小夏との再会
ラジオから聞こえてくる二人の声。
蒲田行進曲で共演してから19年ぶりの再会。
その歳月を感じさせないくらい二人の声に距離がないの。
声が踊ってる。
声が歌ってる
声がはずんでる。
声が喜んでる。
声が生き生きしてる。
そして心地よい。
真奈美ちゃんの声が鈴の音のようにコロコロと転がって
滑り落ちないように剛くんがちゃんと支えてて
わざと転がして遊んでる感もあって
ほんとに素敵な時間が過ぎていく。
この二人を語るとき欠かせないのは
舞台「蒲田行進曲」
そして、その舞台の演出家である
つかこうへい氏
剛:つかさんて皆さん怖いとかおっしゃる方いるけど僕らすごく優しくしていただいて、むしろ怒られたことなくて真奈美ちゃん怒られてなかったもんね
小西:それは今だから言いますけど草彅さんだからです。私も感じたことですけど、草彅さんがいらっしゃって一緒に稽古したときにやっさんが来たと思いましたけど、つかさんもそのあとで、あいつは天才だから。あいつの目を見て、とにかく、草彅に気持ちを伝えろ。そうすれば芝居が出来上がるからとずっといわれて。お客さんがどうこうじゃなくて、とにかく、草彅さんに、やっさんに気持ちを伝えようてなればこのシーンはできあがるんだ、とずっと思ってやってたんです。
それくらい、ずっとつかさんはあいつは天才だ、天才だって
剛:つかさんそう言ってくれて嬉しかったしさ。ほんとに、あの蒲田行進曲で得た感情みたいな、ボルテージとか、人の気持ちの熱さとか、基本はそこに中心があってあとはどんな作品でも、それを違う形にかえてる、そんな感じがあるんだよね。
つかさんの、
"あいつは天才だ"
その言葉を直接つかさんから言われてた小西真奈美さんの口から聞けたことに
とてつもなく感動した。嬉しかった。
小西さんにとっても、このときの、小夏とヤスとの出会いはそれからの女優活動の礎になったはず。
剛くんのなかで、蒲田行進曲で得たものが演じることの根幹にあるのと同じように。
「つかさんは、草なぎさんのサポートのお陰で小西さんが女優として成長したとも語っていました。実際、当時ほとんど演技経験のなかった小西さんがこれ以降は数々の映画賞を受賞。近年は音楽劇にも挑戦するなど、演技の幅を広げています。そのきっかけとなった恩人が、草なぎさんだったということです。今回もどんな化学反応が生まれるか、期待の声が上がっています」(舞台関係者)
"どんなシーンでも、どんな舞台でも、どんなドラマでも、つかさんがいつも頭にいてお芝居してる"
んだもんね。
お前はそのままでいい、て、言ってくれた人だもんね。
剛くんが、1つの作品を世にだした時にいつも言う言葉
「幸せを持って帰って欲しい」
この言葉、つかさんがいつも仰ってたんだ。
「つかさんがね、舞台に行くお客さんになくにか幸せを持って帰って欲しいて言うね」
蒲田行進曲での思い出を愛しそうに話す二人。
思い出というより昨日のことのように笑いながら語り合ってる二人。
剛くんたらつかさんの物真似まで披露して。
そんなふたりを
"二人でラジオやってるよ。"
て
つかさん、きっと笑ってるね。
舞台「家族のはなし」のことも話してくれた。
斬新な感じ
いろんな意味で化ける感じ
仕掛けもいろいろ。
犬独特のつぶらな瞳
剛くんの目で役を生きる
クルミちゃんを見て役が浮かんでくる。助けられてる。
[舞台『家族のはなし PART Ⅰ』は2本の短編喜劇からなる。第一話「わからない言葉」(作・演出:淀川フーヨーハイ)は離婚危機の夫婦と愛犬を描く物語で小西が妻役、草なぎはまさかの愛犬役。第二話「笑って忘れて」(作・演出:あべの金欠)は笑うと記憶をなくす妻と妻を支える夫の物語で、こちらは小西が妻役で草なぎが夫役を務め19年ぶりの夫婦役という。
それぞれどのような演技を見せてくれるのか開幕が待たれる舞台『家族のはなし PART Ⅰ』は、京都劇場にて5月4日から6月1日まで上演される予定。]
剛くんお手製の生姜とにんにく入りのスープをみんなで飲んでパワーつけて、稽古して、本番を迎えください。
<剛くんにとって舞台とは >
そのときの自分。そのときにしか出来ない。今蒲田行進曲をやれっていえばまた今の蒲田行進曲になり、あのときの真奈美ちゃんと僕はあのときにしかいなくて一期一会っていうか、その時の自分をすべて表してる感じがする。いつも新入生みたいな感じ。結局今までやって来たものは関係ない。その時の自分になっちゃうし、作品も違うから前回うまくいったから今回うまくいくとはかぎらないし、だからドキドキするし、ほんとに楽しみだし緊張する。
<座長草彅剛よりのメッセージ>
チケットが売れないと悲しや、悲しや。
お客様がいてこその舞台。必ず来てくれた方にはなにかを持って帰っていただく舞台にしたい。是非も京都劇場まで足をお運びください。
真奈美ちゃんに負けないように モリモリ食べて心と身体とぶつかりあって、来てくれてるお客様に何か幸せを持って帰っていただくような舞台にしたい。
お二人がほんとに舞台での共演を緊張してドキドキしつつも嬉し楽しみにしてるのがラジオから流れてくる声で伝わってきて
ますます楽しみになってきてます。
稽古がはじまった。昨日あんな事呟いだけど、まんま自分に跳ね返ってきました。なかなかさてさて、修行のつもりで臨みまする。
— イケダナルし (@narupinsky48) April 3, 2019
共演者の池田成志さんが呟いてた。
いよいよ始動。稽古が始まったんだね。
私の妄想も果てしなく広がっていく。
気持ちいい朝です。
剛くんも毎朝聴いてる、
斉藤和義さんの
進め、なまけもの
を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごしてます。
お散歩に行って、愛犬と戯れながら、カフェラテ飲んでホッと一息。
めちゃくちゃ可愛い、可愛いと、溺愛もいいとこ。だってしかたないよね、ほんとに可愛いんだもん。
(この動画からもクルミちゃん愛が溢れてるんだよね。微笑ましい父と愛娘)
この子、女優なの。
次にやる舞台で、犬の役を演じるんだけど、この子から教わること多い。ほんと、助けられてます。
そして、オンボロバイクで港区内を走る。
古いからいつ止まるのかびびりながら
風を切る。最高ーーー
そして、スッキリして
家路につくのです。
クルミ、ただいまーーー。
お迎えはしてもらえないけど。
こちらをチラッと見るだけだけど😅
そんなふてぶてしさもまた可愛いのだ。
さて、稽古だ。
今度はどんな一期一会の出会が待ってるのかな。