剛くん生出演~土曜スタジオパーク
剛くんてほんとに不思議。
そこに居るだけで周りを笑顔にするの。
ほんわかムードが漂って
自然と口許が綻んでしまう。
とにかく自然体。
身構えることがない。着飾ることもしない。嘘がない。
すべてにおいて痣とさがなく
ありのままでいてくれる。
それだけじゃないよ。
テレビの世界とは、
バラエティーとは、
を知り尽くした彼だからこそ、
場を盛り上げるためにサービス精神も旺盛にもなる。その切り替えが実にお見事。
芸能界に身を置いて30年余り。
アイドルとしてデビューしたのに、バラエティー路線を走らされ、本格的コントにも挑戦し、いろんなジャンルのものをやらされて、培われたもの全てがこうして生きてるんだもんね。
スターならではのオーラのスイッチ。
草彅剛は臍の下にあるんだけどそれを
自由にオンオフできるってことは、
『プロフェッショナル草彅の流儀』でも言ってたっけな。
20年もアイドルやってるとオーラのスイッチがありまして、
臍の下に。
今は消してる状態です。
出すと大変なことになる。
天敵がきたら威嚇するために大きくなるでしょ。体を大きく見せるっていう。
人間って臍の下に力を入れたほうが立派な人にみえるでしょ。これで違うんですよ。
メンバーはみんなオーラ消しきれてない。
オーラとは風なんですよ。
たぶん、人って自分のなかで風を作って生きている。気持ちがポジティブになるときはいい風。ネガティブになるときは悪い風が吹いてる
だなんて話をしてて、感心したり
笑ったり、
スタッフさんとのやりとりが最高だったのよね。
今日の #土スタ 14:10から生放送。ゲストの #草彅剛 さんから”今日のワンショット”が届きました。このエプロンは? いったいどんなお話が飛び出すのか、#青天を衝け 特集お見逃しなく! pic.twitter.com/L33Qu325pO
— 土スタ (@nhk_dosta) 2021年7月10日
これこれ、
この藍染のエプロン
『青天を衝け』のスタッフからのバースデープレゼントなんだって。
よく見て。文字が入ってるでしょ。
親しみをこめたTSUYOPON呼び。そして、
“I'm Too BRIGHT”(輝きがすぎる)
愛が溢れてるよ。
剛くんが竹中直人さんからのコメントを受けて
歌や口笛とかがすごい上手と話してるのを聞いてたら
“竹中直人さんみたいな大物俳優になりたい。もしかして、それがこれから目指すところかもしれません。”
の言葉が脳裏を過って胸が締め付けられちゃった。
竹中直人さんという一人の俳優さんとの新たな出会いが
まだぼんやりとではあるけれど、
ただ単に一時的なものに過ぎないのかもしれないけど、少なくとも今の彼がこれから歩んでいこうとしてる道のゴールを作った。
草なぎ剛って人は
人を呼び寄せるのよね、それも運命の人を。
これも演劇の神様に魅入られた証。
堤真一さんについても剛くんが自身の正直な思いを一語一語心をこめて語ってくれたよ。
好き過ぎてその思いが心地よい緊張感に繋がり、まだ見ぬ草彅剛を引き出し
意図してない演技を導く。
そして、
堤さんが言われたように、
ほんわかした、ほんとにいい笑顔を見せてくれるんだよね。
しかも、草彅慶喜を
"品格もありつつ燃えるような魂" とまで評してくださった。
剛くんの嬉しさが
「僕の一番の誕生日プレゼントになりました。」
にギュッと詰まってて、感動しちゃう。
吉田羊さんが
Instagramストーリーズに
インタビュー出演するお知らせとともに
1枚の写真をアップしてくださってたんだけど
それがね、
共演したペペロンチーノではなくて、
烏帽子姿の徳川慶喜公なの。
それも嬉しかったし、なにより、そのコメントに感動した。
草彅さんは役との境目がないんです。
役のために自分の体を差し出してる感じがしました。なので、草彅さんのお芝居ってセリフじゃなくて言葉だし、演技じゃなくて自然だし、この人どっかで生きてるんだな って思わせる実存感があるなと思います。
