yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

大杉漣さんと草彅剛さん

https://youtu.be/cJIsZTk7eac


びっくりした。

剛くんが大杉漣さんのお別れ会に参列してしかも弔辞を読んでた。


4月14日 この日は17時から神奈川で舞台『バリーターク』のプレビューがあり
漣さんのお別れ会が青山で13時から15時

時間的にも精神的にも参列は無理だろうと思ってた。

それは、私の浅はかな考え。剛という人をまだまだわかってなかった。



『漣さん、お元気ですか。まさかこんな風に漣さんと話をするなんて本当に思っていなかったです。なんて言っていいかわからないじゃないですか。漣さんがいなくなってもう2か月ですね。そっちの生活はどうですか。たぶん漣さんのことだから、すぐにみんなと仲良くしているんでしょうね。残された僕らは、そのまま時が止まって。整理がつかずに本当に困ったもんですよ。どうしたらいいかわからないしさ。本当にたくさんの顔を持ってる漣さんだから、どれが本当の顔なのか聞こうと思っていたのに。もういないなんてずるいですよ。
何度も何度も悔やんで悔やんで。どうして、漣さん早すぎるよって。何度も問いかけるけどさ。でも最後はあの低い声で笑って。漣さんの笑顔が残るだけなんだよね。本当にずるいよ。人の命ははかないですね。漣さんみたいな、本当にやさしくていい人をこんなに早く連れてっちゃうって。神様っているのかよと思ってしまう。
だけど残された僕らは、ちゃんと前を向いて生きていかないといけないと、漣さんから教わった……。わかってはいるんだけどね。時には自暴自棄になったりする時もあるよ。突然すぎるから。漣さんの言う通り、人は必ず死ぬよ。死んでしまうよ。だけど作品に対する思いとか、気持ちというのは残るよね。本当にその通りだよ。もっと僕らも頑張らないといけない。僕はやっぱりまた漣さんとお芝居をしたいです。
ドラマとか映画とか舞台とかやりましょうよ。そしてまた、漣さんが連れていってくれた海にさ、ギターを持って行って。一緒に好きな歌を歌いましょうよ。それまでしばらく待っていてくださいよ。大杉漣さん、心からご冥福をお祈りします。そっちで待っていてください。それじゃまたね』

剛くんの弔辞です。

AbemaTV7.2時間新しい別の窓での斉藤和義さんとのコラボの際にはじめて漣さんへの思いを口にした。ドラマの撮影の合間に二人でセッションした曲を和義さんと一緒に熱唱し、それでふっきれたかと思ってた。

だけどそうじゃなかった。そうだよね、そんなに簡単に気持ちの整理がつくわけない。それほど、漣さんとの絆は深かった。漣さんの存在は大きすぎた。失ってはじめて気付くことの重みに剛くんの強靭な心も折れてた。

これではいけない。舞台が控えてる。
舞台は生物。
どうしても、その日その時その瞬間の自分をさらけだすことになる。心の乱れが演技の邪魔をする。
目の前にはそんな自分の一挙手一投足を見逃すものかと固唾を飲んで熱視線を送る観客がいる。見抜かれてしまうのよ、心の内が。
生半可な気持ちでは挑めない。
だからこそ、漣さんと二人の時間が必要だったんだね。
漣さんへ泣き言直接訴えて、いつものあの笑顔で、低くて穏やかな温もりのあるあの声で、叱咤激励してもらい、きっぱりと気持ちに区切りをつけて、舞台に立ちたかったのじゃないか。ずっとしまいこんでた心のうちを漣さんにすべてさらけだして、しっかりしろ、と、背中を押してもらいたくて弔辞を引き受けたんじゃないか。
父が大事に思ってきた草彅剛さんがその死を引きずることのないように、失った悲しみから解放されるようにと、弔辞を頼んだのじゃないか。漣さんのご家族の想いに涙が止まらない。私の勝手な想像でしかないけれどそうとしか思えないのよね。



タカハタさんのつぶやき。

剛くんのことだと思ってる。いつもは草兄と呼んでるのに、あの方と。
いかにいつもの剛くんじゃなかったかがわかっていたたまれない。


漣さんにまたね、と告げて、剛くんは舞台に立った。

全身全霊全力疾走素晴らしかった素晴らしかったその一言につきる、との、称賛の声ばかり。草彅史上最高の舞台だという人にはもいた。
漣さんに届けとばかりに舞台を駆け回ったんだね。
漣さんは撮影現場であうたびに常に進化してると剛くんを絶賛してくれた。演じて心地よいと、また現場で会うことを楽しみにしてると言ってくださってた。
草彅剛作品に大杉漣の名前があると私もホッとした。
それほど、漣さんの存在には安心感があった。共演があたりまえのようになってた。

当たり前が当たり前じゃなくなった。


死はお別れではない。その人の心に永遠に生きるということ。
そうは思ってみてもどうか彼から大事な人をこれ以上奪わないで。

人は必ず死ぬ。避けられない事実。だからこそ、きちんとお別れができる時間が欲しい。心の整理をしっかりとして旅立っていく方を安心させたい。突然消えていくのはもういや。


漣さんとの二人きりの時間のなかで、剛くんには漣さんからの声が聞こえたんだ。
その男1として舞台に立つ草彅剛は大きく頼もしく逞しかったことだろう

“漣さんはどこにでも差し込んでくる光のような人でした”
バイプレイヤーズの皆さんの言葉。

柔らかで優しくて穏やかで、そして時には厳しくて強い、そんな、漣さんが放つ光はこれから先の草彅剛を照らし続けてくれる。
だから剛くんも迷うことなく自分の道を進めばいい。

『バリーターク』初日は16日から。
長丁場の舞台になります。
体調管理に気をつけて、喉を大事にして、思う存分楽しんで駆け抜けてください。

つかさん、健さん、そして漣さん。
この3人がそれぞれの思いを抱いて剛の心を支えてくださる。


剛くんの周りには彼をおもう人で溢れてる。
NAKAMAもいる。
そのNAKAMAの一人として私は剛くんに生きた声で彼を求め続ける。
漣さんの光が道しるべになる。
みんなの思いが彼を導く。
そして、彼は自分の道を自信をもって歩いていく。