yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

台風家族

やっとやっと情報解禁になったよ。
市井昌秀監督の最新作「台風家族」

長かったなぁ。
今日という日をどんなに待ったことか。

去年の夏ごろ、
私の耳に聞こえてきたのは

わーい、剛が撮影してるよ。
尾野真千さんも一緒みたいだよ。
えー、でも真千子さん日9にも出てんだよ。それと勘違いしてない?
ねぇ、気づいてた?市井監督が剛をフォローしてるのよ。
それって、今監督が撮ってる作品と関係あるんじゃないの?
どうも新作「台風家族」って、タイトルみたい。
でも、主役なのかな?その辺、微妙。出演者多いみたいだから、どうなんだろ。
あれ?監督ったら、慎吾も吾郎さんも新しい地図までフォローした。
ということは、剛単独の何かというよりクソ野郎関係?
早く情報解禁になってすっきりしたいね。

とかなんとか
そんな憶測が飛び交うなか、

と監督が呟いた。 

 

来た来た、近日中に情報解禁~✴️

次の日もその次の日もそのまた次の日も毎朝ツイッター開いてはガッカリな日が続き、そのうち、期待もしなくなってた。
慎吾や吾郎さんの新しい情報が発表されるたびに、
あの映画はいつになったら日の目をみるんだろうね。と、友達と話してた。

監督だって、情報解禁にならないジレンマからか

と。
それに便乗して、私だって心のなかで叫んだわよ。
はやく情報解禁してください!
いろんな事情があるのだろうけど、それはそちらがわの都合であって、私達にはどうでもいいこと。一刻もはやく、役者草彅剛に会わせて。会いたい。

そんな思いが募るなか

やっと今日という日が来たわけです。

大きな声では云えませんが

もしかしてお蔵入り?そんな不安が過ったのも事実。

無事に公開になるようでよかったよ。

正式発表されて
やったぁ、ばんざーい🙌
よりもホッと安堵の気持ちが強かった。
そして、喜びが一気に押し寄せた。

主役だ~
尾野真千子さんとまた夫婦だ~
新井さんとも今度はガッツリ絡むよね。
藤竜也さんが父親役なんだ。
中村倫也さんとの共演がやっと実現するー。



mdpr.jp

f:id:yumipon0524:20190123044756j:plain

やさぐれた、クソ野郎だね。
なにをやってもうまくいかない、そんなパッとしない人生がなんとなく見えてくる。
でも、どこか、憎めない、ちょっと手を差しのべたくなる、そんな空気も漂わせてる。
ただ、そこに立ってるだけなのに、ね。
そういえば、草彅剛信者の星監督が、衣装に着替えると、もうそこには、その役のその人がいる って言ってた。

"草彅君はいつも、自分の個性を出さずに入ってきて、知らぬ間に個性を出してしまう。俺はこうやるんだではなく、監督とも全く対立せず、ものすごく素直に演じるけれども、気がつくと、監督が何も言えなくなって、彼の手のなかにその役も作品もある。いつも驚かされるところです。"

と、星監督の言葉を思い出しながら
剛くんの、この作品へのメッセージを読んで



市井監督に「草彅さんの中に小鉄は十分居るから、作り出そうとしなくて良い」と言ってもらえて、それが難しくもあり、だけど新しい自分を引き出してくれたと思っています。改めて、市井監督、すこいなぁ、と。脚本を読んだときも、面白いと思ったんだけど、現場に入って実際に演じてみると本当に笑っちゃって。そんな現場の空気がとても良かったです。僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました。撮影を重ねていくうちに、自分では気づいていないんですけど、自然と「鈴木家」っていう、家族のリアルな感じが出来上がっていった気がします。
ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から「ぶわ~ん」と伝わると思います!


市井監督もきっと星監督のように感じたのではないかな、と思ってしまった。
役者は監督に新しい自分をひきだしてくれたと感謝し、監督は知らず知らずのうちに、役者から新しい自分の引き出しを教えてもらってるような、そんなとんでもない相乗効果がお互いのなかにあるんじゃないかと。


「草彅さんとの2度目の夫婦役、また違った草彅さんに出会えてもっともっと違う草彅さんに会いたくなりました!」

尾野真千子さんからこんなコメント出されて

最高の賛辞じゃない。
嬉しいし、誇らしいし、
そうよ、すごいのよ、草彅剛は。
ちょっとでも彼の魅力を味わうとともう抜け出せない。
もっともっとと欲してしまう。
その密の味はね、中毒性が非常に高くて危険なの。
身も心もボロボロになるの
それは最高の幸せなんだけどね
尾野真千子さん、あなたもその危険区域に足を踏み入れちゃったのね。
覚悟して彼と向かい合ってくださいね。


と、私は尾野真千子さんにそう忠告したくなる。

でも、尾野さん、
あなたがそう感じたのは、
そんな草彅剛を引き出したのは、尾野さんの女優魂に引き摺られた結果でもあるんですよ。
女優尾野真千子の存在感は周りを圧倒します。
だって、そこには、その役の彼女しかいないんですから。
つまりは、似た者同士なんですよ。
"光へ、航る"での初共演はほんとにほんとに嬉しかった。
そして、今作での夫婦役にさらにテンションあがってます。
やっとその時期が来て、出会うべくして出会った二人は、これからもいろんな顔を見せ続けてくれるであろうと期待しかありません。


それから、とっても素敵にお歳を重ねて相変わらずかっこいい藤竜也さん。
そんなベテランの俳優さんからの


「草なぎさんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね。」


のコメントも
この映画の公開をますます楽しみにしてくれます。


そして、そして、なんといっても
主演草彅剛 です。

演じてる剛くんに会えるならどんな役でもウキウキワクワクするけれど、やっぱりやっぱり 主演 という言葉の魔力にはさからえません。
それだけの責任も負うわけだけど
結果も求められるけど 
そんなことを超越したものがそこから得られるものね。






f:id:yumipon0524:20190123070531j:plain


物語は、2000万円を銀行から強奪し、一時世間を騒がせた鈴木一鉄(藤竜也)と、その妻・光子(榊原るみ)の夫婦。事件から10年経った2018年夏、事件後に行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うため、どんな仕事も長続きしない小鉄(草なぎ)が妻・美代子(尾野)と娘・ユズキ(甲田まひる)を引き連れて実家へ戻る。
次男・京介(新井)と家族が集まる中、末っ子・千尋 (中村)は姿を見せず。しかし葬儀が終わった時、千尋ではないチャラチャラした男が一家の下を訪れる。
再び集結した鈴木家を中心に大きな騒動が巻き起こる。



監督がご自身が感じたご両親への心の痛みから家族の映画をつくりたい、作らなければと思ってから12年温め続けてようやく劇場公開にまでたどり着いた 台風家族。

たった1日だけの話です。
そのなかに、苦笑と共感とそして、衝撃の愛のラストがぎゅっと詰まってます。
このとんでもない鈴木家に台風一過の青空は広がるのでしょうか。

そんなことを思いながら外を眺めた。
雲の間から青空が広がって
太陽が顔をだしてきた。
窓から差し込むその光に目を細め、
暖かい日差しが背中を暖める。
今日は
穏やかな一日になりそうです。