないと成立しないものじゃん。稽古で何ヵ月もやってきたけど、変わるし、反応とかで。
剛:三谷さんは毎回観てるんですか?
慎吾:全部じゃないけど結構来てくださって。道を観に行きたいって。
剛:三谷さん?ほんと?一緒に慎吾と来れば
慎吾:結構大きい、ガタイのいい、こんな人がやるような役を草なぎさんがやることにすごい興味があるって。
剛:ザンパノっていうさ
慎吾:言ってた。ザンパノって役がこうでって。それを草なぎ剛がってのがどうなってるのか、観たいんですって。
剛:嬉しいね、でも、興味持ってくれて。来る日言わないでって三谷さんに言っといて笑
慎吾:ほんとに嫌なんだね。
剛、気になるんだよね、誰でも。来てんのかなぁ、思っちゃうじゃん。思わない?だってやってる時にさ、ふとした時にさ、今日来てんだな、とちょっと思ったりしない?それが嫌なんだよ。気になんだよ。だから、言わないでね。
あのね、あなたたちお二人、なにもわかってない。
クリスマスだから
クリスマスイブだから
大好きな人に会いに行くんですよ
特別な日を大好きな人と過ごせる幸せに酔しれさせてくださいな。
今日のこのラジオの収録は20日より前になるね。だって20日、三谷さんが日生劇場で目撃されてる。その足でヤンチェに行かれたのかな。
三谷さん、
ご自身が演出した『burst』で 草なぎ剛の俳優としての凄さを知ったんですよね。
役者に役が乗り移る瞬間を初めて見たんでしたね。
驚異の集中力も目の当たりにしましたね。
天衣無縫で無邪気な青年が今度はザンパノを演じてます。
彼の中に眠る別の魔物を見つけましたか?
恐ろしいと身震いしましたか?
三谷さんの目に草なぎザンパノはどう映ったのでしょうか。
知りたい。
ここで1曲
ごろーちゃんのソロ
12月21日金曜日からデジタル配信されてます
アマゾンプライムビデオの東京BTHの主題歌
剛:これは、えもんさんが。
慎吾:(笑) なんつった?えもんさんが、ね、つくってくれたんですよ。ゲスの極み乙女の川谷絵音さんが。
剛:間違った?
かわたにえもんさんが
慎吾:爆笑
剛:もえんさんでしたっけ?
慎吾:ひとつ選んでください
剛:えもん
あもん、川谷あもん、うん
慎吾:えのんさんです
剛:えのんか、惜しいな、惜しいな。
私も出てますから、10話に。チャプター飛ばして俺のとこ観てください。
すみません、よろしくお願いします。
あのー
剛君に質問します。
川谷絵音さん、ななにー人狼ゲームに来てくださいましたよね。
そのときは、川谷さんにむかって
えもんさん~
て、屈託ない笑顔で呼び掛けたりしてませんよね?(笑)
ぷっすまを思い出してしまいました。
ゲストの方の名まえ覚えてなくてアハハと苦笑いしてるの。
それがあまりにも無邪気すぎて怒る気にもなれない。
まっ、いいか、ってなっちゃうの。
えのんさんですよ。
惜しいな、と悔やんでおりますが、そういう問題じゃないから。
ほんとにどこまでも可愛い方です。
そして、剛くんのご希望にそいまして、チャプター飛ばして剛くんの出てる10話だけとりあえず見た私です。
慎吾:来週は舞台も終わってるし、ついにクリアな声で今年を締め括るんですね。
剛:そうですね、クリアボイスで。
よろしくお願いします。
アモン、エモン、ノモン、カモン(笑)
しんつよ
昔から全然変わらない関係性、
年を重ねて、取り巻く環境も大きく変わったけど
この二人の絆はさらに強くなったかな。
お互いを縛りつけるでもない
干渉しすぎてもない
ほどよい距離を保ちつつ
お互いがお互いの内を知り尽くしてる
こんな人がひとりでもいる人生って素敵。で、ちょっぴり羨ましい