草彅さんがキッチンに立って懸命に作ってる姿を見たら涙が止まらなくなっちゃって、何回もNGを出しちゃったんです。終わって出たら、草彅さんが待っててくださってて
「羊ちゃん、さっきのすごいよかったよ。あかりさんの気持ちになったらああなるよね。すっごいよかったよ」と、感想を伝えてくださったんですよ。そういう草彅さんの心配りというか現場をそういう風に保ってくれていたのかなって思いますね。
草彅剛は憑依型俳優とよく言われるんだけど
私のなかで、いつもその言われ方に違和感があったの。
だから、
羊さんの言われた、
“役との境目がない。実存感がある。”
が、あまりにしっくりきすぎて、思わず鳥肌が立ってしまった。
だからなんだ、剛くんが演じたキャラクターのひとりひとりが気になって仕方ないのは。
今どこにいるのかな。何をしてるのかな。元気でいるかな。幸せかな。
会いたいな。
とふとした時に思ってしまうのも
私のなかで彼らが今もなお生きているからなんだよね。
作品のなかの主人公だと思ってないからなんだよね。
あらためて、役に生きる てこういうことなんだと思い知らされてる。
剛くんの羊さんへの思いも
“羊さんとは役に対することとか、お芝居に対するモチベーションとかが似てて同じ方向を向いてる。
感覚とか、言葉なくてわかりあえた。
理屈じゃない。心の距離が近付けた。”
こんなふたりが作り出した世界観だもの。
余韻がいつまでも残ってるのも無理のないこと。
あの海を二人で眺めてる後ろ姿が目に焼き付いて離れない。
https://www.instagram.com/p/CMbr5pOr-jc/?utm_medium=copy_link
コメントは、戦友小西真奈美さんからもきてた。
真奈美ちゃんといえば
つかさん演出の舞台『蒲田行進曲』
奇しくもこの日はつかさんの命日。
"あいつは天才だから。"
つかさんがいつも口にしてた言葉。
剛くんのなかで、この言葉は宝物で
この言葉があるから今まで頑張ってこれたんだね。
続ける原動力をつかさんから貰ったんだね。
苦しいときも、つかさんがあれだけほめてくれたからどうにかなるんじゃないか、と思ってお芝居してるんだね。
頭のどこかにつかさんがいつもいてくださるんだもんね。
つかさんの
"もう一度草彅くんとやりたい"
の思いは
形を変えてこうして実現されてることに心が震えるし、
「今日つかさんの命日なんですよ。」
この言葉を
7月10日に剛くん本人の口から聞けたことにも目頭が熱くなって仕方なかった。
つかさん、これって
裏で手を回しました?
ご自身の命日に
草彅剛と小西真奈美を間接的ながらも引き合わせて
つかこうへいについて語らせる。
という演出ですか?
しめしめ、大成功と
天国でニカッと笑ってませんか?
そんなことをふと思う自分に苦笑い。
つか劇場に
主演の草彅剛、ヒロインに小西真奈美
客席には私ひとり。
私のためだけに幕があく。
夢を見るのは私の自由ですものね。
楽しかったな、土曜スタジオパーク。
緊張感が自然に溶けて、爽やかな風が吹くなかで
草彅剛を中心にして
トークが弾む。
始終笑いがたえず、和やかに番組が進行していく。
余白を残し、余韻も残し、笑顔を残し、残り香まで残す。
さすがだなぁ、草彅剛。
その存在感は、輝きが過ぎる。
これに尽きます。
今日の #土スタ のゲストは #草彅剛 さんでした。本当に輝きがすぎる・・・すてきなお話をたくさんありがとうございました!
— 土スタ (@nhk_dosta) 2021年7月10日
見逃した方は #NHKプラス で⇒ https://t.co/m4QnbRojXy#青天を衝け #竹中直人 #堤真一 #吉沢亮 #吉田羊 #小西真奈美 #ユースケ・サンタマリア pic.twitter.com/r158z5NpeC