yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

嘘の戦争に想いを寄せて

f:id:yumipon0524:20170614075514j:plain製作発表のときに、剛くん話してたよね。素晴らしいキャスト、スタッフのみなさんと2017年この仕事でスタート出きることが幸せ。今持てる力をすべて注ぎ込めるって。『未来に光や希望が持てる作品にしたい』
『少しでも弱くならないように強い人間を演じられるように頑張りたい』

走り続けた4ヶ月。終わってみて

『いい作品になった。いいドラマになった』と胸を張って言えるくらい正真正銘の本物が出来上がった。スタッフの、ひとつでもいい画を視聴者に届けようという熱意が、素晴らしいドラマを生み出したのは間違いない。


藤木直人さんが
一ノ瀬浩一に対立する役、少しでも弱くならないように、強い人間を演じられるように頑張りたい。と製作発表のとき、話してて、クランクアップをむかえた際には
敵役として弱っちかったと反省してたけど。そんなことない!会社を守らなければならない、たくさんの社員を路頭に迷わせることはできない、そのためにどんな手段をも使った。冷酷で強引にならざるを得なかった。社長としてのはかりしれない苦悩しっかり伝わったよ。浩一のことも憎みきれなかったじゃない。二科家が千葉家にした事の残酷非道さを十分わかってる、でも、隆には他に選択の道がなかったんだよね。どんな悪人にも守るべきものがある。それが許されない事であっても…隆なりの浩一への思い、全然弱くなんかなかった。お互いがお互いを生かしあってた。心の底にある思いをえぐりとってぶつけ合った男同士、二人にしかわかりあえない絆が見えた。いい別れ方だった。新たな出会いの予感がした。

役をはなれた時の藤木さんの笑顔って素敵だね。とっても爽やかなのに、エロティック。忘れられないのよ。すっかり惑わされてます。



マギーさん、
ほんとにこの作品が好きなんだね。脚本の面白さに惚れ込んでる。百田が大すき。もっといろんなことやりたかったと、言ってくれる。この現場を去っていく寂しさを誰よりも感じてくれてるのかも。そして、なによりムードメーカー。話術が素晴らしく面白いのよ。『浩一がいつ日本に戻ってきてもいいように、BAR800の灯りを消しちゃいけない』
マギーさんの言葉に、
「そうよ、その通り!浩一の帰る場所は守っていかなきゃ。浩一に会えないと愚痴り会えなくて寂しいと無気力になる。そんな暇あるなら、文字にして葉書なりメールなりテレビ局へ伝えろ!」
自分への活でもあります。


舞台やったとき、相手役の方が来れなくて代役にマギーさんが来たって剛くんが話してるんだけど、どの舞台だろう?



甲本さんのクランクアップ、剛くんとの力強い抱擁。このときの二人の顔が最高にいいの。ほんとに精神的に追い詰められたつらく苦しい役をやりきった充実感に溢れてて、剛くんなんか泣き笑いしてるんじゃないかと思うくらい。五十嵐と浩一の対立は地獄からの叫びだった。そのくらい、追い詰められた状況下にいたんだものね。やっと解放される安堵感もあり。刺激がなくなる寂しさも感じつつ、互いに互いを労いあって、ほんとに感動した。五十嵐こと、甲本さんの、やつれきった顔に、本物の役者のプロ魂を見た。甲本さんによって、剛くんの演技にますます拍車がかかった。漣さんもおっしゃってたけど、“戦い” なんだよね。お互いを高め、無限の力を引き出す戦い。なんて、贅沢な時間だったんだろう。


市村正親さん。
「草なぎくんと仕事できて楽しかった、あっという間に終わっちゃった」
剛って呼び捨てにもしてた。かと思えばつよぽんって。茶目っ気もあってほんとに素晴らしい方。
こんな方の夢に剛くんが出てきたなんて、それだけ、剛くんの演技にこころひかれたことになるでしょ。身に余る光栄ですよ。

そんな市村さんでさえ圧倒された剛の演技。監督のカットの声がかかっても、オッケーでても、浩一から草なぎ剛へ戻ることが出来ず、その目はもがいてる。憎しみ苦しみ辛さ様々な感情から離れられず解放されたいと足掻いてる。そんな彼を理解して、誰も声をかけない。そっとしておいてくれてる。あ、うんの呼吸がそこにあった。緊張感に包まれた空間が研ぎ澄まされた演技になる。


今回は剛くんのドラマだから『やろう!』ってすぐ返事をしました。やる役すべてを違うものに見せ、『僕の生きる道』では頬をあんなにこけさせて挑んでいた、剛くんは本当にいい俳優さんです。バラエティも面白いんだけど、やっぱり俳優だなぁと思うんです。俺のなかでは剛くんは、高倉健さん風なイメージ。俳優としてこれからもっともっと楽しみです。


