yumipon0524’s diary

草彅剛さんが大好きです。剛くんメインのひとり言日記です。

音楽劇『道』大千秋楽

f:id:yumipon0524:20181229061902j:plain本日12月28日、音楽劇『道』大千秋楽の幕が無事におりたようですね。

私はその空間にこの身を置くことはできなかったけど、心は、日生劇場に飛んでました。


目を瞑り、気持ちを落ち着けてごらん。
ほら、クラウンが見えてきたでしょ

と、そのタイミングで

ザンパノ登場~!!


ジェルソミーナの声が聞こえてきます。

雄叫びと肉体をさらして
己の強さを強烈にアピールしてる、寂しい男。
人を寄せ付けない重く冷たい目の奥底を他人に覗かれるのが嫌だから、
そこに押し込めてる愛だの温もりだのそんな人の情が蠢いてることに、
本人すら自覚してない感情を引き出されることを本能が拒んでるのか、
いつだって威圧的、怒りをむきだしにしてる。
愛したいのに愛されたいの
寂しくてひとりでは生きていけないくせに

自分の弱さを認めたくなくて

そばにいてくれる大事な人の心に刃を突き刺してしまうの。

彼女の心が壊れたら、
どうしていいのかわからずに
置き去りにしてしまう、

肉体の荒々しさとは全然違う心弱い男の哀れさ。


“人生は残酷だ。でも、それが人生なんだ。”

ルヴォーさんの言葉と絶望感にうちひしがれたザンパノの慟哭が私の中でうごめきあって
悲しく辛く苦しくのしかかってくる。

なんといっても、剛の目よ、あの目。
目が言葉。
男の感情が目の動きひとつで、
濁った瞳にたたえられた光で、手に取るようにわかるのよ。
その彼の目が、どうしようもないこの男の弱さを映し出してた。

あの、自らをも突き刺すような
冷たく重い目力はどこにもない。
吹けば飛ぶような弱々しい灯


カーテンコールのときに、天井からたくさんの羽が降ってきた演出は



イルマットが綱渡りをして地上に降りてくるときに、一枚の羽をふわりと落とすシーンと繋がるね。

その軽さは希望の象徴。

一人一人その人の人生にはいろんな道があるけれど、

順風満帆ばかりじゃない、残酷で耐えきれない思いもたくさんすると思うけど

希望は必ずあります
新しい人生が待ってます。
さあ、先のことはわからないけれど、ゆっくり1歩ずつ前に進んでいこう

ということなのかな。

その羽を剛くんが彩珠ちゃんの髪に付けてあげたんでしょ。


ほら、
見上げると
ジェルソミーナも楽しそうにゆらゆらしながらも綱渡りをしてますよ。


そして

剛くんから、

よいお年を

の言葉とともに

私の心の目でみた『道』は幕をおろしました。


役者草なぎ剛
憑依型とその演技を絶賛されるが

憑依とはまた違うと思うのよね。

憑依してるのではない、
そこにただ存在するだけなの。

その役の衣装を身につけたらもうそこにその男がいるの。自然なの。

剛くん本人の努力もある。
計算も勿論ある。

結論、やっぱり草なぎ剛は天才だということ。

観てる者の心を瞬時にして鷲掴みにしてしまう恐ろしいやつ。

一期一会の出会いを
全身全霊で私に届けてくれた。


公式さんからのお知らせで、
映像化の予定はないという。

あくまでも、この空間での出会いにしたいということなのね。

ザンパノは私の心の中にいます。
ジェルソミーナも、イル・マットも、
剛くんの言葉を借りれば、
お互いが合わせ鏡のように。


このような最高の空間を体感できたことに心から感謝します。

あらためて、
目を閉じると
見えてくるのは


天を見上げ
気持ち良さそうに泳ぐザンパノの姿。
心の鎧を殴り捨て、圧し殺してた感情が解き放たれ解放感に身を任してる幸せな時。
自由にのびのびと波と戯れるその姿に、本当のザンパノが見えてくる。

時折手を伸ばしてるのは
波にのまれそうになって神に助けを求めてるのか
それとも空を掴もうとしてるのか

青い海はザンパノには憧れの青い空。

しんつよ愛の劇場 12月23日

慎吾:みなさんこんばんは、香取慎吾です
剛:草なぎ剛です。
慎吾:ふたりとも絶賛舞台中です
先週と違って声が抜群に復帰してるじゃないですか、つよポン
剛:そうですかぁ
しんつよ:(笑)
剛:そうですかねぇ、舞台中ですからねぇ。美味しいもの食べて回復しないといけませんからね
慎吾:なんかさ、想像してたのと違ってさ、つよポンの舞台がさ。
写真しか見てないけどさ、まだ。なんか、もっと静か~な、寂しい~みたいな、道ってタイトルだけでね。写真見たらさ、筋肉ムキムキの、うしろに、僕の大好きなピエロとかが置いてあって、俺絶対これ好きじゃんと思って
剛:道化とかさ、すごいよ、ほんとに。是非是非


確かにね、

道 La Stsada

のタイトルから想像するものは、慎吾のイメージに近いかもしれない。

でも、大事なものを失ったことにようやく気付いて、その道の選択を後悔してる男の弱さ、哀しみ、行き場を失った心まではさすがの慎吾にもまだみえてきてないはず。

慎吾も舞台真っ最中で時間にゆとりがないのは知ってる。

それでも、なんとかして
つよポン渾身のザンパノを観てもらいたいのよ。


剛:いきものですから、車っていうのは
慎吾:あのー、車に僕がサインしてあげたやつは残ってますか、まだ。
剛:残ってます
慎吾:わあ、ありがとうございます
剛:油性ペンだからちょっと薄くなってきたかな。
慎吾:また上から書きたさないと
剛:いい味になってきてるから丁度いい具合でよかったです。
剛:1年に何度かメンテナンスしたほうがいいですね。
慎吾:そうだね。バイクのメンテナンスもするんですか?
剛:オイル交換も定期的におこなって。ま、一番はのることだね、車も。回さないとね


