ぷっすまとなぎスケ
数週間後のゲストさんとリモート打ち合わせ。「なぎスケは？」→「見た事無いんですぅ」→「全然大丈夫です！」からの、「でもぷっすまの流れですよね？→「ぷっすまはご存知でしたか？」→「知らない人いますぅ？」→「あざっすぅ」←今この辺りの余韻でニンマリ🤪🤪
— いーやま。 (@SHIKAMARUKUN050) 2020年5月21日
ぷっすまはご存知でしたか？
知らない人いますぅ？
だって。
だよね、だよね、知らない人いないよね。
だって、多くの人から愛されてきた番組なんだもん。
ある年なんか、深夜番組の満足度調査で、全世代から支持されて1位を記録したんだよ。
ぷっすまのみが全世代から支持されたんだよ。
タレントさんが出たいと言ってくれる番組なのよ。
ゲストにオファーしたらみなさん快く引き受けてくれるの。
名前を聞いただけで
ドキドキしてくる、そんな人気俳優さんも、日本を代表する大物俳優さんも
気軽に出てくれるの。
その結果、役のイメージがすっごくいい意味で壊されちゃう。
いつもは仮面を被って
いろんな人物になりきってても
なぎスケと一緒にいると
自然に素顔があふれでて、その人の人間性がこちらに伝わるの。
でね、なんていい人なんだろ、ってなるわけ。
どんなに雲の上の人だって
同じ人間なんだな、って実感して親近感さえ覚えちゃう。
ほんとにいい顔して笑うのよ。
お笑い芸人さんもそうよ。
いつもの笑いとはまた違う、のほほん、とした雰囲気のなかで、
心からの笑い声にその人の本質が見えてくる。
真剣勝負の涙もありで
感動のあまりもらい泣きしちゃったり。
人を蔑むこともない。
下ネタにも下卑た嫌らしさがない。
なんだろうね、
クスクス笑って
アハハと大笑いして
ちょっと涙ぐんだり
がんばれーーーと本気で応援したり
またバカなことやってるよ、と、呆れたり
と、
とにかく自由なの。
縛られてないの。
凝り固まった常識や業界のルール、そんな壁も平気で飛び越えちゃう。
やりたいことだけやる。
無理はしない
好きなことしかやらない。
いやなものはいや。
やらされてやるんじゃ、本人たちもつまんないし、
つまんないものを見させられても
こちらも困る。
本人たちが楽しんでるのが一番よ。
だからといって、内輪だけで楽しんでないよ。
それだと、視聴者は置き去りにされた感じがして白けちゃうんだけど
ぷっすまは、
観てるこちら側も楽しいの。
"楽しい"
を
共有してるの。
これで19年半やってきました。
これがテレビってもんだよね。
テレビの力だよね。
20年目目前にして
とりあえず一旦終わりをむかえたけど
剛くんが最後に言った言葉
ぷっすまは終わるけどなぎスケにエンディングはない。
その言葉通り
彼らは再び
私たちの前に姿を見せてくれた。
1年と9ヶ月ぶりの彼らは以前と全く変わらぬ笑顔で
遊び心はさらにパワーアップしてた。
そのくせ、相変わらずのマイペース。
ゲストの扱いも雑だし
その時の雰囲気で突き進んじゃうし。
そんな困った二人だけど
ハートの暖かさはあのときのままで
いろんな経験を重ねて
人としてさらに大きくなって
頼もしい限り。
深みを増した彼らからは
さらにリフレッシュした心地よい風もふいてくる。
その風は時に悪戯っ子で私の女心を刺激したりもするんだよね。
そんな茶目っ気たっぷりな風にゆらゆらと流されながら
今宵も癒されましょうか。
そうね、自粛中のおうち時間特別企画としてYouTubeにアップされた、なぎスケ絵しりとりなんか如何？
この二人を支えてるのはまぎれもなく
ぷっすま時代からのスタッフの皆さん。
雑な番組が多い。人の人生背負って作っていると言う緊張感を持った職人が減ったと言う事だ。悲しい事だ。
— いーやま。 (@SHIKAMARUKUN050) 2020年5月23日
ね、重みと深みのある言葉でしょ。
娯楽は人が生きていくうえで必要不可欠なもの。
私たちはテレビとともに育ってきたといっても過言じゃない。
SMAPも言ってた
武器はテレビ。
でも、時代はどんどん流れていく。
メディアも多様化して
インターネットでの配信番組も増えた。
だからこそ、
そこに携わる覚悟がしっかりと伝わるメッセージ。
私ね、そんなスタッフさんに聞いてみたいことがあるの。
ぷっすまの流れですよね？
って
ぷっすまみたいなものでしょ、
と言うことでしょ。
この言葉を実際のところどう感じてるんだろう。
ぷっすまが今もなお強く深く視聴者の記憶に刻まれ続けて現在進行形なことは、
番組制作者として誇らしく思う反面
新しいものを作りたいのに
なかなかどうして、その重みに引きずられていくことにジレンマ感じたりしてるんだろうか。
私だって
ぷっぷっぷっぷっすまーーー！！
と、時折叫びたくなるもの。
大熊さんどうしてるかな.....
