オリンピックという呪いの言葉に
吉沢亮さんって
デビューして12周年になるんだね。
それを記念したオンラインイベントが6月21日にあったらしく
ファンの方々の喜びのツイートを読ませていただいた。
嬉しかったのがまず最初に
「快なり!」を合図に乾杯したってこと。
さすが、大河『青天を衝け』の主役さんだわ。
烈公の尊皇攘夷の思想に傾倒してただけあるわ。
“快なり!”
と唱え、大好物のビールを飲む。
それもファンの方々と画面ごしではあるけれども一緒に。
"生きてる~"
って気がしたにちがいない。
その気持ちよさ。想像がつくよ。
そして、放送ではお蔵入りとなった、
千代との初夜のシーンの台詞
「お千代抱いていいか」
これをカメラ目線のドヤ顔で実演だなんて。
生声の生顔だよ。
そりゃあファンなら悶絶。
昇天しちゃうのも無理ない。
「この言葉で一生生きていけます!」
思わずそう言っちゃいそうなくらいの破壊力。
役をはなれた素顔のときにこの照れ臭い台詞を真顔で言った吉沢さんの、ファンへ寄り添う姿勢に私は感動してしまいました。
でね、亮くん、なんと、草彅慶喜公の似顔絵までも披露してくれたんだって。
「現場で書いた草彅さん、慶喜さん。快なり!結構気合い入れて描いたのでなかなかの自信作になっています」
これが
草彅慶喜公
ほら、特徴よく捉えてるでしょ。
雰囲気あるある。
これを現場で撮影合間に書いたんだよ。
愛情がなきゃ書けないよね。
栄一と慶喜の関係性がこんなとこにも垣間見れるなんて感激で胸いっぱい。
この似顔絵見てたら思い出した。
お酒の力を借りたとはいえ、
「天下の大愚物、天下の大悪党にございます!」
と島津久光ら参与会議のメンバーに言い放った自分を
円四郎とともに
「やっちまった」と大笑いするシーン。
その脳裏を過ったのは
「天下の志士が集まればこの一橋が生き生きするに間違いねぇ。やむをえねぇ。やっちまいましょう。」
と血気盛んに話す栄一のこと。
心の片隅にあった迷いも吹っ切れて
「私は決心がつきましたぞ。あくまで徳川を、公方様をお守りします。日本を守った徳川に政権の返上など決してさせませぬ」
と決意を語り
屋敷に戻って家臣たちに酒を振る舞いながら
「快なり!」と叫ぶの。
このとき、
水戸がほんとにひとつになった。
烈公の思いを受け継いでいく!
父斉昭の姿を慶喜に見た瞬間だった。
みんな、この瞬間を待ってたんだもん。
身体中の血が騒いだよね。
思わず、私も
エイエイオー!って
拳を突き上げた。
ほんとにスカッとした。
最後も
「快なり!」で締めくくった生配信だったそうよ。
ほんとに、お疲れさまでした。
円四郎が自らの死をもって慶喜と栄一
この二人を急接近させ、いつの間にか
円四郎に言わせると、“おかしれぇ奴”の存在が慶喜の心の拠り所になってた。
そんな『青天を衝け』がますます楽しみになってきたところに
この記事。
危惧してたことが現実味帯びてきた・・・
五輪・パラ期間中は大河ドラマ休止 NHKhttps://t.co/uv4stk6OCf
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2021年6月23日
休止は7月25日▽8月1日▽8日▽29日▽9月5日―の計5回を想定。
総局長会見が23日、東京・渋谷の同局で行われ、東京五輪・パラリンピック期間中の大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、後8・00)は放送を休止することを発表した。正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長は、「大河については、色んな注目競技の決勝もあるということで、オリンピック期間中は休止いたします」と説明した。
7月25日、8月1日、同8日、同29日、9月5日の計5話分を休止するという。
これじゃあ、
「オリンピックか、
誠呪いの言葉に成り果てた...」
って言いたくもなる。
それでなくてもスタートが遅れて46話で終わるの?て不安で仕方なかったのに
5話も中止になったら41話になる。
それはあまりにひどい。
『麒麟が来る』だっていろいろあったけど最後までしっかりと描いて44話放送したよ。
『青天を衝け』は、役者もそうだけど脚本が素晴らしいの。
今までとは違う角度から幕末から明治維新を見せてくれる。
歴史にその名を刻むことなく倒れていった
人物にも焦点をあててるから実に興味深いし面白い。
そもそも、渋沢栄一って誰?から始まる『青天を衝け』
徳川慶喜だって、大政奉還をした、江戸幕府最後の将軍との軽い認識しかなかった。
だからね、大森美香さんには思う存分最後までしっかりと丁寧に描ききって欲しい。
そのためにも
どうか放送話のこれ以上の短縮は勘弁です。
と、ここでぶつぶつ文句言ってもなにも変わらない。
兎に角声はあげなきゃ!
思いは黙ってても届かない。
行動あるのみ。
言葉で文字で訴えるのみ。
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