あの落書きにはさすがの剛くんも内心はイラッとしたようだけど

落書きをいい味が出てきたと思うその懐の深さに、慎吾は感謝しつつもつい甘えちゃうんだろうね。

今は舞台真っ最中でバイクも車も乗り回したりしてないだろうけど、

克兄とカメラが入らないツーリングを楽しむ時間が近いうちにとれるといいな。


剛:買って読まない本てあるよね。
慎吾:僕は殆ど読まないし、つよポンもあんまり読まないんですよね
剛:読まない。買って読んでない本あるわ、何冊か。結局読まないんだろうな、あれな。1年の大掃除するからさ、今年は全部捨てよう
慎吾:へーー
なんか、僕全く読まないじゃないですか。つよポンでも、読んでる感じもあるし、今の買ってっていうのは、買ったんですか?
剛:3年くらい前に。テレビでさ、たまに本の特集みたいのやってるじゃん。それ見てさ、なんか面白そうだなって思ってそんときは買ったのよ。買ったけど読まなかったみたいな。今年は舞台28日に終わるから大掃除だね、本棚まで。


読まなかった本

僕の生きる道』で、中村先生が1冊の本の話をしました。


ここに一冊の本があります。
ずっと読もうと思っていて、結局読まれずに今日になりました。
この本の持ち主はこれを読む時間がなかったのでしょうか。
たぶん違います。
読もうとしなかった、ただそれだけです。
そのことに気付かない限り、5年経っても10年経っても持ち主がこの本を読むことはないでしょう。
だから、1年しかないなんて言ってないで、やってみましょう。
この1年、やれるだけのことをやってみましょう。


中村先生からの、今を全力で生きるんだという強いメッセージ。
この話を聞きながら、この瞬間を懸命に生きなきゃ!と思った。
明日にしよう
と、明日があるのが当たり前に思ってきたけど、今がなければ明日はないんだよね。
今を生きようと思った。

剛くんの本もそう
読めなかったのではなく読まなかった。
そのことに、3年は経ったけど気付けたことに意味があるんだと思うよ。



しんつよミュージックセレクション
今週はしんごちゃん

アマゾンミュージックの中で僕らセレクトのプレイリストみたいなのがあるんだよね。あれさ、時期的にもクリスマスだからみたいな感じでさ、俺クリスマスの曲2曲選んでんだよ。そしたらさ、つよポンとかさ、
剛:あーー、あれね
慎吾:そしたら林檎さんの曲とか選んでない?あと斉藤和義さん
剛:選んだ
慎吾:あれ、クリスマスって言われた?
剛:言われた
慎吾:で、クリスマスだからその2曲なの?なんで?
剛:すごいクリスマスっぽくなくてもいいかな、と思ったの。そういうことでしょ、クリスマスぽくないじゃんて。なんか別にすごいクリスマスっぽくなくてもいいですよって感じだったのよ。いい感じだなとおもったの。だからあえて。しかも、そんなにかけ離れてる感じもしないし。たとえば、歩いて帰ろうとか、クリスマスに聴いてもいいじゃんと思って
慎吾:さすが、斬新
剛:またクリスマスっぽいの選んだんでしょ、慎吾は
慎吾:おれ、めちゃくちゃ、もう
剛:それがいいんじゃない、バランスとれてんじゃん


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慎吾も言ってるとおり、草なぎ剛の考えることって、斬新。
普通の人が普通に思うことのはるか上を行くんだよね。
考えて考えて考えての行動ではなく、ひらめきかな。
インスプレーション、直感なんだろうね。
それだけ感性が研ぎ澄まされてるってこと。馴らされてないんだわ。
たしかにね、みんながみんな、クリスマスだ、イヴだ、と、浮かれ楽しんでるわけでもないものね。
忘れてはいけないのは、
世界は途方もなく広い。そこにはいろんな人が思い思いの時間を過ごしているんだ。てこと。



しんつよ即興ソング

慎吾:声出てましたね
剛:いいね!ミュージカルて感じするね。今見てないけど日本の歴史で歌ってる姿が思い浮かんだよ。
慎吾:見えた?
剛:見えたね。いい声してるね~やっぱ違うね、ミュージカル俳優じゃないの?あなた。なかなかだね。すごいね。
慎吾:もうちょっと今ミュージカルやってるんでね、あの、なんだろ、いろいろ仕事の整理というか、なんか、いろんな他の仕事も、
絵を描いたりとか、そんなの全部やめて、ミュージカル1本でいこうかな
しんつよ(笑)
剛:はい、はい
慎吾:はいはいってさ(笑)だからその声で言うと、なんでも何て言うの
剛:笑笑、ね


この二人のやりとりが微笑ましくて
ただただ幸せ~て感じです。

“言葉でじゃれあう”

