初日
昨日それぞれのインスタグラムにアップされた3枚の写真です。
なんてほっこりするいい表情なんでしょう。
和やかな雰囲気がこの写真から溢れてて
自然と口元が綻びます。
明日が初日という、ぴりぴりした緊張感というより、やることはやったという充実感からの余裕をさえ感じてしまう。
真奈美さんと寄り添ってる姿も自然でなんの違和感もない。
この二人だからこそ生まれてくる時空をこえた強い絆。
つかこうへいさんから生かされてる二人だからこそわかりあえる思い。
ほんとに素敵な写真。
そしてね、
あった、あったの、
剛くんの楽屋の入り口にちゃんと下がってたの、堤真一さんからの贈り物のあの草暖簾が。
暖簾には、
何事もなく、無事に千秋楽まで公演をおえることができますように、
観に来てくださるお客様に満足していただけますように、
との願いがこめられてます。
暖簾をくぐり楽屋から一歩足を踏み出したその瞬間からその役の人になり、
暖簾をくぐり楽屋に帰ると、本来の自分に戻る。
役のオンオフの境界線が暖簾なんです。
そして、そんな楽屋暖簾を飾ることは一人前の証でもあるの。
吾郎さんの楽屋暖簾も
25、6歳の頃に出た舞台の人形師の方からいただいたもの。
暖簾をかけるたびに、その人を思い出すし今までやってきた舞台のことも思い出す。これからもずーと使い続けたい、
一生ものってよくいわれるけど、これこそ一生ものだって
ラジオで話してた。
きっと剛くんも同じ思いがあるんだろうね。
このうぐいす色の暖簾をいつ、どのタイミングで堤さんからいただいたのか、そのへんがよくわからないのだけど。
シスカンパニー公演「瞼の母」の時にはこの暖簾が下げられてた。
主役だとはいえ、客演には違いない。
そのうえ、はじめての昔の時代劇。
剛くんにとっては難しく大変な挑戦。
その舞台に、
シスカンパニーのスター役者さんからいただいた暖簾をかける。
どれだけ心強かっただろう。
そして、いまもなお、その暖簾に背中を押してもらい、お疲れ様でしたと迎えてもらってる。
堤真一さんとの
目には見えない強い糸が
繋がってることを
私が実感するのが、この楽屋暖簾の存在。
今回も確認できて、
ほんとによかった。
そんな思いの中で
今日
舞台「家族のはなしPART1」が初日をむかえます。幕が上がります。
草彅剛、小西真奈美、池田成志に聞く! 『家族のはなし PARTⅠ』は一捻りあるハートウォーミングな二本立て | エンタメウィーク
「来てくださったお客様は、幸せな気分になって劇場を後にできる、そういう舞台になってますので、皆さんどうぞお楽しみください」との剛くんの言葉を確かめるなら、もう京都へ行くほかない。
つかさん、いよいよ始まりますよ。
私のなかでの、期間限定つかこうへい劇団特別公演。
あなたの愛弟子ふたり、
ヤスと小夏が19年ぶりに再会しました。
叱咤激励しつつ、見守ってくださいね。