yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

つかさんの命日に思うこと

7月10日は何の日ですか?

と聞かれたら、私は

“つかこうへいさんのご命日” とためらうことなく答える。

7月9日の草彅剛さんの誕生日の翌日につかさんは天に召された。
1年に一度しかない生誕日を剛が笑って過ごせるように、つかさんはその日に自分の命のともしびが消えないよう頑張って頑張って頑張って翌日になりホッとなさったのでしょうか、長い眠りにつかれた。

ね、じつに感慨深いでしょ。
この二人の関係性に、深くて強い絆を感じて仕方ない。

つかこうへいさんは草彅さんにとってかけがえのない存在の人
後にも先にもああいう人はいない

瞬時に剛の本質を見抜いて、彼のなかにあったコンプレックスをうまく台詞にのせて心の扉を開いてくれた方
喜怒哀楽のあらわしかたを知らなかった彼に、
台詞を通して、その役と重ねることを教えてくれた

“お前はそのままでいい。失敗しても責任は俺がとるから好きにやれ”

つかさんが剛によく言った言葉。
それが今の剛のなかで生き続けてる。
自然体でいい、素直な心で、心の目でみて、おそれるな、人は人、お前はお前、それでいい。

演じることはお前の人生だと教えてくれた方でもある。
彼の腹の中に眠る魔物を見つけたのも
優しい目の中に一瞬かいまみせる冷たい目に気付いたのもつかさん。
剛はいいんだ。とすごくほめてくれた。

ほめられて伸びる子

蒲田行進曲』でつかさんから誉められたことが、その後の彼の成長に繋がっていってるね、間違いなく。

どんなシーンでも、どんな舞台でも、どんなドラマでも、つかさんがいつも頭にいてお芝居してる。

剛はそう言う。

つかさんは剛のなかにいる。剛とともに生きてる。
剛の生きざまを一番身近で見守ってくれてる。


SMAPは解散、
ジャニーズ事務所を退所し、吾郎さんと慎吾と3人で飯島さんのもとで新たなスタートをきった。
そこにいたるまでには、いろいろな葛藤があっただろう。でも、その背中をおしたのは、
つかさんから新しい大きな翼を貰ってたから。そのおかげで羽ばたけた。自分の足で力強く歩いていけた。
ちょっとは誉めてもらえるかな?って思ってるかもしれないね

『かなり年上の自分にも感じたことを素直に言ってきてこびる感じがない。素直なところがいい。もう一度草彅くんとやりたい。』

つかさんの、ありがたい言葉。

私だって観たいよ、つかさん演出の剛の舞台。願って願って願って、あまりに早くつかさんが旅立たれ、どんなに強く思っても叶わぬ夢となった。


今なら、環境が変わった今ならば、その思いが実現できるのではないか

そう思えば思うほど

「つかさん、早く逝きすぎです」

と、残念な気持ちが込み上げてきて押さえきれない。






『穏やかな笑顔の奥に哀しみが隠れ、静かなたたずまいの身中には秘やかにケモノが眠る。ひとたび台詞を発すればケモノは目覚め暴れだし、彼の内部は鋭い牙に切り裂かれる。その痛みを、絶望的な孤独を、真っ直ぐ見下ろし受け入れる勇気を持つ』

つかさんのこの言葉を今あらためて読んで鳥肌がたってきた。
バリータークの男1が脳裏に浮かんできた・・・




今年は8回目の命日。
私にとっては、つかこうへいさんと草彅剛さんとの絆がより深まる日