yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

パラフェス2018

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親は子供の誕生にいろんな夢を描きますよね。
でも、いざその時になると、
思うことはただひとつ
女の子でも男の子でもどちらでもいい。五体満足で元気な子であればそれでいい

と。


万が一、障害をもって産まれてきたら・・・
我が子の未来に光を見いだせず、
母は我が身を責めるでしょう

ごめんね、ごめんね、と
あまりにも思い詰めて命を絶とうとまでするかもしれない。

この世で惨めに暮らすよりもそれが一番幸せなんだとおもうんじゃないか

私はずっとそう思ってきた。

高校時代からの友人の娘さんはダウン症で知的障害がある。

その事を知らされたとき、彼女にかける言葉が見つからなかった。

“これからが大変だ、可哀想に。
いっそのこと産まれてこなかった方が幸せだったかも。”
ちらっとそんな思いもよぎった。
酷いでしょ。
醜いでしょ。
鬼畜でしょ。
友達に申し訳ないと思った

でもね、彼女はいつも明るく笑ってるの。
子供の障害を隠そうとせず、ありのままを見せてくれる。

恥ずかしくないの?

“我が子を恥じる”
私も子を持つ親なのに。
一瞬でもそう思ったことに吐き気がした。
心の底から思う。
最低だわ、私。



彼女は私の知らない間にとてつもなく強くなってた。
相変わらず細身のおっとりさん。
でも、柔らかくて強いのです。
しなかやで強固なのです。
障害があるからと、子供を特別扱いもしていない。
学校も普通の学校に(こんな言い方もどうかと思うけど)通っていた。

ところが、いつのまにか特別支援学校に転校してた。

どうしたの?
と聞いた私に
“やっぱりね、難しいね”
と、元気に明るく答えてくれた。
でも、彼女の目には光はなかった。


障害者と健常者の壁は厚い。
親友を見ててその思いを強くした

そんなとき、SMAPパラリンピックサポートセンター(パラサポ)の応援を務めるようになった。

2015年のパラ駅伝
SMAPも登場するからという、そんな不純な動機から私も駒沢オリンピック公園にかけつけた。
障害者も健常者もそんなの関係ねぇ。
みな全員が主役、i enjoy してた。

清々しい青空の下で私は
選手の皆さんから 生きる力を貰った。

それからはごたごたした日常のなかでつい見失っていくものをさがしに毎年パラ駅伝に参加するようになった。

去年、はじめて、パラフェスにも参加した。これも内心は剛くんたち来てくれないかな~と期待しての参加だった。
でも、いざ始まったら、目の前で繰り広げられるパフォーマンスに引き込まれ、時が経つのも忘れるくらい、心底魅入ってた。
全盲でも
体の一部が欠損してても
その笑顔は光り輝いてて堂々としてた。
ここでも、私は生きる力をもらった。

そして、今年。
新しい地図の3人がナビゲーターだ。
いそいそと目的地に向けて出発~🎵

気持ちいい青空がひろがってる
風もなく日差しがポカポカ暖かい。
新宿から最寄駅の飛田給駅まで臨時電車が出ていた。
人を思いやる気持ちが身体中に沁みた。
3回目の開催となる今年のテーマは“真剣勝負“

過去最高の6000人の来場者に埋め尽くされた場内のステージで
自分達の戦いを見てもらえることを幸せだと言ってくださる選手の方々

剛くんも慎吾も自分達の役割を心得ていて
その勝負を、1歩下がった後ろから真剣な眼差しで見つめてた。
ピンとはりつめた緊張感漂うなか、
選手二人の真っ向勝負に興奮した。
勝負に勝ち負けはつきものとはいえ、どちらにも勝ってほしい。
手に汗握るとはまさしくこんな感じなのね。

ステージに立つアスリートの一人一人が自分の光を放ちキラキラに輝いてた。
勝負に破れた選手も、結果だけみれば敗者なのだけど、全身全霊をかけて、相手にぶつかっていった誇りで自信に満ちてた。
負けて悔い無し
まさにその言葉がしっくりくる。

そして私は彼らの後ろに寄り添うように佇む剛くんたちを誇らしく思った。
手をそっとさしのべる姿も見えた。
ステージを去るときその後ろ姿に惜しみ無い拍手を送ってた。
今日スポットライトを浴びるのは自分達じゃない。
あくまでもサポート、ナビゲーターとして、穏やかで小気味良い、ほっこりするような会話で雰囲気を和やかにし、選手の存在をより高めようとしてた。
逆境を、前に前に進むパワーに変え精一杯今を生きてるパラアスリートの選手たちから感じたものは、環境を変え、新しい地図を描き始めた3人だからこそわかりあえるのかもしれないね。


あらためて、歌の力、音楽の持つ力も再認識した。

歌ってすごいよ。
音楽は心だ、ハートなんだよ。
勿論テクニックで聴かせる世界も素晴らしいけれど
やっぱり熱い想いが見知らぬ人と人を結びつけるんだと思う。
歌で一体化することができた
そのときのなんともいえない感動は言葉にするのも難しい。

全盲木下航志さん、両腕のないジョナタさん、盲目の小学生ドラマー酒井響希くん、
そこにMay Jさんの歌声が加わって
大きな感動をもらいました。
秦基博さんのライブにも涙した。
そんな贅沢な時間を今年も持てたことに感謝します。


最後にみんなで歌った

雨あがりのステップ~🎵


出来ないのは今誰もやらないだけ
今の僕とむきあおうよ
未来の僕を信じようよ
誰にだって体の奥に潜んでる新しい力があるんだよ
誰もが新しい道を行けるんだよ


という、メッセージに
私はいつだって力をもらってる。
この歌のメッセージと、ここに集まったすべての方の気持ちが見事にとけあって、素晴らしい時間の共有ができたことに心からありがとうございました。と言いたい。



私はおかげさまで健康だ。健康すぎてそれがなによりの財産であること、その有り難みをつい忘れてしまう。
それどころか僻み妬み恨んでばかり。それほど心は貧弱なんです。
でも、こうして、今の環境をまるごと受け止めそれを糧にして力強く明日にむかって努力する人たちが目の前にいる。そんな人達から、自分の弱さを強さに変えさせてもらうことで私は心身ともに健康体になれてる。

そんな場をもっともっとたくさんの人と共有したい。


慎吾が約束してくれたよ。
来年もここでやりましょう。と。

吾郎さんも、
「来年は最初から参加したい」

アハハ、吾郎さん今日遅れての登場は遅刻じゃないってちゃんとわかってるから。
舞台終わってすぐかけつけてくれてありがと。お疲れ様です。

でも、こんなことも笑いに変えて周りを明るく照らす。
剛、慎吾、吾郎さんの雑妙なやりとりがほんとに楽しくて心地よかった。
慎吾はつよポン愛を今日は隠すこともしなかった。
そりゃそうよね、
自分に正直に、そして、力強くて逞しい彼らの生きる道を肌で感じて誤魔化していられるわけない。

目的持って頑張る姿はいつみても気持ちいいし、
自分を見つめなおすきっかけにもなります。
人として成長させてもらってます。


あー、ほんとに素晴らしい空間で楽しい時間を過ごせた。
生きてるって感じたよ



「今流してる汗がこれからの自分を輝かせていくことになる」

剛くんの言葉の重みを噛み締めながら



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