市村さんのコメント、何度読み返しても嬉しい。ホテルビーナスで初共演、あの圧倒的存在感に身震いしたよね。ビーナスの言葉に涙したのよ。そんな大きな大きな日本を代表する俳優さんから、いい俳優だ。とのお言葉いただけたんだよ。高倉健さんのイメージを持ってくださってるなんて。有り難く思うと同時に、誇りに思います。草なぎ剛すごいだろーと自慢したくなる。


菊池風磨くん

こんな軽そうな子で大丈夫?演技なんかできるの?バーターいらないよ。


最初にキャストを知った時の正直な感想。でもね、ごめんなさい。すごい誤解してました。思い込みで決めつけてた。

『今の僕にとって、この上ない経験をさせてもらった。ほんとに刺激的な4ヵ月だった。精進していきたい』

この言葉に嘘はないのはわかってる。
貴方なら大丈夫。今の素直な気持ちを失わずにいたら、目の前の大きな背中を、純粋な心の目で見続けられたら、いつかその背中に追い付くことが出来るよ。そんな後輩が出てきたら、剛くんも役者冥利につきるよね。


剛くん、待ち時間撮影の合間にギター弾いてると気晴らしになるんだね。タイで買ったギターをセットに置こうと場所探したけど、置くところがないって話してる。ある番宣で置いたって言ってたんだよね。結局置いたのか置けなかったのか、置いたけど、スタッフの人から片付けられたのか、そこが気になる木。放送中もずっと気にしてたんだけど、見つからなかったのよ。
BAR800の店内、ギターばかりに気をとられてたからかお酒のボトルのラベルなんて気にもしてなかった。ずらっと並ぶボトルにはSMAP曲のラベルが貼り付けられてる。風磨くんの案内ではじめて気付いた事実。手の込んだ面倒な作業。時間もかかっただろうに、誰かに見せようとか、誉めてもらおうとか、話題にしてもらおうとか、そんなこと、これっぽっちも思ってない。SMAPへの想いをそこに込めただけ。無償の愛と言ってもいいよね。とにかく感動した。スタッフの愛がこんなとこにも隠れてた。

そして、漣さんとの待ち時間も。ギター取りかえっこして漣さんからギター教えてもらってた。漣さんのハーモニカとギターとのセッション聞いてたらなんだか泣けてくる。四年前と比べて圧倒的進歩。会うたびに上手くなってる。きっかけですからね、漣さんが。
そんな会話が自然体でほんとに楽しんでるのが伝わってくるのよ。
漣さん、今回も打ち上げ参加できなかったんだよね。共演の縁は誰よりも多いのに打ち上げの縁はないと剛君とっても寂しそう。漣さんもそこには触れてほしくない感じがして。きっと一番悔しがってるのは漣さんご自身。待ってる時間が長いほど喜びは大きくなるというから次回こそ素敵な時を共有できるよ!

撮影の裏側もたくさん見せてくれてる。
ホテルでワインを落とすのも、小屋を燃やすのも、役者さんも大変だけど、スタッフさんの苦労は並大抵ではない。前準備、テスト、本番、後片付けと早朝から深夜まで続く。



崖から落ちる体をはったシーン、こえぇわーと剛くんの本音。確かにさあの高さを背中に感じながら落ちるんだよ。下に分厚いマット敷いてるとはいえ、怖いよ。
体幹がしっかりしてるからこその美しい落ち方。剛くんの身を案じることよりもあまりの完ぺきさにみとれてしまう私もひどいよね(笑)

2017年この作品で爽やかにスタートできました。
クランクアップのときの剛くん、とってもとってもいい笑顔してた。清々しかった。
『終わってみるとあっという間。撮影好きなんだな。全部大変だったけど大変じゃなくなった。辛いことも楽しくなる。』



剛くんがこの作品を通して伝えたかった、未来への光と希望

「僕はハッピーエンドが好きなんで、復讐劇だけれど見ている人にちょっと温かい気持ちになってもらって、ドラマが終わっても温かい気持ちがずっと続くような作品になったら良いな」


ちゃんと伝わってるよ。浩一からタイに戻って2ヵ月ちょっと。まだ詐欺師やってるの?相棒と出会えた?そんなこと想いながら空を見上げてます。
私の見上げてる空を浩一も見てるかな~早く日本に帰ってきて。みんながあなたの帰りを待ちわびてます。


“撮影好きなんだな”
彼から好きなことを取り上げないで欲しい。

私はただ剛の演じてる姿を観たいんだけ。こう願うのは我儘ですか?贅沢な欲求ですか?

演じたい人がいて、その人の演技を観たい人がいる。これだけで十分なはず、他になにが足りないんだろう。。どこに問題があるんだろう。
エンターテイメント、お客様がいてはじめて成り立つものなのに。