yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

こんな今だからこそ、ウイに会いたい

thetv.jp






だから僕はこの仕事好きなんだなと思った。
尽きないんですよ、芝居の可能性は。


剛くん、ありがとう。
この言葉だけで私、暫くは生きていける。
大げさだと言われそうだけど、ほんとのことなんだもん、仕方がないでしょ。
二都物語』のときだったか
板の上に一生立ち続ける
と、言ったよね。
そのとき感じたものと同じ感情がよみがえってきた

だから私はあなたが好きなんですよ。
尽きないんですよ、あなたへの想いは


『アルトゥロ・ウイの興隆』

どれだけの思いをこめて
どれだけの熱量で
どれだけ練習して
どれだけ苦しく辛い思いをして
どれだけのチームワークでのりこえたのか
そこにどれだけの満足感と喜びがあったのか


すべてが終わったあとに残ったものは
演者一人一人にとってかけがえのない記憶となり
財産となりそれが各々のさらなる進化に繋がっていくのかと思うと
どれだけ大きな作品だったのかがわかるよ。

だって、あんなに大好きだったカフェラテが飲めなくなったんだよ。
体質変わるほど打ち込むってどれほど頑張ればそうなるの?
すべての時間を捧げたらそうなるの?
私の人生において、そこまで真剣に取り組んだこと、いくら記憶を辿っても...ない。捻り出しても...ない。
そこまでいく境地がわからない。想像もつかないよ。

「"またやりたいね、またこのメンバーでやりましょう"
そういった、いつもならお約束の言葉も、このチームは言葉だけじゃない。明日もここでやりたいと本当に思ってる」



そこまではっきり言い切れるほどの
強い絆があっての『アルトォロ・ウイ』だったのか。
だよね、そうでしょうね、わかってたよ。
いい作品は現場で作られるって、剛くん言ってるよね。

ステージと観客席がひとつになった。あの感覚は今でも鳥肌たつもの。
身体中の血が燃えたぎって熱くなるもの。




剛くんが白井さんの仕掛けた罠にまんまとはまったように
私たち観客も
その罠にまんまと乗っかり酔いしれた。
白井さん、
剛くんを罠にかけてくれてありがとうございます。
おかげさまで
踊る草彅剛を思う存分堪能しました。
エロス大放出のしなる体と伸びやかで切れのある動きに指先まで神経の通った仕草
狂気のなかの美しさを
激しさのなかの静けさを
一瞬一瞬の動きのなかに感じました。


千秋楽をむかえてすでに1ヶ月が経とうとしてます。

それでも記憶にも体にも余韻が残って
その感触がいまもなお生々しい。


この蠢くものをどう処理していいのやら。




“熱狂する大衆のみが操縦可能である”
ヒトラーは言った。


"熱狂こそが民衆を支配する最も効果的な方法だ"
ウイはこう言いはなった。

あっ、そうか、ならばまた熱狂すればいいんだ。

ウイに始まったものは
ウイに終わらせてもらえばいいんだ。

そして、また始まり、終わりがあってまた始まる。


ウイによる独裁政治。
願ったり叶ったり。
それでいいの。
だって私はウイの熱狂的信者。

自分で言うのもなんだけどこんな人ばかりだから怖いのよね。




今の時代、SNSの普及により
いろんな情報が入ってくる。いろんな人がいろんなことを文字にする。それに惑わされて流されて
自分が見えなくなってくる。





舞台を思い出して。

ラストで
オーサカ=モノレールの中田さんが静かな口調で
語ったでしょ。

「かつてこのような輩が全世界を支配しそうになったのです。
よくみること、行動することを学びましたね。」
と。



静かさのなかにある恐ろしいほどの説得力に
ふと自分を取り戻した。


現実を見つめたら

トイレットペーパーがお店から消えてた。
数店まわったけど
どこのお店の陳列棚にもトイレットペーパーはひとつも置いてない。
入荷未定の張り紙がしてあるだけ。
トイレットペーパーだけじゃなくキッチンペーパーなどの紙製品までもが品薄になってる。

民衆がお店に殺到。知らない間に買い占めが始まってた

関連業者の方々が、
「デマです。在庫は十分にあります」
と言ってるのに
それでも我先にとトイレットペーパー等を買い求めてる。

なんなの、この現象。
ウイの分子が日本の至るところにいるじゃない。
怖いわ、そして、滑稽だわ。

惑わされるんでない。
巻き込まれるな、自分を見失うな、自分の頭でしっかりと考えろ。足を地につけろ。
そして見極めろ
そいつはウイではないんだよ。



あー、
ウイに会いたいよ。
私はウイに煽られたい。



再演あるよね。
またやってくれるでしょ。

フィジカルとメンタルが両立された今の年齢でしか演じられない役だと剛くんは言う。
そのうえ、
舞台はなまもの。
舞台は一期一会。
その時にしか出し得ない感情があってその時だけのウイになる。
そのウイを求めて
私の魂はいつまでさ迷えばいいんだろう。


会いたいよ。
私はあなたに煽られたい。