て、まさにこの二人の会話がそう。
仲睦まじくて世界平和はここにある。



慎吾:舞台中なんですけど、はじまってちょっとした時に、夕方公演の時間が、ごろーちゃんもNo9と、
つよポンもはじまってみんなその時間舞台ってときがあったよね。
剛:あったね。ごろーさんの誕生日のときだったね。12月8日だったよ
慎吾:そのときか。すごいよね。同じ時間帯に舞台の上にいたんだなーとおもって。
剛:すごいね。まぁ、なんかいいね、やっぱ舞台ってね。それぞれ違う舞台だけどさ、物語でみんな3人その日を生きてるみたいな感じがして
慎吾:つよポンの道はどれくらいのキャストの方がいるんですか?
剛:えっとね、結構いるよ
慎吾:僕は7人しかいないんで
剛:もっと全然いると思う。20、30人くらい。バンドさんもいるんでしょ?
生バンドっていいよね。
慎吾:ずっと7人のキャストで生活を共にしてる感じだよね。中井貴一さんが優しい。とっても優しくて。いろんな方が観に来てくれるじゃない。久々にお会いできる方もいて、すごく嬉しく。堀内敬子さんが観に来てくれた時に、ニューヨークでやった、TALK LIKE SINGING が僕と新納さんと堀内さんだったの。みんな集まって久しぶりですね~とか。
剛:大阪まで行くしね。1回1回違うでしょ。休憩あんの?
慎吾:あります。
剛:2幕構成なんだ。うちは休憩なし。
慎吾:23日、今日。クリスマスですよ。
剛:明日クリスマスイブですか
慎吾:クリスマスもお互いあるんだよね。
剛:休演日だよ、25日慎吾は?
慎吾:わかんない。
剛:ないんじゃないの?
慎吾:じゃあ、どっかで飯でも食おうか。あっ、24が休演日だって
剛:まあでもね、クリスマスイヴとかにさ、クリスマスもそうだけどさ、お客さん観に来てくれるって幸せなことですよね。クリスマスの一大イベントの日にさ僕らの舞台優先してくれてんだよ。
慎吾:なんかあらためて、今ミュージカルやってて、観に来てくれるお客さまが嬉しいね。足を運ぶわけじゃん、劇場って。雨の日とかも。どんなに完璧な舞台でもお客様がいないと成立しないものじゃん。稽古で何ヵ月もやってきたけど、変わるし、反応とかで。
剛:三谷さんは毎回観てるんですか?
慎吾:全部じゃないけど結構来てくださって。道を観に行きたいって。
剛:三谷さん?ほんと?一緒に慎吾と来れば
慎吾:結構大きい、ガタイのいい、こんな人がやるような役を草なぎさんがやることにすごい興味があるって。
剛:ザンパノっていうさ
慎吾:言ってた。ザンパノって役がこうでって。それを草なぎ剛がってのがどうなってるのか、観たいんですって。
剛:嬉しいね、でも、興味持ってくれて。来る日言わないでって三谷さんに言っといて笑
慎吾:ほんとに嫌なんだね。
剛、気になるんだよね、誰でも。来てんのかなぁ、思っちゃうじゃん。思わない?だってやってる時にさ、ふとした時にさ、今日来てんだな、とちょっと思ったりしない?それが嫌なんだよ。気になんだよ。だから、言わないでね。



あのね、あなたたちお二人、なにもわかってない。

クリスマスだから
クリスマスイブだから

大好きな人に会いに行くんですよ
特別な日を大好きな人と過ごせる幸せに酔しれさせてくださいな。


今日のこのラジオの収録は20日より前になるね。だって20日、三谷さんが日生劇場で目撃されてる。その足でヤンチェに行かれたのかな。

三谷さん、
ご自身が演出した『burst』で 草なぎ剛の俳優としての凄さを知ったんですよね。
役者に役が乗り移る瞬間を初めて見たんでしたね。
驚異の集中力も目の当たりにしましたね。

天衣無縫で無邪気な青年が今度はザンパノを演じてます。


彼の中に眠る別の魔物を見つけましたか?
恐ろしいと身震いしましたか?

三谷さんの目に草なぎザンパノはどう映ったのでしょうか。

知りたい。




ここで1曲
ごろーちゃんのソロ
12月21日金曜日からデジタル配信されてます
アマゾンプライムビデオの東京BTHの主題歌
剛:これは、えもんさんが。
慎吾:(笑) なんつった?えもんさんが、ね、つくってくれたんですよ。ゲスの極み乙女川谷絵音さんが。
剛:間違った?
かわたにえもんさんが
慎吾:爆笑
剛:もえんさんでしたっけ?
慎吾:ひとつ選んでください
剛:えもん
あもん、川谷あもん、うん
慎吾:えのんさんです
剛:えのんか、惜しいな、惜しいな。
私も出てますから、10話に。チャプター飛ばして俺のとこ観てください。
すみません、よろしくお願いします。


あのー
剛君に質問します。
川谷絵音さん、ななにー人狼ゲームに来てくださいましたよね。
そのときは、川谷さんにむかって
えもんさん~

て、屈託ない笑顔で呼び掛けたりしてませんよね?(笑)

ぷっすまを思い出してしまいました。
ゲストの方の名まえ覚えてなくてアハハと苦笑いしてるの。
それがあまりにも無邪気すぎて怒る気にもなれない。
まっ、いいか、ってなっちゃうの。

えのんさんですよ。
惜しいな、と悔やんでおりますが、そういう問題じゃないから。

ほんとにどこまでも可愛い方です。


そして、剛くんのご希望にそいまして、チャプター飛ばして剛くんの出てる10話だけとりあえず見た私です。


慎吾:来週は舞台も終わってるし、ついにクリアな声で今年を締め括るんですね。
剛:そうですね、クリアボイスで。
よろしくお願いします。
アモン、エモン、ノモン、カモン(笑)



しんつよ
昔から全然変わらない関係性、
年を重ねて、取り巻く環境も大きく変わったけど
この二人の絆はさらに強くなったかな。
お互いを縛りつけるでもない
干渉しすぎてもない
ほどよい距離を保ちつつ
お互いがお互いの内を知り尽くしてる

こんな人がひとりでもいる人生って素敵。で、ちょっぴり羨ましい

道‐私の千秋楽

f:id:yumipon0524:20181222080920j:plain舞台って観る席によって見方がこんなに変わるものなのね

音楽劇『道』
12月21日私の千秋楽でした。

この舞台から私はどうも嫌われてるようで入場までの道のりが遠すぎた。

友達から手をさしのべてもらい、ようやく道への門が開かれた、そんな舞台となりました

初日観劇 中2階
16日ソワレ2階A席
そして21日1階B列

今日は下から見上げる感じです。
オペラグラスなんか全く必要ない。
顔から滴り落ちる汗、口からも容赦なく違う汗が迸る。
スポットライトを浴びた筋肉が、私にどうだ といわんばかりに隆起する。


自分の人生を真っ向から凝視することを避けてるのか
前をみてるようでも、その目はどこか伏し目がちだ。
冷たく寂しげな光が強烈に放たれてる。
人を寄せ付けようとしない孤独感が纏わりつく。

そんなザンパノは己の頑丈な肉体が唯一の矜持なのか、
鋼鉄の鎖を胸の筋肉で引きちぎり強靱さを見せつける。
だが、強がれば強がるほどその内に秘めた弱さが見えてきて、愚かさが浮き彫りにされてくるんだよ。

