青天を衝け~1話を見て~
この発想面白いなぁ。
こんばんはと、いきなり登場したのは、なんと
あの、徳川家康公ですよ。260年にもわたる徳川の世の創始者、家康公がナビゲーターの役割を果たして
日本の歴史を簡単に説明していく。
そして、
明治維新で幕府は倒され、近代日本が生まれた、そんな単純なものじじゃない、
古くなった時代を閉じ今に繋がる日本を開いたこの人物こそ
わが徳川の家臣であったこと。ご存知かな。
と、今の近代日本の創始者とも
言える
渋沢栄一を紹介するのです。
この大胆な仕掛けの発案者は脚本の
大森美香さん。
「渋沢栄一さんが生きる江戸時代から現代までを俯瞰して(視聴者と)一緒に見られる方が欲しいと思った」
徳川家康を幕末の世に登場させて、自身がつくりあげた、江戸幕府の最後を
視聴者と一緒に見ていく。
それをあの北大路欣也さんに語らせる。
その頭の柔らかさに感嘆しました。
さすが大森美香さん。
そして、その大役をさすがの存在感で見事に果たしてた北大路さん。
ちゃんと生きた存在でいましたよ。
\公式HP更新のお知らせ/
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) 2021年2月14日
徳川家康役・北大路欣也さんインタビューを公開しました。#青天を衝け#北大路欣也 #徳川家康https://t.co/zU1723Vvve
渋沢栄一と徳川慶喜公の出会いのシーンから始まるなんて
ちょっとそれ、想定外。
私、このシーンは、1話の最後に流れて
次週に続いていく
と、勝手に思い込んでた。
でも、それじゃ、当たり前すぎてつまんないね。
さしずめ、
冒頭から
草彅慶喜を見せつけて
視聴者を引き付けて離さない、作戦でしょうか。
だとしたら、この指揮官の作戦は大成功。
圧倒的なオーラにクラクラして
魂鷲掴みされました。
日本が近代にむけて動き出す歴史的出会い。
時代を変えていく瞬間
そのシーンは、
いきなり
栄一が茂みから顔を出す。その視線の先には
馬を走らせてくるご一行様。
から始まっていく。
どんどんこちらに近づいてくる
馬上の君の凛々しさと
美しさと、気品に満ちた姿にうっとり。
そして、
「おもてをあげよ。言いたいことはそれだけか」
威厳に満ち溢れた
低音のずっしりとした重みのある声。
誰もが思わずははーとひれ伏してしまう、そんな声。
しびれた痺れた痺れまくり。
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— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) 2021年2月12日
PR MOVIEのラストはやはりこの二人!
渋沢栄一×徳川慶喜 編
「二人の出会いが日本の未来を切り開く」
2/14、栄一と慶喜が出会います!#青天を衝け#吉沢亮 #草彅剛 #2月14日スタート#放送まであと2日 pic.twitter.com/iuZYuza8Zz
徳川第15代将軍・慶喜を演じる草彅剛さんと側近の平岡円四郎役・堤真一さん。お二人が馬をあやつる姿は、セリフがなくても貫禄がすごいです。。。#草彅剛 #堤真一#青天を衝け#2月14日スタート#青天メイキング pic.twitter.com/MZps4rVNSM
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) 2021年2月2日
冒頭のシーンの撮影の日、砂利道や川の中を走るシーンが続いた吉沢亮さんと高良健吾さん。終わるころには袴(はかま)はずぶぬれに...。大事なシーンの撮影を終え、4人がそろった初めての日の記念にパチリ。#青天を衝け#吉沢亮 #草彅剛 #堤真一 #高良健吾 pic.twitter.com/njbnhat2Ln
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) 2021年2月14日
そして、ここ!
今日一番楽しみにしてたとこ。
壮大な音楽が流れるなかでクレジットが流れていききます。
どきどきワクワクしながら
目はテレビ画面に釘付け。
まだかな、まだかな、
来たーー!😂
草彅剛
扉が開いて
いきなりドーンとその3文字が浮かび上がる。
この時をずっと待ってたのよ。
燦然と輝く草彅剛の3文字。
大河ドラマのクレジットに草彅剛。
今までの私の思いが瞬時に走馬灯のようにかけめぐり、この瞬間に浄化していった。
長かった。
やっとここまできた。
言葉に言い表せない感動にうちひしがれて
ほんとにほんとに感無量
剛くんへの、スタッフの愛情を感じたのはその背景。
扉が開くの。そして
大きな波がうねってる。
その真ん中に草彅剛がそびえたつ。
新しい扉を開いて
いくつもの大波をくぐり抜け、実力でここに辿り着いた。
その軌跡に称賛の意味をこめて。
そんな意味もあるんじゃないか
私、そんなこと思いながら
誇らしくてたまんなかったよ。
剛くんが気に入ってると言ってただけある。
関係者の皆々様に感謝しかない。
そして、
渋沢栄一の少年時代に時代は戻っていきます。
4歳の栄一です。
和久井映見さん演じるかっさまの、
小林薫さん演じるとっさまの、
溢れんばかりの母の愛
父の愛。
甘やかすばかりじゃない。
人としての大切なことを
幼い栄一にもわかるように説いて
厳しい言葉も投げ掛けてる。
そんな両親の思いを素直に受け止め受け入れ
自由に元気いっぱい、やんちゃなわんぱく坊主の毎日がすぎていく。
かたや、七郎麻呂、後の徳川慶喜。
お父君水戸藩主徳川斉昭の愛情を一心に受けて
志大きく成長していく。
馬を走らせるその姿
弓を射る姿
子供ながらに立ち振舞いが気高く美しい。
と、
栄一の物語はまだまだはじまったばかり。
日本経済の父渋沢栄一
幕末から明治大正昭和を駆け抜けるその、破天荒な人生
俺は己の力で立っている。
青い天に拳を突き上げている
いいな、この台詞。
力強くて
明日への希望に満ち溢れてて若いパワーを感じます。
栄一の子供時代を演じるのは小林優仁くん。
慶喜の子供時代には笠松基生くん。
小林くんが吉沢亮さんにバトンタッチされ
笠松くんが剛くんとバトンタッチするんだけど
その流れがごく自然なの。
違和感が全くと言っていいほどなかった。
成長した姿そのままを見せてくれてる。
この配役を決めたスタッフさんの
目
も素晴らしい。
#笠松基生 くんが演じるのは七郎麻呂。やがて #草彅剛 さん演じる #徳川慶喜 へ。#青天を衝け #第1回#栄一目覚める pic.twitter.com/loUVWl0SvV
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あっ、栄一がすくすくと育っていく
この土地で大事な収入源になっていたのが藍作り。
TRICERATOPSの和田唱さんが
作ってくださった剛くんのソロ曲"藍色のGANG ~🎵"
を思い出して
こんなとこにもご縁があるじゃん
と、ちっぽけな喜びを感じております。
それに
でしょ。
ほら、どんどん繋がってく。
そんな些細な発見もとっても楽しい。
1話で
栄一は目覚めました。
青天を衝け
このタイトルのように
己の拳を突き上げていく渋沢栄一の成長を
私も一緒に追いかけていきたい。
日曜の楽しみがまたひとつ増えたよ。
第2話 「栄一、踊る」