yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

繋がった心と心

よかったよ、ほんっとによかった。
浩一が真の地獄に落ちずにすんだ
。三瓶さんへの復讐を思い止まってくれた。

すごい形相で、和やかな会話が弾む、幸せに満ちた空間に突進していく一ノ瀬浩一に、私は絶望した、神をうらんだよ。

でもね、ちがったの。浩一の中に眠ってる、やさしいご両親からの愛をいっぱい受けて育った、心 が目を覚ましたのよ。
三瓶さんから見せてもらった、二枚の写真。一枚は医学生時代のお父さんと三瓶さん。もう一枚は、産まれたばかりの頃の三瓶さんの娘由美子ちゃんと、生後四ヶ月の弟にお父さんと浩一。
この写真を最初に見たときは心穏やかでなかったよね。憎しみが強くなったんじゃないかな。でも、浩一の目はこの写真を裏返してたときに泳いでた。明らかに動揺してた。何を見つけたの?そこにあるものが今すぐ知りたかった。

3月15日生まれ由美子

3月15日は浩一の誕生日。三瓶さんはいつも誕生日祝ってくれた。そばにいてくれた。
自分の最愛の娘よりも友人の忘れ形見の息子と過ごす時間を作ってくれたの。家庭よりも、養護施設でひとりぼっちでいる陽一を見守ることに決めた。親友を裏切った罪悪感もあるだろうけど、それだけじゃないよね。それが原因なんだろう、三瓶さんの家庭は崩壊した。
そのことがやっとわかって、浩一のなかで許しようもない憎しみと、守さんへの感謝やら申し訳ない気持ちやら、いろんな感情がいりまじったに違いないよ。あの泣き笑いの顔にすべての想いが詰まってた。

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深々と頭を下げ、『俺もう大丈夫なんで』

これももしかしたら嘘なのかも?との疑惑はこれっぽっちも芽生えなかったんだ。浩一の目に嘘はなかったもん。
浩一と三瓶さんの、お互いをみつめあう視線に深い絆を見ることができた。

愛は憎しみよりも強し。

草彅剛さんと大杉漣さんの、これまでの共演で培ってきた 絆や信頼感から生まれた
このシーンでもあるのよね。

「終わった後は非常に疲れるのですが、それさえも心地よかった」
と漣さんコメントしてる。
私もすごく穏やかな気持ちになれた。ほんとに素晴らしい人間模様。

これで浩一もやっと復讐心から解放されて、二科興三で終わりにすると、気持ち新たに未来を見つめることができたのに。。

束の間のしあわせだったよ。

また、怒濤の展開が待ち受けてた。

二科興三は、浩一の想像をはるかにこえた悪だった。会見を開こうと言ったときの、ほくそわらいにはゾッとしたね。何をかんがえてるんだと。
思いきった会見の内容だった。
悪知恵もここまでくると見事としかいいようがない。

百田からもカズキからも裏切られ、詐欺罪で警察からも追われ、さあ、どうする、一ノ瀬浩一!

隆も、百田の策略にはやく気付いてよ。奪われちゃうよ、開発してるデータ。詐欺師を信じちゃダメだよ。

どうなっていくんだろ?一ノ瀬浩一も二科家もハルカも楓も。六車の動向も気になる。

一家を殺させたのは誰だ!
予告の浩一の叫びが耳にまとわりついてはなれない。

それにしても脚本が面白すぎる。演出も細やかで、役者が見事にそれにこたえてる。各々の感情の動きがその表情からわかるんだもの。
来週いよいよ最終回。はやくみたいけど、見たら終わるし、あー、この複雑な気持ち、贅沢だね。


今さらながら気付いたのよ、“三瓶守”

浩一のそばにいてずっと見守ってきた、守さんだったのね。
後藤法子さん、もう最高です。ありがとう!