それが今日はよくわかった。
オペラグラス越しでは伝わらなかった内なる声が肉眼を通すことで見えた。
肌が感じた。
急に寒気が襲ってきた。
なんなんだ、この感じは。


最大の見せ場のクライマックス

イルマットを手にかけ、ジェルソミーナを置き去りにしたザンパノが浜辺に現れた。

老いたな

と、私、思わず呟いてた。

白髪なわけでもない、
顔に皺が刻み込まれてもない

ただ、自慢であった肉体を衣服で包み、背中を丸め、弱々しく歩いてるだけ。
その姿には、胸をはり空威張りしてたあの威勢のよさは欠片もない。

さすがだよ、剛くん


ジェルソミーナの最期をきいた彼の耳みからあの歌声が離れない。
彼は絞り出すように呻く。
その声はナイフなのか。
自分で自分を突き刺してるザンパノが見えたの。
瞬く間に血であたりが赤く染まってる。
痛みは感じない。
彼を突き刺すのは後悔と懺悔とそして愛。

そんなザンパノの上で綱渡りをしてるジェルソミーナ。



あの無垢で純粋な天使は、二人の、愛に飢えた、人一倍さみしがり屋で強がりで一人ぼっちの男たちをこうして守っていくのね。


考えさせられるラストシーン。
こうして余白をのこして暗闇になった。


再び劇場が明るくなると

そこにはザンパノはもういない。

私の大好きな、剛くんが舞台にたって、観客の大きな拍手に満面の笑みを浮かべてる。
整列してお辞儀をしてと、座長としての指揮をとり、
ほんわか、穏やかで温かな空気が流れていく。
微笑ましくて、重苦しいあの切なさが一瞬にして打ち消されていく。


この見事な切り替えがさらに作品の重みを増してるのだと思うのよね。

ザンパノから草なぎ剛
瞬時にして戻れるのはやはり本物の役者。
仕事人草なぎ剛を堪能した舞台になりました。

いつの日か、今度はイル・マットを草なぎ剛で観たいとの思いが強まってます。

海宝直人さんの演技が素晴らしかった。

この世にあるものは何かの役に立つ

説得力のある台詞回し。
すとんと私の心に染み渡ってきた。

そして、ザンパノと同じく
愛を求めてるのに、
温もりが欲しいのに
素直になれず
相手を嘲笑することで弱さを隠す哀しい男

自虐的笑みを浮かべてる草なぎ剛を観たくなった。


海宝さんの演技が素晴らしかっただけにこの男を剛くんの感性はどう受け止め放出するんだろう、と思うだけで胸がいっぱいになってくる。
ほら、綱渡りしてる草なぎ剛を思い描いて。
それだけでワクワクしてくるでしょ。
私の想像をはるかにこえてくるにちがいない。
どんなイルマットに会えるんだろう。

そんな余韻に浸りながら
私の『道』の扉は閉まりました。

ありがとう、一期一会の出会い。

そして、また、
映画『道』が観たくなった

道 - La Strada -

世界に一つだけの花

The BAY☆LINE│bayfm78│2018/12/13/木 16:00-18:55 http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20181213181148


伊津野さんからとっても素敵な話を聴けた。
二人だけのボソボソ話。

ぷっすまという番組が1998年に始まってあと6ヶ月やれば20年だったのに、目前にして番組は終わった。
これだけ長くやってきて、飲み会は3回しかなく、とりあえず終わります。」

最後の最後まで剛らしいな、というエピソードも。
最後の飲み会が送別会になった。
「ナレーターのイズツさんほんとにありがとうございました。」て、剛が。おれ、伊津野なんだけど、どうなってんだ、剛?

ぷっすまでもゲストの名前覚えなくてほんとに失礼ばかりしてきた剛くん。でもね、それが憎めないというか、許されちゃうのは、彼のあの優しさと穏やかさに満ちた人柄。もうーしっかりしなさい!て誰もが親の気持ちになっちゃうところ、なんだよね。
母性本能くすぐるって言われるけど、まさにそれ。
可愛いったらありゃしない。
甘やかしすぎとのお叱りもたまに受けます。
それもじゅうぶんすぎるほどわかってますが、わかってるんだけど、楽しんでる自分がどうしてもいます。


「草彅剛くんと付かず離れずぷっすまやってて彼らがSMAPを卒業してそれぞれがばらばらに活動します。SMAPというタイトルからぷっすまはスタートしてる番組だからタイトル使えないよね、とりあえず番組終わるよね。みたいな感じで、現場は悲しい感じでもなかった。
剛が、
「騒がしてすみませんでした。でも、自分はこれからひとりで、草彅剛で生きていくけどSMAPで生きてきた自分のなかの経験を生かして自分はこれからはオンリーワンで頑張って行くつもりだ。」と、彼が俺にボソッと言った時に、あれ?このくだり、どこかできいたことあるな。あー、この曲かぁ。みたいな。
彼はそれをある程度地でいってるというか。
SMAP時代ぷっすまで何回か会ったときと、彼がひとりで今頑張ってるとき、日生劇場で芝居も始まる。来週観に行くんですけど。
あの頃も素晴らしいエンターテナーだったけど、今草彅剛として一人の男としてより光り輝いてるし、ナンバーワンになることですらこの世界じゃ難しいのにオンリーワンに着々と彼は歩を進めてることに、すごいこの曲がSMAPのメンバー全員がそこをめざしてるんでしょうけど、とりわけ、僕は草彅剛はこの曲を地で生きてるな。と。ぷっすまという番組を通して彼を知り彼とバイク仲間でもあるけれど、彼の生き様をみながら、僕もオンリーワンになれたらいいかな、思うわけですよ。」



剛くんの思いに溢れた伊津野さんのお言葉に感動しちゃう
そして剛くんがそんな気持ちでいたのかと思うと彼への想いがますますつよくなっていく。

彼は今日生劇場の舞台に立つ日々を送っています。
一期一会の出会いを大切にしたいと言う。
ほら、オンリーワンになりたい思いに繋がっていくでしょ。
彼の言葉に嘘はないから数々の言動はひとつの道になっていくのです。


