ギターと、くるみと、新しい地図

サンデー毎日、表紙をめくると、あぐらかいてる剛くんが私をでむかえてくれた。そして、陽気に笑うの。顎から耳の下のラインがシャープで美しいと、斉藤一美さんがラジオで絶賛されてたけど、横を向いた、この角度からの剛くんは最大にして最強。
彫りの深さからギリシャ彫刻の石膏像のようとよく言われるけれど、冷たい美しさじゃないんだなぁ。

インタビュアーは山田美保子さん。いつだって、私たちの気持ちを考えてくださる。事実しか述べない。信頼できる方です。

読んで真っ先に思ったことは、剛の慎吾ちゃん呼び。聞きなれなくて、体中がむず痒くくすぐったく居心地悪くてまいった(笑)

72時間ホンネテレビのこと、
ここでも、自分にはあまり内容を教えてくれないとぼやいてるよ。
パワスプでも誰かおれに説明してくれーと切実に訴えてたしね。ぷっすまでも打ち合わせしないし台本も読まないでしょ。そのスタイルで今回も挑めばいいんじゃない？慎吾に委ねてればそれで構わない。剛くんも、その船に乗り込んで、自分の好きにやらせてもらおう～て気持ちあるんじゃないかな。
ユーチューバー草彅は消去法で白羽の矢がたったようだけど、ユーチューバーになれる人は剛くんしかいないとおもう。あなたの、へその下のスイッチの威力は周りを笑顔の渦に巻き込むんだよね。奇想天外、突拍子のないことを変な小細工なくやってのける。それが自然体だから、純粋に笑えるし、楽しいし、愉快爽快。エガ神の降臨も大歓迎。
ぷっすまの世界観とのコラボレーション最高じゃない。

吾郎さんや慎吾への思いも
30年近く一緒にいて、十分わかっていたつもりだったけど、あらためて向き合うと見てたようで見えてなかったものってあるよね。あまりに近すぎて心の奥底まで覗きこむのを無意識にやめたというか。そんなことないですか？
後ろから頭を殴られるような痛みをかんじるようなことにぶつかり、そこで彼らと本音で話しあう機会ができた。とことん自分の気持ちをぶつけあって、はじめて見えてきたものもあり、気付かされたものの大事さに感謝した

『ひとりではなにも出来ない。仲良しこよしの半端な関係ではない、ビジネスパートナーがいたからもう一度やってみたいという気持ちになれた。』

絶対的好感論の剛の言葉と重なりあってくる。

慎吾が草彅剛の一番の魅力は？と聞かれ

考えてないようで考えてるようで考えてない

と答えてたっけ。

剛くんは、吾郎さんのなかに、そんな自分をみてるのね。

そんな3人を恐ろしいなと客観的にみてる剛くんもいい意味で恐ろしいよ。
そんな貴方たちが私には今までで最高に輝いて見える。
生き生きと若々しく少年のような好奇心と不安が入り乱れてる3人組の彼らに私も夢を託す。一緒に新しい道を歩んでいく。

ギターのこと

あるところまではうまくいっても、あるとき壁にぶち当たってなかなかおもうようにいかなくなる。
そこをどう乗り切るか、が大事なんだけど、そんなとき、マギーさんから、「そこからはやっぱり勉強しないと」とアドバイス受けたんだ。
記事にはでてないけど、「僕は勉強しなかったんで全然ダメでしたから」と言葉があるんだね。マギーさんが呟かれてた

彼、草彅剛のね、何がすごいって、長いお休みに気が滅入るどころか、一日が短くかんじるほど充実してたってこと。
仕事がないという現実をしっかり受け止めて、なにをすべきかを見据えていたから、日々を思う存分楽しむことが出来たんだよね。
慎吾や吾郎さんが海外に行ってる間、剛は大好きな東京で、バイクに乗ったり、ギターで曲作りに励んだり、くるみちゃんとお散歩したり。くるみちゃんとの出会いが彼の人生にまた違った潤いをもたらしたことは間違いない。
愛する愛しくおもう、そんな気持ちが、足元を明るく照らして道しるべになっていく。
くるみちゃんも、間違いなく、彼の生きる道。

そしてね、
今までやってきたことがあっての「新しい地図」だから。
“今この一瞬を大事に自分らしく生きていこう”な彼だから、新しい挑戦でもある72時間ホンネテレビ、思う存分ぶつかって、やりきって、ボロボロになっちゃうのもいいんじゃない？

切れ長の目が悪戯っぽく動いた。

5歳児が自由奔放に72時間暴れまわる。