慎吾のミッドナイトスワン
慎吾がね
私を泣かせるの。
ミッドナイトスワンの話をしたくてウズウズしててね、
そして、堰を切ったように話し出した。
ほんとに素晴らしかったですよ。ほんとに素晴らしくて
僕はちょっとねヤバかったですね。今も思い出すと涙が。
インスタやTwitterにも書いたんですけど僕はお芝居やめようと思いました。
作品全体もそうですし、草彅剛という俳優さんが昔から好きなんですけど、素晴らしすぎて、でも、SNSにも書いたけど、やめないけど、と足してるけど、でもその日はやめようで一日過ごした。こんなに素敵な俳優さんがいるんだったら自分なんかもういいや。中盤で思っちゃって。
作品全体もほんとに涙がとまらなくて。
半端じゃない。
僕はもう見れない。僕はもう一生見ないと思います。いろんなものが重すぎてストーリーとしてもそうたし、みなさんそれぞれのお芝居とかも打ちのめされ過ぎて。
ずっと泣いてた。
こんなに素敵な俳優さんがいるんなら、もういいや、とお芝居やめようと、本気で思ったことにも泣いたし
もう観ない。一生観ないと思う。
って慎吾言うんだよ。
そこまで草彅剛という一人の俳優のことを思ってるんだね。
『ミッドナイトスワン』
という作品に魂持っていかれたんだね。
慎吾の繊細すぎる心の琴線をふるわせた
『ミッドナイトスワン』
トランスジェンダーという難しい役を見事に演じきった
草彅剛への、内田監督の言葉をかりれば、100%ピュアな称賛の気持ち。
たぶん、役者草彅剛は天才だ、いや、大天才だ、の思いをますます強くしたんじゃないかな。
この作品に登場してくるひとりひとりにも彼らなりの人生がある。
先が見えなくて這いつくばってもがいて、苦しんで
それでも腐らず懸命に生きてる。
そのなかで見えてきた光、射し込んできた光が
幸せをもたらすの。
これは
ただただ絶望と残酷さのなかで足掻く人たちの悲劇物語じゃなく
そこから希望と生きる力を得たハッピーエンドの愛の物語なのです。
母親は子供を自分を犠牲にして守り抜きます。
見返りを求めてはいません。
自分の身はボロボロでも
大事な人が笑っててくれたら、それでいいのです。
そんな愛がこの作品から溢れてきます。
慎吾が重すぎて観れない。
一生観ないと思う
という気持ちもわかるのよ。
映画の枠をこえてきた。
ひとりひとりが役者として役を演じてない。
まさに役に生きてる。その人としてそこにいる。
息も絶え絶えにその時その時を一生懸命生きてた。
観てる側も
生半可な気持ちではいられない。
だから確かに疲れるのよ。心底ぐったりする。だけど、その疲れは生きてる力を呼び起こしてくれるの。
いろんな方が
試写でこの作品を観て絶賛の声をあげてくれてます。
あの行定監督も
内田英治監督の『ミッドナイトスワン』を観た。あまりにも重すぎた。描かれた感情を真っすぐに食らって立ち上がることができなかった。草彅剛にあるひとを重ねて観ていた。その純度の高い演技に引き込まれ、服部樹咲の一生に一回しかできない演技にも感動した。#ミッドナイトスワン #内田英治
— 行定勲 (@ISAOYUKI) 2020年9月8日
あまりにも重すぎた
慎吾と同じことを感じられてる。
そして、たちがることができなかった。と。
剛くんも観終わって席を立てなかった
と言ってた。
そうなの、重いの。ずっしりくるの。
私には抱えきれないほどの人生の試練が待ち受けてて、
そんな生き辛さをスクリーンからこれでもか、と、ほっとする間もなく浴びせられるの。
だけどね、
ほんとにほんとにピュアなんだよ。
誰もが必死に自分に向き合ってるの。
騙しだましの人生であってもそうせざるを得ないのよね。
いろんな感情がわき出てきて
それを自分のなかでなかなか処理できなくて
どうしていいのかわからなくなるんだけど
でも、
流れてくるピアノの優しく温かい旋律と
愛にもいろんな愛があるけど
この子を守りたい、と一途に思う気持ちが
絶望が希望に変わり、とっても心が穏やかになっていくの。
重いけどその重さは真実の愛だからね。
見せかけの愛なんてここにはひとつもなかった。
公開が待ち遠しい。
こんなに待ち焦がれてるのははじめてかも。
ミッドナイトスワン
9月25日公開です。
9月10日 TOHOシネマズ64館で一足お先に見せます上映があります。
#映画 「#ミッドナイトスワン」#9月25日公開!
— 映画『ミッドナイトスワン』【公式】 (@M_Swan_Film0925) 2020年9月8日
全国の劇場にて上映が決定いたしました✨✨
沢山の方に観て頂けることになって嬉しいです🌈
また9月10日(木)「#ひと足お先に見せます上映」の チケットも絶賛発売中です~😊#草彅剛 主演✕#内田英治 監督#ミッドナイトスワンを広げよう
ひとりでも多くの方に
この作品の持つメッセージを届けたい。