伊津野さんは、草彅剛こそ、世界に一つだけの花の世界観を地で生きてると力強くはっきりと言ってくれた。

嬉しかったな。


世界に一つだけの花
今や日本国民ならだれでも知る歌となった。
気がつくとくちずさんでいる、そんな身近な歌になった。
SMAPの代表曲。
槇原敬之さんの作詞作曲。
神様がSMAPを通じて伝えたかった歌
SMAPが歌うからこそいいんだ。

https://youtu.be/tQyj7zlzk7k



ノンストップ!でも、
「自分が一番になりたいということだけのために、ともすれば人を蹴落としてそれを手に入れているような時代がちょっと前まであった。『何と嘆かわしいことをしているんだ』というのがテーマ。
SMAPというアイドルがいたことと、そのSMAPに神様から『どうしても歌ってほしいことがある』と言われて生まれた曲であるのは確か。
人がそれぞれ個性を持ったSMAPが歌った歌だからこそ、あの歌の価値になった。SMAPがいなかったらあんなに売れていないと思います」

と話してる。

2016年日本に影響を与えた曲ベスト100でも1位に選ばれた、国民の象徴としての歌といっても過言ではない。

ある時代なり世代なり、あるいは、ある社会なりの代弁者となること、時代や社会に向けて歌を届けること。
SMAPがそれを担ってきた。

俺たちに今なにができるでしょうか。

常に彼らはそう考えてきた。

世界に一つだけの花SMAPからのメッセージ。


この歌、時代が流れ、時が経つにつれ、忘れさられるどころか、広く深く人々の心に浸透していってる。
でも、あまりにも大きくなりすぎて、一番大事なことが置き去りにされてるよ。

世界に一つだけの花
もともと、2002年発売のアルバム「Drink!Smap!」に収録された曲です。
その翌年草彅剛主演ドラマ「僕の生きる道」の主題歌になり、シングルカットの要望が多数寄せられて、シングルとして発売されました。


僕の生きる道の世界観と、この楽曲の世界観が溶け合って、視聴者の心の琴線に触れたの。
中村秀雄の生き方が見る者の心を打ったの。
余命一年を見事に自分らしく生きた一人の男とそれを支えた周りの者の歩んだ道が生きていくことの本当の意味を教えてくれたの。

ナンバーワンじゃなくていい
オンリーワンでいたい。

幸せな人間とは後悔のない人生を生きてる人のこと。
今を大切に生きよう。今を生きるんだ。
妻のみどりさんは、彼を支えて彼を見送るために生きると決めました。

そして、中村秀雄は言います。
「僕は生きた。君がいてくれたかけがえのない人生を。世界に一つだけの僕の人生を。」




この世界があったから、花は生きる命をもらい、
そして、SMAPの本物の心のこもった歌声に乗って、美しさと気品とそして、優しさ、生きていく上で必要な、思いやりの心をもつ、大きな大きな花が開化していくことになる。


忘れないでほしい。

今やれるだけのことをやり、
そして、自分が確かに生きた実感を感じながら満足しながら愛する人の温もりに包まれて旅立った中村秀雄を。

役者草彅剛の名演技が
世界に一つだけの花を見事に咲かせたことを。

僕の生きる道の主題歌にならなかったら、『世界に一つだけの花』は、ここまでの花は咲かせてないと私は思ってます。


世界に一つだけの花

草彅剛主演『僕の生きる道』の主題歌です。

【僕の生きる道】中村先生の素晴らしい結婚スピーチ - YouTube



https://youtu.be/r1PVkkTY75A

しんつよ愛の劇場 12月9日

剛:昨日ごろさん誕生日だね、8日だもんね。
慎吾:えっ?合ってる?
剛:うん、合ってる
しんつよ:おめでとう。おめでとうございます
剛:あれ?もう舞台二人始まってるわ
慎吾:ごろちゃんは?
剛:ごろさん終わった、とりあえず東京は。大阪でしょ、次
慎吾:僕は三谷幸喜さんと日本の歴史というミュージカルをやってます。そしてつよポンは?
剛:僕はデヴィッド・ルヴォーさん演出の『道~ラストラーダ日生劇場でやっております。きのうから始まってんだ。お互い舞台に立ってるんじゃないですか、これ。うん。
慎吾。観にいけるのかねぇ
剛:行けるかな?僕は行けると思う


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3人でバースデーお祝いしたんだね。
真ん中に吾郎さんがいてすごく優しい雰囲気感じてます。
自然な空気が流れててハッピーオーラに溢れてるこの写真
見てると私も笑顔になっちゃう。

そして、3人が同時期にそれぞれの場所で舞台に立つ。
こんな日がくるなんて想像もしなかった。
切磋琢磨してさらにその上を目指していける、そんな、最高の仲間でありライバルでもある人が両隣にいるってほんとにほんとに素晴らしい。
助け合って励まし合って克をいれあって彼らは己の道を進む。
その先に同じゴールが見えてるから今の3人がいる。
そして私もその背中を必死で追いかけてるの。



剛:旅行ね。。うちらも新しい地図の丁度1年の時パリにいたからね。一番最初のムービーで、武器はアイデアと愛嬌というところにルーブル歩いてるんだよね、あるね
慎吾:最近聞いてないんですけど
今行きたいとこありますか?
勿論港区愛はわかってるんですけど
剛:ないですね。疲れるよね、飛行機とか。長くない?あれ。うるさいじゃん(笑)
慎吾:それも含めて楽しいんだよ、旅行は
剛:いやー、辛いよね。パリはほんとによかった。フランスパリは。だから頭から毛嫌いするのは良くないと思ったよね。けど、東京に帰ってきたら自分からは行こうとは思わないよね。
慎吾:飛行機とか大好きだよ。映画なに見ようかな、これしかやってないのか、あれやってんじゃん。見ようかな、でも吹き替えでみるか、映画2本見てよし寝よう、まだ何時間も寝れんじゃん、家にいるときより寝れるーそういうのも楽しいの
剛:あー、ほんと。ないね、そういうの。普通の、地面に横になりたい、そんな感じだよね


ふふふ、
真逆のふたり。
だから自分では絶対思いつきもしない発想をする、お互いの、お互いにない、
魅力にひかれあってるんだよね。
剛くんは慎吾を天才だと言う。
慎吾もつよポンを天才だと言う。叶わないと言う。
そんなしんつよをジェラシー感じながらも見守る吾郎さん。
いいなぁ、この関係性。


