北野武さんと新しい地図
ゴロウデラックスにビートたけしさんが小説家として出演した。
そこで、吾郎さんへのアドバイスとして
転機って人類だったら死ぬことなんだけど、遺伝子残してまた出来て、延々消滅と生まれ変わるのを繰り返すわけで、転機も同じだから。転機もいっぱいあったほうがいい。色々あるってことは進化してる証拠だから、ありがたいとおもったほうがいい、チャンスというかね。
脱皮だと思ったらいいよね。羽化するまでの飛び立つまでの段階だと思えば。実に今いいところに来ていると思った方がいいんじゃない
とエールをおくってた。
まさにその通り。彼らは新しく1歩を踏み出してまっさらな地図に書き込みを始めたばかり。脱皮して大空を自由に飛び回ろうと今まさにしてる。
そんな彼らの姿とたけしさんの言葉かリンクして感動するでしょ。
週刊ポストでの
「SMAPというブランドがなくなっても食っていけるのは全員じゃないだろ。今後を左右するのは「これまでなにを考えていたかなんだ。いきあたりばったりでうまくいくほど甘くない」と厳しい言葉ではあるけれどその中にたけしさんなりのエールを感じたのよ
ある番組では、
"美空ひばりさんや長嶋茂雄さんが活躍した昭和の時代と違い、今はファンの分散化で国民的スターがいない時代。それでも、3人はレガシーと呼ばれる人として残ってほしいね"
と期待を寄せてくれてもいたし。
剛くんの泥酔事件の時には、ご自身がレギュラーをつとめてる
情報7days ニュースキャスター
で、
"たけし軍団だったら何もないんだろうね。粋なスポンサーが欲しいね。男の子はやんちゃなんだからと許してくれるスポンサーがあるとみんな喜んじゃうんだけど。"
中居くんもたけしさんの、
"いいじゃないか、こんなの。こんな縛られた世界にいるんだから。草彅をCMに使う粋のいいスポンサー出てきてくれないかな"
の言葉が忘れられないですね と話してた。
わたしも、この言葉を聞いたときはほんとに感謝した。
CMがどうなっていくのか、不安で不安で仕方なかった時期だったから。もちろん、スポンサーを信じてはいたけれど、でも、どうなるんだろ。打ちきりになるのかと。こんなとき、人って悪い方に悪い方に考えてしまうんだね。
たけしさんの言葉にすがりつきたい気持ちになった。
北野武監督作品に役者草彅剛を!と熱望するようになったのもこの頃から。もともと北野作品は好きで一度は出てほしいとぼんやりと思ってきたのがここにきて切望に変わった。
でもね、こんな記事をついみてしまったのよ。
東スポだからね、どこまでたけしさんが本音なのか、東スポだからネタにしただけなのか真意はわからないけど、
「草彅剛なんてSMAPじゃなかったらドラマの主役張れんの?て感じはある(笑)」
ジャニーズ事務所を退所したときには、
「落ち目になるやつもでてくるだろうね。中居と木村は大丈夫だろうけど、あとはちょっと厳しいかな?みんな、ジャニーさんとSMAPという名前で主役張ったりできたけど。それもなくなるから」
と言ったとか言わないとか。
たけしさんが何をどうおもい、考えてるのか、さっぱりわからなくなって。
ほんとのたけしさんは、今の3人をどう捉え、残った二人をどうみてるんだろう、、
「SMAPのなかで脇役だったのが、ここから中心にのしあがったら大したものだ」
と昨年暮れの解散直前にこんな発言もしたとか
スポーツ新聞の関係者の話ほどいい加減でくだらないものはないと身にしみてかんじてるのに、ついつい読んではそれに一喜一憂してしまう。
東スポだから週刊ポストだから誰もまともにはしないだろう、の思いがあるから、面白おかしく読者が食いつくような話をするのか、だからこそ、本音が話せるのか、どうなんだか
そんな悶々とした気持ちをずっと抱いてきたのだけれど、
ゴロウデラックスのたけしさんをみてて、自分が目にしたたけしさんと、耳で聞いた言葉を信じようと思った。
文字は誰にでも書ける。言葉のニュアンスで受けとる側の印象はどうにでもかわる。
だから、ご本人の口から出た言葉を自分の目と 耳で確かめたものを信じていけば、きっとそこに答えがでてくる。
今朝は青空広がってる。この空を、束縛から解き放たれて、もう迷いは吹っ切れた、どこに行こうか道はみえてきた、再スタートをきり、自由に羽ばたいてる3人が見えてくるよ。