織田信長と草彅剛
岐阜といえば何を真っ先に思い浮かべますか？下呂温泉？白川郷？金華山も観光名所ですよね。いろいろありますが
私は岐阜城。戦国時代の覇者織田信長の居城岐阜城です。
今回タモリさんがその岐阜をブラタモリするということでとっても楽しみにしてたの。
タモリさんのなかで、岐阜と信長は結び付かないのかな、岐阜でなにやるか見当つかないと言ってるんだもん。タモさん、岐阜は信長所縁の土地だよーー。
織田信長 歴史を彩ってきた数々の人物の中で私が一番好きな武将です。
『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』
信長といえばこの句がまっさきに思い浮かぶのではないでしょうか。
短気で残虐無道
でも、それは、彼の表面しかみてない。
天下統一のために、争いのない平和な世をはやくつくりあげたい。
その一心でつっ走ってきた。
『人間50年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか』
信長が好んで舞った敦盛の１節。
人生50年しかないのだから、死ぬ気になって思いきってやる
このさきに延暦寺や比叡山の女子供問わずの焼き討ちがあるのです。。憎悪は執拗で執念深い。短気冷酷虐殺を何度も繰り返してきた
でも、その裏で、とても歯痒い思いをしてきたんだよ。
なんで俺の気持ちをわかってくれないんだよ！
何度も使者をつかわして、文のやり取りをし、平和な解決を望んだのに、それでも和議できない時は武力行使するしかない。
半面、我が身を犠牲にし忠義を尽くした者に対しては身分の上下に関係なく最大限の礼を尽くしてる。
一方で、地形マニアとあのタモリさんに言わしめた。戦国時代にチャートを知り尽くしてた。
そして、そのチャートを利用して、接待に重きを置き、平和外交に努力した。
長良川の上流は和紙の原料の産地。上質な美濃和紙が古くから作られてます。非常に薄くて強くて美しい。その紙で威信を示す。
岐阜の地形をほんとにうまく利用して、自分の武器のひとつにしてる。
天才といってもいいでしょ。
私ね、織田信長を剛くんに演じてもらいたいの。
一般的に言われてる、冷酷非情、短気で激怒しやすく人の意見には耳を傾けない。
しかし、身分の違いを問題にせず、人をみる目を持ちあわせ、好奇心旺盛でオチャメな１面も持ち、新しい文化を取り入れ、部下思いでもある
銭の戦争で、父親の遺影に、剛くん演じる富生がお焼香を投げつけたでしょ。
その姿が、若き日、やはり父親の遺影にお焼香をなげつけた、信長とダブって見えた。
あの行為は単なる怒りだけじゃない。その裏に潜んでる、父親への深い愛、さみしさ、やるせなさ、それを感じた
織田信長はたくさんの役者さんによって演じられてきた。けれど、一般的に言われてきた、尾張のおおうつけから天下統一を目の前に重臣から謀反を起こされ人生50年目を目前にした49歳で自害した、その一生を、違う目線で
違う角度から、人間織田信長を、草彅剛で観てみたい。
それからね、彼は甲冑がとても似合うんだよ。凛々しくて素敵なの。かっこいいんだよ～その勇姿をたくさんの人に自慢したいんだ。