剛:今年の大晦日は仕事じゃないんじゃないですか、ねぇ、たぶん
慎吾:うん、まだつよポンは聞いてないか
剛:なんかあるんですか?ないでしょ、さすがに。だってななにーが次の日だもんね。ちょっと時間が違うんだっけ
慎吾:3時。1月1日は3時から。いつもは5時。ちょっと早めに。お正月のちょっとまったりして、31日あけて、なんかやってない?て時間にみなさんにご挨拶を
剛:お詣り行きますか
慎吾:なんかこう、去年はどうしたっけ。アベマがあったのかな
剛:去年行ったね、去年ね、お詣り。そうだ、歌ったんだ。東京タワーの見えるところで紋付き袴着てさ。そのあと、3人でお祓い行ったじゃない
慎吾:お祓い?
剛:あっ、お詣りか。お詣り行ったよ。
慎吾:今年は仕事ないとしたら
剛:行ったほうがいいんじゃない?だってどうせ次の日生放送だからいるわけでしょ。東京にはいるわけでしょ、家にはさ。
慎吾:仕事なかったらほんと。
なんだかんだ仕事があっての、一緒に初詣行ってるよね。仕事ない感じの集まるのはちょっと・・
剛:まあ、そしたらさ、生放送終わりに行けばいいんじゃない。
でも、楽しそうでいいじゃないですか。今年も来年もか。


youtu.be

しんつよ初詣といえば、
必ず思い出す、以心伝心しんつよ~

慎吾ったらこの話を笑っていいとも増刊号でもしたのよね。
紅白終わって、慎吾だけ、東京ドームのカウントダウンコンサートに行ったもんだから
つよポンとはなんの連絡もとってなかったのに

ずいぶん遅くなって神社に行ったら、丁度そこに車が来て、つよポンが現れた

という、まさに運命の出会い。
嬉しいくせに、
“まあいいんですけど、どんだけ合わせてくんだぁ”

なんて憎まれ口叩いてたの。

ノロケたくて仕方ないくせにね。

私はそのエピソードに泣けてきたわよ。
誰も入ることのできないふたりだけの世界

そんな二人の仲の良さを誰よりも目を細めてみてたのが中居くんなの。
今もその絆は変わってないよね。



その恒例のふたりでの初詣に吾郎さんも加わった3人での初詣に変わりつつあるのかな。


慎吾:肉まんあんまん、のけぞり肉まんですよ、ファミマの。ピザマンもうまいのよ。
剛:あれはお母さん食堂じゃないの?
慎吾:違う。のけぞり肉まん。
剛:うまくてのけぞっちゃうの
慎吾:食べて、ほんとに。食べてない?ファミマの肉まん
剛:それ、食べてない。ファミマのチキンは食べたよ。結構貢献したと思うよ。ファミマのチキン
慎吾:チキン?
剛:焼き鳥ね。俺、すげぇ貢献してるから。ほんとにうまいから
慎吾:肉まん食べて欲しい。
のけぞっちゃうよ、気を付けて。のけぞっちゃうから
剛:気を付けますよ。最高じゃないですか。食べましょ、肉まん。正月は肉まん食おう



剛くんがチキン食べた自慢してたけど

youtu.be

ファミリーマートとのタイアップキャンペーンで
ファミチキvs炭火焼とり 販売数量対決実施したんだよね。
焼きとり応援団団長にはじめしゃちょー #私は炭火焼とり派
ファミチキ応援団団長には東海てつやさん #私はファミチキ
そして、剛くんは中間の、#私はファミマ派

私も草彅goodsがほしくてファミマに通ってチキンに焼き鳥買いましたよ。
剛くんの言葉を借りれば、貢献しました。
オリジナルグッズ、わずか1名。その奇跡が我が身におこることをひたすら信じー
まあ儚い夢幻に終わりましたけど。



しんつよミュージックセレクション
今週はつよポン
トータス松本さんのアルバムに入ってる ミュージックって曲。すごいパワーがあるんで大好きです。この曲はすごいいいですね




慎吾:ボヘミアンラブソディ
クイーンのドキュメンタリーというか、の、映画だよね。
剛:俳優さんは有名な人なの?
慎吾:うんとね、でもいろんなとこに出てる人っていってたけど、このクイーン役にはすごい熱をいれて、歯を作っていれたとか。クイーンとしての生活をしようと
剛:今公開中?なんでそんなに評判になってるんですか?
慎吾:だから僕もそんなにクイーン詳しいわけじゃないけど、クイーンを知らない世代とかもこの偉大なる大スターの物語に感動の映画なんだって
剛:実話に基づいてるの?ほんとに
慎吾:そうなんだよね。
剛:あっそ
慎吾:今興味まったく出てないでしょ
剛:ちょっといまいちあれだよね、どういうものか。歌とか歌うの?
慎吾:俳優さんが全部歌ってるわけじゃないみたい。俳優さんこの人だって
剛:ブルーノ・マーズさんみたいな感じじゃない。そんなにみんながいい言うんだったらちょっとね
慎吾:クイーンあんまりだよね
剛:あんまりわかんないよね。
慎吾:そのくらいのアーティストだったら誰ですか。マイケルは言っちゃダメだとしたら
剛:あの、バットマン歌ってた人
慎吾:プリンス。えー、プリンスもあんま知らないでしょ
剛:カリスマ的な
慎吾:だったらマドンナ言えばよかったんじゃない。
剛:あー、だって男でしょ、クイーンて。マドンナ女じゃない
慎吾:クイーンが出てきて。
剛:バンドなんだ。じゃあ、キッスキッスキッス
慎吾:いや、知らないじゃん。知ってるところが欲しいのよ
剛:キッス知ってますよ、バンドだとか、そうじゃないの
慎吾:一番好きな曲なんて曲
剛:キッスの曲知らないもん。メイクしか知らない、メイクしか。クイーンだって知らないもん。どういう曲?聴けばわかるんだね
慎吾:裸でさ、髭こう、白いパンツで
剛:タイツみたいな、髭ちょっとはえ
慎吾:フレディ・マーキュリー
剛:家にその人形あるわ。あるある。もらった。すごい存在感あって。玄関のところとかに、それをわざと置いとくわけ、地面に。そしたら来る客がおーーびっくりするんだよ。持ってる、それ。
慎吾:じゃあ曲いきましょうか。クイーンじゃないけど、曲をかけてみましょうか。この曲聞いてみてください、どうぞ。

youtu.be

ほら
ソファーのうえにいるでしょ。
剛くんを脅かす存在感。
まさにフレディ・マーキュリー
剛くんのYouTubeに時折出演しては私達がざわついているという、そんな謎の物体。
剛くんも彼には一目おいてるのね。
そして、
5歳児さんが顔を出して悪さしちゃうのね。
ドッキリさせて大笑いしてるんでしょ。
そんな顔が浮かんでくるわ。
やんちゃ坊主な剛くん。
そんなつよパパを
冷静な目でみてる、一人娘のクルミ嬢。
草彅家は今日も平和です😁


