ブラタモリ
久しぶりのブラタモリ
やっぱりいいな、剛くんの声。
楽しそうに、弾んでる。
落ち着いて、説明してる。
そういえば、相田冬二さんがブラタモリの剛くんの声について書いてたっけ
https://books.rakuten.co.jp/event/column/smap/vol94/index-sp.html
柔らかい声の語尾の揺れ。
わかるわかる!
普段は感じたことがないこの揺れが私のHeartを掴んでしまうのね。
私は剛くんはタモリさんと会話をしてると思ってきた。ナレーションブースからタモリさんへ向けて言葉を発し、本来なら聞こえるはずのないその声が、時空を越えてタモリさんには届いてると思ってきた。
タモリさんの笑顔の後ろに剛くんが見えてくる
剛くんの語りからタモリさんの声が聞こえてくる
タモリさんと剛くんだから起こるこの奇跡。
相田さんには違う景色が見えてくるんだね。
「いま」を歩くことで「かつて」を感じる。見えないものを見る番組。
古い地図が過去から現在への架け橋になる。
剛くんの声は、その時代に描かれた地図のようだ。
“きみたちが生きている時代にはもうなくなっているものがこの地図にはあるかもしれないけれど、かつてはこんなだったんだよ。でも、変わらないものもあるだろ”
未来への好意が剛くんの声に宿っていると。
なるほど。
剛くんの声が新しい地図への第1歩となっていくのかと思ったら感無量になってくる。
すべてがこうして繋がっていくのね。
未来のあなたに
幸せをおくる~🎵
記憶と思い出を
花束に添えて
ひとときの夢を~
瞬いてみせて
エンディングの井上陽水さんの
🎵瞬き
まさにその通りで震えてきちゃった。
ブラタモリという番組がなぜたくさんの方から愛されてるのか
スタッフの徹底的な下調べがあるから、
タモリさんの自由な言動と博識が生きてくる。何気ない街からいろんな発見が生れ魅力的になる。
視聴者目線で地形との関連性を実にわかりなすく説明してくれることで面白味がわきあがってくる。
普段の生活で、地形に着目するなんてほぼないからその視点がすごく斬新で新鮮なんだよね。
日本にはこんなすごいことがあるんだ。
再認識する
そして、そこに草彅剛さんの声が加わって、
『ブラタモリ』が完成する。
3月24日の放送で100回目をむかえた。
タモリさんは、ああ、もう100回もやったんだね
と感慨深げだった。
近江アナの卒業と重なったから寂しさの方が大きかったのかもしれないね。
記念すべき100回目だけれど通過点としか考えてない。と。
ロケ先もタモリさんは現地にいって始めて知るかんじで。台本も特になく。
タモリさん自身も番組を楽しんでるって
100回目だということもおしえられてはじめて知る。特に意識することもない、単なる通過点。
与えられたことを淡々とこなしていくのではなく、ご自身が番組を楽しんで自由にのびのびとやってる。
てさ。
ナギスケの姿が浮かんできて
なぜ、終わらなければならなかったんだよ・・・
そこにどうしても行き着いてしまう。
これからは林田アナとのブラタモリになります。
近江ちゃんの素人っぽさは感じないけれど落ち着きがあり、笑顔が素敵。
嫌でも地形に詳しくなりますよ~✨
こうして、タモリさんはまた次の人を育てていくんだね。俺を踏み台にしてね。ほんとに愛ある言葉です。
こんな番組に剛くんも関わっていけることが私の誇りでもあるの。
いつか、ブースを飛び出して、タモリさんと見知らぬ土地をぶらぶら歩ける日がきますように。