そしてそして、
慎吾が曲の紹介をひとこともせずに流した曲がこれです



ShinTsuyo POWER SPLASH presents by Hirosima Kensetsu Scenario House│bayfm78│2018/12/09/日 19:00-20:00 http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20181209194417

剛:聴いたことある声でしたけどね。


聞いたことあるとかまあしらじらしい。あなたの声でしょ。慎吾の声でしょ。吾郎さんの声でしょ。


剛:ということでね、楽しいことがまたまた巻き起こりそうなそんな予感しますけど。
もりだくさんですね、今年も来年も

と、さら~と流して終わったけど、楽しいことがまた巻き起こるって

私の、私達の心をワクワクウキウキさせた、この曲のことでしょ。
新曲?ファンミで御披露目しちゃうの?
1月1日のななにーで歌ってくれる?
私達へのお年玉?

あー、あれかな、これかな、
勝手に思いを巡らして楽しむ時間大好きです。
でも、ファンは身勝手だからあまり焦らされると、まだですか?てイラついてくるから(笑)
そのへんのさじ加減がなかなかに難しいところです。
上手に手綱引いてくださいよ、地図さん。

道の幕が上がった

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開演の時間が刻々と迫ってくる。

席について周りを見渡す。
まだ空席が目立つがそれもあっという間に埋め尽くされるんだろうな。

本日12月8日は草彅剛主演舞台『道』の初日。
私の初日も有りがたいことに今日。
席は中2階の端のほう。
どんな感じか不安だった。
けれど、座席についてみて大満足。
肉眼で全然👌じゃないの。
ステージも確かに円形だ。
あそこがオンステージシートになるのかな。
あれじゃいいんだか悪いんだかかなり微妙。演出が見ずらいかもに納得だわ。でも、間違いなく至近距離。至福の時間を過ごせるね。心臓飛び出ちゃいそうだ。
いいともの観覧席に近いかな。
など、想い描いてるうちにステージに役者さんがスタンバイし始めた。

あっ、ルヴォーさんだ。
お隣は脚本家の方かしら。飯島さんのお姿が見えないけど・・
と、関係者席らしき場所に気持ちが残りつつ

さあ始まる

ざわざわしてた客席がシーンとしずまりかえる。
息をするのも憚られるくらいの、なんともいえない冷たい静けさに緊張が走る。
なかなか暗くならない。
なんなんだ、この息苦しさは。

後ろの入り口から2名の客がスタッフに誘導されて入ってきた。
着席と同時に暗闇に包まれた。


舞台『道』幕が上がります。

ピエロの軽妙な動きにクスクスと笑いがおきる。
先程までの途方もない緊張も溶けてゆく。
そんななかでのザンパノ登場。
剛くんじゃない。
役者草彅剛だ。
ザンパノだ。
やさぐれた下品で獰猛な男だ。
なんてこと、シャツの下で筋肉が暴れまわってる
重低音ボイスがその感じをさらに強くする。
一気に場内の和やかな空気が変わった。
独壇場だ。
その存在感たるや、痺れるじゃないの。
酒飲みで女にも弱く、ひとりよがりで身勝手な、まさにクソ野郎。
でも、ほんとはガラスのハート。自分に自信がないから強がってる、可哀想な男。
そんな自分だとわかってるくせに認めたくないから、弱いものを側におき、無理やり押さえつけて従わせようとする。

そんなザンパノに、嫌な思いもさせられながら、心が傷つきながらも離れることができないジェルソミーナ。
ザンパノをひとりぼっちにするのが可哀想だから?そんな生半可な優しさだけじゃないでしょ、そこにあるのは。
自分にとって必要不可欠な存在に変わっていったのよ。
そのことに気付かなくて
ザンパノとはまるで違うイル・マットに気持ちが動いていくその様を、
ジェルソミーナの純粋無垢を、蒔田彩珠さんが見事に演じきってた。

二人の距離感がほんとに切ない。
お互いがお互いを必要としあってることを
失ってはじめて気付くのだから。
後悔してももう遅いの。
ジェルソミーナはこの世にはいない。
自分が見捨てた、見殺しにした。
知らないうちに自分の一部になってたジェルソミーナ。
自分で自分を殺してしまった。
その哀しみ辛さ懺悔いろんな感情が一気に込み上げてきてなんとも言えない嗚咽が劇場内に響き渡る。
重くどっしりと。
泣きわめくのとはまた違う重みで胸が押し潰された。
これが現実
それを見せつけられて恐怖がおそってくる。
理屈を超えたこの感覚に身震いした
なんて役者だ、草彅剛。
またしても魂をもってかれたよ。



そして、闇に包まれた。

場内が静まり返る
そして大きな拍手拍手拍手
カーテンコール何回あったか、わからなくなるくらい、大絶賛の拍手の嵐、
最後はスタンディングオベーション
演出のルヴォー氏と脚本家のマッキンリー氏もステージにあがり、キャストを労ってた。

カーテンコールでの剛くん
もうそこにはザンパノはいない。
私のよく知る穏やかで温かくて優しい微笑みを浮かべた草彅剛さん。
最後の最後に座長草彅剛さんから言葉をいただいた

鳴りやまない拍手のなか

“皆さん今日はありがとうございます。
今日から始まりますので最後までよろしくお願いいたします。
ツイートして拡散してください。
気を付けてお帰りください”



何度も言うけどあのザンパノと同一人物なのよね。
恐ろしいお方ですよ、全く。


それにしても見応え十分。
ザンパノとジェルソミーナとイル・マットの3人3様の心理を見事に演じきった草彅剛さん、薪田彩珠さん、海宝直人さんは勿論のこと、この3人を取り囲むキャストの皆さんの熱演あってメインキャストの輝き。

声の張りが違う。
さすがだなと思わせるその動き
間のとり方
スポットライトを浴びなくても影として存在感を遺憾なく発揮してた。

単なる仲良しこよしではなく、切磋琢磨したチームワークで作り上げた作品でした。

ただ、初日とあって船出したばかり。
音響が大きすぎて台詞が聞こえないシーンもあった。
日々手直ししながら、千秋楽に向けてどこまで進化していくのか、
その回その回でしか見られない一期一会の舞台を各々楽しみながら
天才役者草彅剛がどんな道を私たちに示してくれるのか、ワクワクしながら見届けたいと思います。


草彅剛なりのザンパノで思いっきり板の上を駆け巡ってください。

漣さんじゃないけど、
また新たな新生草彅剛の誕生に立ち会えた喜びに感極まっております。


www.cinematoday.jp



映画の名シーン「道 [最高画質版]」 - YouTube


そして、映画見て、五感が覚えてる劇場内の空気をまた感じて、想いを馳せては熱いものが込み上げてくる。


舞台は生き物とはよくいったものです。

繋がる想い

私今気持ちが揺らいでる。
剛だけに向いていた私の心に違う人がはいりこんできた。
その人は高橋大輔

もともと大ちゃんが好きだった。
ずっと応援してた。
大ちゃん大好きなお茶の間ファンだった。
ソチオリンピックの結果はただただ悔しかった。
それでもあのボロボロの体での演技はいまでもチクリと痛みを感じながらも鮮やかに思い出す。
4年前、ソチオリンピック終えたばかりの大ちゃんは、もう限界だと言った。
笑ってたけどその目には無念があふれてた。
そんな大ちゃんが引退した。
心にすき間風がふきあれた。
時おり目にする情報で
大ちゃんが頑張ってる姿をみて嬉しかった。
アイスショーもテレビで放送されるときはかならずみてた。
でも、想いはそこまで。それ以上の深みにははまらなかった。
沼落ちしたくなかった。
沼は、最高の喜びと同時にふとしたときに寂しさを覚えてしまうから。心の痛みと辛さともどかしさも。
剛沼だけで十分。
でもね、大輔ファンのblogを読んでて
私が大ちゃんに惹かれたのは必然だと思った。
一見全く違う道だけど、根底では繋がってることに気付いた。


12月3日NEWS23で、高橋尚子さんとの3回目の対談が放送された。
振り返れば、大ちゃんの節目節目に高橋尚子さんがこうして彼の心の声を引き出してくれてるんです。

1回目
2008年10月、選手生命をおびやかす大ケガをした。
当時はこの怪我から誰一人として復帰できた人はいない、それだけ大きな怪我だった。
手術は成功、それからのリハビリが過酷すぎた。
すべてを投げ出したくても、大ちゃんは、お世話になって助けてくれる方がたくさんいすぎて、辞めることもできなかった。
彼は2週間ほど姿をくらましました。

そんな弱い自分を乗り越えてのバンクーバー五輪

どん底から見事復活したのです。


初対談から4年後ソチオリンピック後、
どこか遠くを見るような目で
「いったんリセットしないとやっていけない」
と話してた。

そして、今回、現役復帰した32歳の高橋大輔

「長い道のりでしたが、やっとスケートが好きになりました」

うつむき加減で照れたように告白し、そのあと、最高の笑顔を見せてくれた。
この大ちゃんの言葉でファンのみなさんは今までのご自分たちの高橋大輔沼への道が間違ってなかったと確信したのでしょうね。

大ちゃんは
スケートが嫌いになって、スケートから離れたくて、引退の道を選ぶ。

現実から逃れたくてニューヨークへの語学留学。

キャスターや声優、ダンスショーに、歌舞伎との饗宴との活躍も
自分がやりたくてやってたわけじゃない。
夢を手探りで探し続けて
そして、大ちゃんはやっと見つけたの。
自分が自分でいるために今居る場所を。

高橋大輔はまた競技の世界に戻ってきました。
それも、大ちゃん自らが一番欲しかった、スケートが好き て気持ちとともに。



彼をずっと追い続けてきたファンの方々はジェットコースターに乗りっぱなしだと言われてる。
そんな大ちゃんの道は、じつは、ご自分の心に真っ正直な一直線の道なんだよね。


そんな感慨に浸りながら
自分の今まで書いてきた一人言日記を読んでたら、剛への愛が溢れてきた。

剛くんの最大の転機はSMAP解散
何が彼らにおこったのか、
とうしてこうなったのか、SMAPメンバー一人一人の口から語られることはなかった。
様々な葛藤があって、
剛くんも全てが嫌になって、
逃げ出したくなって、
慎吾に二人で南国へ行こうとまで言ったほど。

それでも彼は前に進んだ。
自分を見失いたくないから
ありのままの自分でいたいから
先の見えない道を歩いていこうと決めた。
攻めていこうと。

今の剛くんは生き生きしてる。
長年やってきた番組も終わり、民放での連続ドラマにも出なくなった。
活躍の場はネットの世界に移ったけど
それでも今の彼は生き生きしてる。
その笑顔に屈託がない。
縛りから解き放されて自由に大空を羽ばたいてる。
自分らしく生きてる満足感で満ち溢れてる。


大ちゃん沼に落ち、剛への想いを新たに強く感じてます。

想い人はひとりじゃなきゃ、それは本物の愛じゃない

て誰が決めたの?

その人その人に、それぞれの思いがあるら、

自分に正直に
心のままに
すべてを受け入れて
精一杯の愛を捧げていこう


高橋大輔さんが
バンクーバー五輪で、フィギュアスケート男子では日本人ではじめて表彰台に立ったときのフリープログラムで使用した曲は名作映画「道~ラ・ストラーダ


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その名作を剛くんが舞台で演ずる。

剛くんと私と大ちゃんがこうして繋がった。